ウォーキングはアニソンで

・ウォーキングをはじめて２週間ほど。歩きだすと小一時間は歩けるものですね。辛くはないんだが、伴がいないのは少々寂しい。で、ＭＰ３ファイルを聞きながら歩くことにしている。
・意外に選曲がむずかしい。クラシックでもいいんだが、なんだか歩調が優雅になりそうだ。冬の服装ならそれも絵になるが何とか見られるかもしれないが、この季節では怪しまれるばかりだ。長さからいえばマーラーもよいけれど、良すぎて右手で指揮しそう。第６番４楽章の最後の一発なんか、タイミングをはかりそうだ＊）。いよいよ怪しげ。
・で、アニソン。ただただ歩くには、ちょうどよいお供であると気付いた。なかなかに調子がいいものが多いんですね。好みの曲になると、「これを聞いてから帰ろう」と、少しだけ歩く距離が延びるのが、新たに気付いた効用。よかったらお試しを。もちろん、アニソンならなんでもよいわけではない。聞いていて「ついていけない」のはダメですね。昔から知っているとか、今でも鑑賞に耐えるとかがよさそう。たとえば……
・以前にもリンクしたこちら。さすがに酒井法子は、アイドル歌唱の文法を心得ていて、たった２拍の延ばしで見事に表情をつけます。そのあたりが聞きどころでしょうが、我が身を振り返ればちょっと気恥ずかしい。でも、彼女の声を聞いて、元気に仕事や勉学に向かえた人も多かったでしょうね。偉人ではあるのだ。　
・「100mphの勇気」「ありったけの情熱で」もよい曲ですが、オジサンにはちとまぶしい。試聴はこちらから。
・２枚目にある飯島真理の「愛・おぼえていますか」（試聴はこちらから）も、その昔（1984年？）、大いにはやったいい曲……と思っていたが、歌い方が素朴で物足りないことに気付いた。それしにても、これだけ曲が入ってると、半分近くはソリが合わないものですね。
・もう一つ、ルパン三世のＴＶスペシャル主題歌集（１／３くらいに試聴サンプル）。私たちの世代だと、小学校のときにテレビの第１シーズンをやってましたから、刷り込まれてますね。ただ収録曲は1980年代以降のもののようです。
１曲目。かっこいいですね。さすが大野雄二。
４曲目。学生時分からファンなので、実はこの曲目当て。なぜかアルバム未収録なので。
５曲目。和製シャーリー・バッシー。歌詞はもう一つか。
６曲目。おしゃれ、かつ、ソウルフル。
14曲目。のぞみ以前なら新幹線イメージソング候補？。声も好み。坂上さん、アルバムはある？
16曲目。これもスリリングで爽快。

＊たとえば、こちらで御確認いただけます。学生本邦初演！　当時だと、マーラーは、第１番「巨人」以外は、日本のプロのオケもおいそれとは演奏できなかったんじゃないでしょうか。名演です。