『東京家族』予告篇
・う~ん、なんといいますか・・ 内容はさておき、こういう作品があること自体、考えてしまう。まあ、BSでやったのを録画して見ているので、大層なことを言える立場ではないですが。
・最初の、東急電車のカットからして「なぞりですよ」と言っているわけだけれど、現代風じゃない言葉づかいとかも気になります。そこまでせんでも。『東京物語』の現代版というか、なぞりですか。小津監督への頌歌・・・ 換骨奪胎して同趣の問題意識を突きつけるのが、本当のオマージュじゃないのかなあと思うんですが。
・そうなってしまう背景には、「失敗の許されない現場」というのがあるんでしょう。安全圏で作るしかない映画界。むぅ。小津監督は、そうした状況に喝采を送ってくれるのかなあ。
・夏川結衣さん、お医者さんの妻役で出てますね。なんだか、好きだな。そういえば『孤高のメス』では看護士役でした。とても印象に残った。好きな映画の一つですが、ひょっとして、これにも元ネタ的なものがあるのかな。
映画『孤高のメス』予告編