団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

老マニュアルウイングロード 

2018-11-15 18:35:48 | 日記

 老愛車ウイングロードはとうとう34万kmを超えた、1万㎞毎に最後はピタリと0kmに合わせようとしたが34回機会が有っても、遂に果たせず、来年1月15日がこの車の車検期限です。平成16年から14年間良く走って呉れました。このウイングロードを最後にどうやら日産ともお別れになると思います。免許更新が85歳になる来年9月ですから、例え免許が更新できてももう無理に運転することも無くなりますので・・このウイングロード迄のニッサン車はサニーの頃から、ディーゼルを含めて何台目になるのでしょうか・・事故も度々ありましたが・・車の前側より後部の傷が多い訳はバックが苦手で教習所内の実施運転試験でも車庫入れには苦労していましたが、私が時間をかけて何度でもバックを繰り返してから入れるので、教習員から「慎重運転で良いですね・・」と逆に褒められた?ことも有ります。教習員が皮肉を言う訳はないので・・

又、貰い事故も度々、或る年は女性に次々と、それも中年以上のおばさんに続けてぶつけられて、修理屋から「女難の相が有るんじゃない?」なんて言われて、事故なのに変にうぬ惚れた事も有りました・・マニュアルウイングロードの思い出は尽きません。

免許取得以来、幸運にも人身事故は1度も起こしていなかったので、相手にお見舞いに行ったりした経験は有りません・・又自分も事故で入院した事も有りません・・胆石で苦しみ抜いて一夜入院した事は有りましたが・・

 車が大好きなのでしょうか、車で何処か遠くへ行くのは苦にしません、車の調子はいつも最高に心掛けて来たので・・然し近頃は1日仕事で出掛けると疲れが激しくなってきました。以前は毎年数回は妻を乗せてドライブに、時には2泊3日で出掛ける事も楽しみでしたが、近頃はツアーの旅行のパンフやらカタログを見て、アチコチ今迄行ったことのない地域、食いしん坊の私ですから例えば北海道であれば先日地震に逢った鵡川のシシャモを食べに、札幌へ泊ってフリーの日に・・なんて考えるだけで未だ一つも実現していないので・・妻に話しかけても、お金が掛かるのを心配しているのか、あるいはウイングロードの後の車が幾ら掛かるのか、これも気になるのか・・

それでウイングロードの面倒を見てくれている修理工場の専務に、「今から程度の良い軽の中古車を探して呉れないか・・」過去10万kmを超えたウイングロードの車検を2度に渡って通してくれた若い2代目専務は前回車検時に「このウイングロード最後の車検で・・」と条件付きだったので・・

今回は「解りました・・」で、キッと良い車を見つけてくれるでしょう。

専務と別れて、修理屋の古参s君に「軽のパンフレットを何枚か呉れない・・」「どうぞお持ちくださいな・・」と奥の方でニコニコしています。軽のパンフレットと言っても何れも40ページもある分厚いもので、中を見ると皆キレイな新車(当り前だが・・)の写真と、所々に価格が載っているのを見たら・・「結構、高いんだな~・・」

昔は軽と言えば小さくて車内が狭い、税金がかからない、燃費が安い、そして何より価格が安い位しか認識が無かった私には驚くほど高い価格に内心ビックリ・・今のマニュアルウイングロードは幾らだっけかと考え込んでいたら、S君「性能が良くなっているからね~・・そうか軽でも普通車と変わらない程に性能が良くなっているのだ・・

10種類程のカタログの中から此の修理工場の社長の名前が鈴木と言うので、そのせいか知らないがこの店の主力販売車がスズキ自動車だとは承知していたので、「スズキ、スズキと・あれ~?スバルのパンフレットが有るねえ・・」たった1冊だがスバル自動車のパンフレットが有ったので「懐かしいな~スバルっていい車なんだよね~・・」

馴染みの客、即ち私ですが、スバルに興味を持った私を見てか、奥から出て来てパンフレットの中から「もう一つこのパンフレットの車もお薦めなんですよ~・・」と今度はスズキのハイブリッドみたいなパンフレットを私に呉れて・・中々高級のようで(私には高級に見えた・・)結局都合5冊のカタログが私の手の上に載ってしまった・・何だかもう軽の高級新車が手に入ったような感覚で・・

久し振りに車の買い替え時の思い出が・・そうアレは14年も前に遡ります・・前のウイングロードを今のウイングロードに買い替える時の思い出です・・当時の日産の営業員・・10年も前の事、Sさんは大変熱心な人で粘り強く何度も何度も団地の我が家を訪問しては「お車の調子は・・何か気になる事は・・」と決して「今度の新しい車はいかが・・」等と車の売り込みの話は一度もしたことが無い・・とうに買い替えの時期に来ているのにも関わらず・・その代わりと言うか、来るたびに帰り際、さり気なく新車のパンフレットを置いて行くのです・・

自分も永年営業の仕事をしてきた経験が有るから・・もっと以前には働きながら大学を出て就職難の当時、一時期オートバイのセールスのひよっこみたいな事も経験しているので、セールスマンの気持ちは充分承知していますから余計にSさんが気になっていましたが・・

「貴男以外の人からは車は買わないから、もう家へ来なくても、買い替えの時はこちらから電話するから・・」妻も「そうよ、必ず電話して来て貰うから・・」それでも彼は何度も来てくました・・お金も無かったし、その時やっと手に入れたウイングロードが今のマニュアルウイングロード・・当時はもうオートマの新車が主流になっていた頃でしたが、電話して我が家へ来て戴き・・即座に契約したのは勿論の事、以来何年も営業所へ行くと歓待して戴いたのはSさんにとっても印象に残る顧客の一人だったからでしょう。

Sさんはその後船橋営業所の所長に栄転していったと聞いて「良かったな~、彼ならきっと成績を上げていつかは・・」と話し合った二人なのです。

稀勢の里残念ですが、初日に膝を怪我していたとは・・我慢して土俵を務めていたとは知らなかったが・・日の丸横綱らしいが、連敗中腰の高さが気になっていたのですが、本人も再起を願い、私達もそう願いたいとは思いますが・・今度土俵に上がる時は腰高でない横綱を見られればと・・

 


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