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故事成語「怒髪冠を衝く」

2016-02-29 09:41:42 | 故事成語

皆さんこんにちは!

今日も故事成語紹介行ってみましょう!

今回紹介するのは「怒髪冠を衝く(どはつかんむりをつく)」

意味は「激しい怒りによって、髪の毛が逆立ち冠をつきあげること」、「それほど、激しい怒りであること」。

字は少し違いますが、同じ意味で「怒髪天を衝く」という言葉もあり、こちらの方が聞いた人は多いと思います。

 

かつて、漢(かん)の国の王である劉邦(りゅうほう)と天下を争った、楚(そ)の国の王項羽(こうう)は、

会見の時に彼の軍師である范増(はんぞう)の指示に従い、剣の舞にかこつけて劉邦を殺害しようとしました。

そうれを知った劉邦の家臣である樊かい(はん)は、髪を逆立て、怒りの顔つきで目を輝かせ、

項羽をにらみつけたことで項羽は殺害を実行できずに、劉邦は助かったそうです。

 

この「怒髪」というのは怒りのために逆立った髪の毛のことを指すそうで、

髪の毛が逆立つほどの激しい怒りを「怒髪冠を衝く」という言葉で表したのでしょう。

 

そりゃそんなのににらまれたら出来るものも出来なくなりますよね(笑)

怖いですもん。

 

それでは、今回はここまで!ではでは!

 

そういえば、怒りで髪の毛が逆立つ、というと、某人気漫画の戦闘民族が真っ先に思い浮かぶのですが、

作者の方もこの言葉を意識したのでしょうか。

 


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