皆さんこんにちは!
皆さんは、「鳩時計」を見たことはありますか?
最近では「画像や絵で存在は知ってるけど、実物を見たことは無い」と言う人も増えてるんじゃないかと思います。
今回はそんな鳩時計の意外な雑学を紹介!それではご覧ください!
・鳩時計は「ハト」じゃない!?
鳩時計と言えば、時間になると「ポッポー、ポッポー」と鳴き声とともに
時計からハトが出てくる仕掛けが一番印象的ですが、
実は鳩が出てくるのは日本だけなんだそうです。
鳩時計の生まれ故郷であるドイツでは、出てくる鳥は鳩ではなく「郭公(カッコウ)」。
ハトは、日本に輸入されたものをコピーして販売する時に、カッコウから差し替えたものだったんです。
何故差し替えたかと言うと、カッコウは日本の商人の間では「閑古鳥(かんこどり)」
という別名で呼ばれ、イメージが悪かったから。
なので、代わりに日本人になじみのある鳩に差し替えたのだとか。
ちなみに日本では縁起の良くない格好ですが、ドイツでは
「カッコウの声を聞いたら、小銭入れを振ってジャラジャラと音をさせると金運が上がる」
と言う言い伝えがあり、むしろ縁起のいい鳥として親しまれているそうです。
・海外で「鳩時計」と言う名前はあまり好まれない
鳩時計(本来はカッコウ時計)と呼ばれているのは、本場ドイツの時計工房の人も知っているそうです。
しかし、鳩に差し替えられたのを快く思っていない人もいるそうで、
中には日本人がドイツで鳩時計を探して聞かれた時に、
「鳩時計ではなくカッコウ時計に訂正しろ!」
とドイツ語で怒った人もいるのだとか。
自分たちが作ったものだから誇りもありますし、
それを差し替えられたらやはり気分のいいものではありません。
皆さんもドイツで鳩時計を買う時は、注意してくださいね。
皆さん、いかがだったでしょうか。
考えてみれば、日本でも鳩が出てくる時の鳴き声もカッコウのものでしたね。
ハトの鳴き声は「クルッポー」とか、「ホーッホーッ、ホッホー」とかで、
時計の鳴き声とは全然違いましたし。
ハトの形で聞こえるから、そう刷り込まれてたんでしょうね。
それでは今回はここまで!ではでは!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます