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雑学紹介「鳩時計」

2016-07-31 10:25:26 | 雑学

皆さんこんにちは!

皆さんは、「鳩時計」を見たことはありますか?

最近では「画像や絵で存在は知ってるけど、実物を見たことは無い」と言う人も増えてるんじゃないかと思います。

今回はそんな鳩時計の意外な雑学を紹介!それではご覧ください!

・鳩時計は「ハト」じゃない!?

鳩時計と言えば、時間になると「ポッポー、ポッポー」と鳴き声とともに

時計からハトが出てくる仕掛けが一番印象的ですが、

実は鳩が出てくるのは日本だけなんだそうです。

鳩時計の生まれ故郷であるドイツでは、出てくる鳥は鳩ではなく「郭公(カッコウ)」

ハトは、日本に輸入されたものをコピーして販売する時に、カッコウから差し替えたものだったんです。

何故差し替えたかと言うと、カッコウは日本の商人の間では「閑古鳥(かんこどり)」

という別名で呼ばれ、イメージが悪かったから。

なので、代わりに日本人になじみのある鳩に差し替えたのだとか。

 

ちなみに日本では縁起の良くない格好ですが、ドイツでは

「カッコウの声を聞いたら、小銭入れを振ってジャラジャラと音をさせると金運が上がる」

と言う言い伝えがあり、むしろ縁起のいい鳥として親しまれているそうです。

 

・海外で「鳩時計」と言う名前はあまり好まれない

鳩時計(本来はカッコウ時計)と呼ばれているのは、本場ドイツの時計工房の人も知っているそうです。

しかし、鳩に差し替えられたのを快く思っていない人もいるそうで、

中には日本人がドイツで鳩時計を探して聞かれた時に、

「鳩時計ではなくカッコウ時計に訂正しろ!」

とドイツ語で怒った人もいるのだとか。

自分たちが作ったものだから誇りもありますし、

それを差し替えられたらやはり気分のいいものではありません。

皆さんもドイツで鳩時計を買う時は、注意してくださいね。

 

皆さん、いかがだったでしょうか。

考えてみれば、日本でも鳩が出てくる時の鳴き声もカッコウのものでしたね。

ハトの鳴き声は「クルッポー」とか、「ホーッホーッ、ホッホー」とかで、

時計の鳴き声とは全然違いましたし。

ハトの形で聞こえるから、そう刷り込まれてたんでしょうね。

 

それでは今回はここまで!ではでは!

 


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