北陸の福井市にも、路面電車が走っていました。路線は、田原町から武生新の一本のみですが、市役所前から福井駅前に、数百メートルの枝分かれ線があるだけです。上の写真は場所は、その福井駅前付近です。そして田原町から福井新の手前までが軌道線で、その先が鉄道線になります。という事で、路面電車の姿は、福井市内の数キロだけです。
この福井鉄道の路面電車を見ていると、いろんなスポンサーが描かれた、カラフルなデザインカラーが楽しめます。見る限り活気があり、市民に愛されている鉄道ですが、時代の流れと自動車普及に伴い、やはり廃線になりかけた時もあったようです。ところが京福線の事故をきっかけに、もう一度この福井鉄道が見直されたとの事です。 カラーリングも華やかですが、コンパクトで可愛いデザインの型をしています。
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みなさんソースカツ丼食べた事ありますか?ソースカツ丼といえば、長野県が有名ですが、実は福島県の会津若松市も、ソースカツ丼が名物です。会津若松市のあちらこちらにソースカツ丼の幟が立っていて、ソースカツ丼マップまであります。そして会津若松市のソースカツ丼は、結構お肉にボリュームがあり、丼からはみ出している物もあります。おまけにお肉が残っていると、ご飯のおかわりを勧めてくるお店のあります。大食いの方には、たまらない町ですね。
そしてもう一つ、ソースカツ丼と言えば福井県を忘れてはいけません。福井県福井市に、ヨーロッパ軒総本店という洋食屋さんがあり、実はここが元祖ソースカツ丼のお店です。このお店の創業者の方が、大正2年にこのソースカツ丼を発表したのが始まりで、それが現在に受け継がれているようです。元祖ソースカツ丼とはどんな物なのか、福井市を訪れて見ました。
真新しい JR 福井駅を出て、県庁方面に歩いて行きました。驚いたのが、福井県庁です。お堀に囲まれていて、福井城跡に建てられていました。そんな県庁 他には無いですよね?そこから大きな交差点をわたり、4本目の路地を右に入っていった右角に、ヨーローッパ軒総本店がありました。よく見ると、名前が凄いですね。ヨーロッパですよ・・・。
お昼12時前の店内に入ると、1階は満席近いお客さんでした。そうすると僕は自動的に、2階の席に案内されました。狭い店内ですが、2階はまだ満席にはなっていません。メニューの種類は沢山ありますが、ここはやはりソースカツ丼のセットを注文しました。
待つこと数分。思ったより早く、ソースカツ丼が登場しました。皆さんの知っているソースカツ丼のカツはどんな物ですか?肉厚でジューシーな豚肉が、サクサクの衣をまとい、キャベツの千切りの上にドーンと並んでいる物ですようね。が目の前にあるのは、薄い豚肉に衣を付けて揚げた物が、丼のご飯の上に数枚のった物でした。正直申しまして、事前に調べていたので、このソースカツ丼は知っていました。だから逆に興味を持ち、食べて見たくなったわけです。
薄いカツには、すでにタレが染みていて、薄っすらと甘辛い味がしました。写真のソースカツ丼と味噌汁の真ん中に、小皿に付けダレがありますが、好みによってさらにこれに付けて食べて下さいと説明がありました。食べる度に、少し付けながら食べました。これはご飯が進みますね。ボリューム感はありませんが、脂っこくなくて食べやすい。ご飯をもてあましそうですが、そこはしっかりと秘伝のタレがカバーしてくれました。
これが大正時代の味としたら、当時は贅沢な西洋料理だった思います。
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やって参りました、ヤマザキランチパック です。
今回のランチパックは、十勝産あずきクリームです。僕はこの十勝産あずきを、何度も食べてきました。今まで60種類以上のたい焼きを食べて来ましたが、あんこにこだわっているお店は、この十勝産のあずきを使用しています。生産量が多いという理由だけで、十勝産のあずきが使われているのでしょうか?最近「たい焼きを探しに・・・」で、大阪の野乃屋 えびす庵をご紹介しました。そのえびす庵のホームページでは、「小豆は日本一美味しい、北海道十勝産の小豆を使用しています」と書かれていました。たい焼き屋さんが絶賛するくらい、十勝産あずきのあんこは美味しいという事ですね。それをランチパックがクリームにして、パンの中に閉じ込めました。早速どんな美味しさなのか、食べて見たいと思います。
いつものようにランチパックの袋を開け、中から一枚取り出しました。そしてランチパックの角をひとかじりすると、中からあんこではなく、あずき色のクリームが現れました。これが十勝産小豆の甘納豆入りクリームのようですが、これを見て味を想像できますか?あずき色のクリームの中に、あずきの粒が入っています。それ程甘くはありませんが、あっさりとしているわりに、あずきの味がしっかり感じられます。この味どこかで食べたことがあると思ったら、そうそう井村屋のあずきバーの味に似ています。同じあずきなので、似ているのはあたり前ですが、あの味がランチパックに入っていると思って下さい。今までのランチパックにはない味です。
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以前に池袋にある福義を,、この「たい焼きを探しに・・・」で取り上げました。福義のたい焼きは、業界でも珍しい半自動のたい焼き機を使用していました。ところが最近東京のど真ん中で、全自動で焼きあがるたい焼きがあると聞き、早速行って見ました。
東京駅の八重洲に、大丸があります。地下1階には沢山のお店があり、それに伴って沢山の人が訪れています。その一角に、今回のたい焼き鉄次がありました。たい焼を全自動で焼く訳ですが、いったいどんな方法なのでしょう。と疑問を抱きながら、お店の前に行って見ると、小窓の奥にデカイ機会が置かれていました。そこをよーく見ると、型に生地が流し込まれ、あんこが乗っかっていました。う~ん?でもその形が、何故か丸い・・・。たい焼きって、鯛の形をしているからたい焼きというのでは。ちょっと首を傾げましたが、とにかくその丸い物を買うことにしました。
思った程お客さんが並んでいなく、すぐに買うことが出来ました。考えてみたら、全自動という事で、出来上がるのが早いわけですね。そのたい焼き鉄次のたい焼を見ると、丸の中に鯛の形がくっきりと描かれていました。確かにたい焼き、でも・・・・?お味はというと、薄皮に焼かれた皮の中に、粒あんがギッシリ詰まっていました。ちょっと甘めの、でもくどくない甘さです。和菓子としては凄く美味しいです。
「こんなたい焼きあるんだよ」と話のネタには最高です。でも目を閉じて食べると、何を食べているのかわからなくなるかも?ぜひ口にくわえている丸いたい焼きの、絵柄を見ながら食べることをお薦めします。でもこのたい焼きは、残念と言うべきか、さすがと言うべきか、人の手で焼いたたい焼きと変わらない美味しさです。
※ 2020年8月末に閉店されました。独特な丸い形のたい焼きでした。
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やって参りました、ヤマザキランチパック です。
今回のランチパックは、山ぶどうゼリー&ホイップです。久しぶりに、山ぶどうという新しい物が出てきましたね。今まではみかんやメロンそしていちごなどを、アレンジを変えて出して来ていました。そういえば僕がこのランチパックを食べ始めてから、ぶどう系の物が有りませんでした。
そして今回のランチパックは、岩手県産の山ぶどうを果汁ゼリーにしています。何故に岩手県産かと調べたところ、なんと岩手県八幡平市は、全国で一番の山ぶどうの産地ということがわかりました。いや~勉強になりますね。さすがヤマザキさん、目の付け所が違いますね。
それではいつものように、ランチパックの袋を開け、中から一枚取り出しました。そしてランチパックの角をひとかじりすると、中に紫色の山ぶどうと、白い色のホイップが見えました。これを見ると、普通のぶどう(グレープ)でもいいような気がします。そしてもうひとかじりすると、ぶどう味・・・いや山ぶどう味のゼリーが出て来ました。なるほど!山ぶどうの小さな粒の感じを出す為に、果汁を小さなゼリー状にしているわけですね。ホイップの滑らかさの中に、ゼリーのつぶつぶとした食感が交じり合い、甘酸っぱさがとても美味しく、そしてなかなかの演出です。
普段そんなに山ぶどうを口にする事はありません。今回は気分だけでも、山ぶどうを味わえました。
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大阪市内を歩き回り、時刻は夕方近くになりました。梅雨の合間の晴れという事で、さすがにこの日は蒸し暑いです!それでも懲りずに熱いたい焼きを食べ歩きをする僕です。
阪神本線野田駅を出て、国道2号線の大きな交差点をわたります。そして高速道路の下の大きな道を歩き、一本目の右側に入る細い路地の所に、高級たいやき専門店のなにわ堂さんがありました。人通りが少ないように思いましたが、すぐそばに庶民的なアーケード商店街がありました。
味覚と胃袋をリセットして、高級たいやき専門店のなにわ堂さんの店の前に立ちました。どこの店もそうですが、店の前に立つ前の数歩が緊張しますね。そしてお店のご主人の「いらっしゃい」の一言で、スーッと僕の肩の力が抜けます。早速、なにわ堂さんのたい焼きを注文するわけですが、お店の所に「冷製たいやき」の文字が目に入りました。う~暑い時には冷たい物にかぎるとい思い、このたい焼きを注文しました。
透明な袋に入った白いたい焼きは、いつものモチモチの白いたい焼きとは違います。まだ冷えきっていないけれど、それでも気分だけでも冷たいのでオッケーです。お店のご主人と話をしながら、冷製たい焼きをほうばっていると、「内の店のお薦めは、こちらの温かいたい焼きです」と言いました。今食べている冷製たい焼きは、薄い皮であんこが冷たくて、しっとりした食感が美味しいです。ご主人が。温かいたい焼きがこの店のうりというなら、これは食べない訳にはいきません。当初一匹だけと考えていましたが、まだ胃袋に余裕があるので、なにわ堂さんお温かいたい焼きを、大阪ラストのたい焼きにする事にしました。
それが上の写真のたい焼きです。あんこが透けるくらいの薄皮ですが、このお店の焼型は連式でした。早速食べて見ると、思ったとおりパリッとした薄皮で、これは天然物に近い食感です。それもただ薄いだけのパリット感ではなく、皮の材料にも何かひと工夫ありそうです。中のあんこにしても、最初は甘さ控えめですが、のみこんだ後の喉に感じる甘さがありるので、あんこも随分と工夫がなされていると思われます。ご主人いわく「努力していますからね」との事。それがこの一匹のたい焼に現れていました。確かに、最初食べた冷製たい焼きと温かいたい焼きは違いました。
夏場のたい焼き屋さんは、作るのも売るのも大変です。だから冷たい物で、何とか売り上げUPを試行錯誤しています。美味しいたい焼きなら、汗をかきながら温かいたい焼きを食べる事をお薦めします。
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大阪 のたい焼きは、まだまだ続きます。歴史的にも有名な大阪城にすぐそばに、 JR 森之宮駅をがあります。大阪城公園の交差点から、上を高速道路が走る中央大通りを東に歩きます。1つ目の交差点をわたり、やや上り坂になった先の左側に、今回お邪魔した鯛焼一歩一歩さんがあります。今の時期は、氷 の旗がなびいているので、近づくにつれて見えて来ると思います。
お店は小さいけれど、外観の造りがこっていて、なかなかオシャレです。早速お目当てのたい焼きを買う事にします。定番のつぶあんを買おうと思いましたが、そこに期間限定の文字が目に入りました。どうもこの文字に弱い僕。6月販売開始になったばかりの、黒ごまあんを買う事にしました。
ここのお店は簡易ベンチはあるものの、ご覧のように食べるスペースがないので、買ったたい焼きを歩きながら食べる事にします。熱いたい焼きの入った袋を手に持ち、食べ頃になるのを待つのも楽しみです。数十メートル歩いた所で、たい焼きを袋から出しました。そして程よい熱さのたい焼きの頭をガブリ。この鯛焼一歩一歩さんのたい焼きは、昔ながらのやわらかいたい焼きです。ふわふわの皮の奥に、黒く光る黒ごまあんが見えます。この黒ごまあんを食べると、粒が細かい為か、パサパサした食感があります。でも凄く黒ごまの風味が感じられ、甘さも丁度いいです。そしてこの黒ごまあんが、このふわふわの皮にとても良く合います。黒ごまのセサミンパワーで、もう少し大阪の街を歩く事が出来そうです。
ここ鯛焼一歩一歩さんの営業時間が現在PM14:00~PM19:00です。ネットで検索すると、PM 12:00からになっている物もあるので注意して下さい。実は僕もその時間に行ったら、まだ開店していませんでした。この日 JR 森之宮駅からの2往復した訳ですが、黒ごまあんでパワーが回復しました。
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大阪の名物といえばたこ焼きですが、そんな中にもちゃんとたい焼き屋さんが有りました。
JR 天満駅近くに、天神筋商店街があります。ここはアーケード街になっていて、とにかく距離が長い。その分多くのお店が建ち並んでいるわけですが、実際に歩くともう~大変。この先どこまで続いているのか不安になりました。
そんな天神筋商店街に、たい焼き屋さんがありました。 JR 天満駅を天神筋商店街に出て、北方向に歩い行くと、確か二本目と思いましたが、そこの路地を右に入ったすぐのところに、野乃屋えびす庵さんがあります。この路地、人がすれ違うのがやっとの幅で、お店の写真を撮るのにも、真正面は無理です。なので、ご覧のような写真になってしまいました。
ここのたい焼きは、一本焼きの天然物です。早速買って食べて見ました。意外に小さいたい焼きで、一本焼きならではの皮がパリッとしています。そして中のあんこも、甘さ抑え目の丁度いい美味しさです。そういえばこの野乃屋えびす庵さんのたい焼きを口に入れた瞬間、昔駄菓子屋で味わった事のある、なんとも甘い懐かしい味がしました。その味を確かめたく、小刻みに食べてみましたが、それは最初の一口だけでした。う~気のせいかな?
野乃屋えびす庵さんのたい焼きは、関東の定番の天然物のたい焼きとは違いました。「うちの店のうりはこれ」とたい焼きの型を見せてくれました。狭い店内で、一本焼きの長い型を転がすのは大変かも・・・頑張ってください。
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食い倒れの街大阪で、少しお腹に溜まる物が食べたくなり、ぐるぐると歩きまわりました。時々ラーメンのいい香りが・・・道頓堀で有名な金龍でした。ラーメン食べるには、ちょいと暑すぎる。出来たらご飯物がいいと思い、あちらこちら歩いてみました。いまひとつ決め手に欠けていると、道頓堀から大きな通りに出た所に、写真の看板が目に止まりました。カレーか・・・と思いましたが、看板に「高級和牛肉使用」の文字を見つけた僕は、ここにしようと決断しました。がしかし「大阪まで来てカレーかよ」と、心の奥で否定する自分もいました。店の中を覗くと、お客さんが一人こちらに背を向けていました。僕の心の中では、エンジェルとデビルが行ったり来たり?ある意味優柔不断といえばそれまでですが、大阪にこだわる気持ちも捨てきれません。う~数分後、僕はデビルを蹴飛ばし、店の中に入りました。店内にはウェイターさんがいて、昭和の洋食屋さんといった感じでした。
そのウェイターさんが注文をとりに来ました。勿論看板にかかれていたカレーが目当てですが、あらためてメニューを見ると、ちょっとお高いビーフカツカレーがありました。カレーだけでは物足りなく思えたので、ここはふんぱつしてビーフカツカレーを注文。と言っても、高級和牛肉を使用している割りに、お値段はそんなに高くないように思えます。
しばらくして、待望のビーフカツカレーが登場。シンプルなお皿の真ん中に、ビーフカツがドーンと置かれています。カレーもシンプルで、色合いも普通です。早速カレーをスプーンですくって口の中に入れてみると、あっさりとした口当たりでしたが、後から辛さがじわりとわいて来て、味に深みを感じました。これが老舗のカレーかと言わんばかりの美味しさです。その時はまだ、ここのお店が老舗とは知りませんでした。そしてビーフカツですが、中の牛肉が軟らかく、噛むと肉の旨みがジューと染み出てくる美味しさです。これがこのカレーと良く合い、ビーフカツの旨みがカレーの辛さを和らげてくれる感じです。
いや~ホンと食べてよかったです。ここはり重さんは、永く大阪の人々の胃袋を満足させてきた精肉店で、そのお肉を使用しているのならば、これも立派な大阪の味ですね。
今回僕が食べたカレー店は、はり重の軽食レストランで、下の写真の赤と緑の屋根の所です。精肉店をはさんだ反対側には、お座敷のある洋食レストランがありました。下の写真の真ん中から左側に、白い暖簾がかかっている所です。はり重のステーキは洋食レストランで。
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さて昨日の予告どおり、大阪名物と言えばたこ焼きです。勿論の事、道頓堀の通りには、たこ焼き屋さんが沢山ありました。大阪に来たからには、やはり名物のたこ焼きを食べて帰らねばと思い、とりあえず美味しそうなたこ焼き屋を探す事にしました。正直申しまして、それ程たこ焼きの味に差はないと思いますが、それは関東人の思い込みでしょうか?大阪の人に言わせれば「全く違うわ!」と怒られそうです。
たこ焼きの美味しさの違いの基準が分からない僕は、ある一軒のたこ焼き屋さんが目に止まりました。その店構えが大阪っぽいと言えば大阪っぽい派手さで、それが上の画像の 赤鬼 という たこ焼き屋さんです。ホンと目立ってなんぼの世界とは、こういう事を言うんですね。その時も、テレビと思われる取材が来ていて、僕は少し離れた所でその様子を伺っていました。取材が来るという事は、それなりに知名度のあるたこ焼き屋さんと判断し、その様子を見ているうちに、早く食べて見たいという衝動がわいて来ました。
店先に人もいなくなり、赤鬼のたこ焼きを食べるぞ~と店の前に立つと、なにやらカップに入った涼しげな物がぶら下がっていたのです。その日の大阪はやや蒸し暑かった事もあり、つい冷たい物に目が行ってしまうのは仕方ない事です。それはいかにも冷たい氷のようでしたが、念の為「これなんですか」と訪ねたところ、これもたこ焼きという事でした。その写真を見る限り、たこ焼きに氷が乗っていて、甘いシロップで食べる物と思いましたが、ところが中の黒い汁はだし汁との事です?どう見ても、みかんとさくらんぼがトッピングしてあるという事は、これは冷たく甘い物と思ってしまいますよね・・・。お姉さんが「まずは食べて見て」と言うので、物は試しと思い即注文しました。その後そのお姉さんが衝撃的な事を言いました。「ワサビ付けますか」・・・「ワ・ワサビって?」まだ僕の頭の中では甘い物モードのままなのに、そこにワサビと言われて、僕の味覚回路がショートしそうでした。「ワサビ付けると一味違うよ」と勧めるので、もうどうにでもなれという気持ちで従う事。
それ程時間もかからず、すぐにそれは出て来ました。名前は「こりゃこりゃ」という氷がのった たこ焼き?いかにも名前も大阪っぽいですね。先にワサビを汁に溶かし、スプーンでたこ焼きをすくい上げ、口の中に入れて見ました。 だし汁を吸ったたこ焼きは、なまぬるいけれど意外といける味!甘辛いだし汁と時々感じるワサビの味がまた格別ですね!上にかかっている氷を一緒に食べると、ひんやりとしてだし汁とワサビの味を和らげてくれて、う~んこれいけるかもと思ってしまいました。美味い不味いというよりも、これはおもしろいと思いました。でも美味しいです。
お後で気がついたのですが、普通のたこ焼きを食べるのを忘れました。
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いや~初めて大阪に行って来ました。いままで大阪を通過するだけで、実際に大阪を歩いていなかったのです。そんなおり、やっとの事で大阪の街をじっくり味わう機会にめぐりありました。
まずは大阪らしい場所に行って見たいと思い、大阪といえば上の写真の「グリコ」の看板がある道頓堀が思い浮かびました。昨日のカーネルサンダースネタの続きになりますが、阪神優勝の際に道頓堀川に投げ入れられたカーネルさんが、最近数年ぶりに引き上げられたというニュースがありました。実際に道頓堀川を見ると、意外に小さい事に驚きました。ニュースなどの映像で見る限り、結構大きいと思っていたのに・・・。それに竹内力 主演の「ミナミの帝王」を観ると、時々この道頓堀のグリコのネオンが映ります。どうしても映画やニュースの映像が自分の中に蓄積され、大阪の街のイメージが固執してしまいます。現に道頓堀や心斎橋を歩いてみましたが、いたって東京と変わりなく、なんら身構える事無く普通に歩けました。
やはり大阪一の繁華街という事もあり、平日にもかかわらず人が沢山いました。意外に思った事は、多くの人が行き交う心斎橋筋では、ちゃんと人の流れが左側通行になっていました。そうそうここが大阪であると感じたのが、エスカレーターの乗り方です。僕はついいつものクセで左側に立ってしまいますが、大阪人は右側に立つんですよね。勿論この事は前々から知ってはいましたが、それを目の当たりにすると、左側に立ってしまう自分がおかしく思えました。そう考えると、大阪人はある意味規則正しい人種なのかも知れませんね?
そして大阪は食い倒れの街というだけの事はあって、この道頓堀や心斎橋筋などの通りの両側に、いろんな種類の食べ物屋さんが有ります。そんな中で1番目を引くのが、手軽に食べられるたこ焼きでした。勿論食べて来ましたが、珍しいたこ焼きに出会ったので、その話は後日のお楽しみという事で。
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