「土人」発言に沖縄知事抗議…県警本部長が謝罪
読売新聞 10月20日 21時54分配信
こういうことをブログにするときには、私の考えを前置きしておく必要があるので、前置きします。
差別的発言は許されるものではなく、差別のない世の中を目指すのが1番だと思っています。
ただし…
自分勝手な正義で抗議活動を続けている人の暴言の数々。
それに対して公務員とは言え、命をかけて国民のため沖縄県のために尽力している機動隊のたった一言の揚げ足を取るような行動に対し疑問を感じます。
法律的な話をするならば、厳格に法律を適用すれば公務執行妨害が何度も適応できる状況を作っているのは、座り込みなどをしている反対派の人たち。
沖縄県の不都合な真実で、米軍や自衛隊、警察等の悪いとこばかり報道されていますが。
反対派が法律を無視したひどい抗議行動にももっとスポットライトを当てるべきです。
道路許可無く占有することは、道路交通法だけではなく一般的なマナーとして間違っています。
米軍や国は現在の法律を愚直なまでに守っているはずです。
彼らはその専門家であるから。
本当に解決するのであれば、法律を変える以外に方法はありません。
沖縄県の事だけを考えて法律を作るのであれば、それは琉球王国の法律になってしまいます。
地域振興策や経済支援など米軍の基地負担をお願いしている見返りと言う言葉は正しくありませんが、国民の税金を使った支援をしていることを本当にわかっているのでしょうか?
自分たちが勝手に考える正義ためには、何をしても良いと言うわけではありません。
正義=正論=諸刃(両刃)の剣
消して日本刀ではありません。
正論を振りかざすときには、この考えが必要です。
死刑反対を唱えている人たちにも同じことを言いたい(話がそれてしまいました)
沖縄県の基地負担が重い事は重々理解した上で、この反対行動については賛成できるものではありません。
民主主義の根本を揺るがす問題であるから。
アメリカの選挙でも似たような話がありますが、民主主義で決まった事はたとえ負けても受け入れるのが民主主義の根底にあります。
前置きがだいぶ長くなりましたが…
今回の差別的発言を行った大阪府警の機動隊。
そのトップである大阪府知事が発言した内容については一定の理解ができると私は思っています。
自分が部下である機動隊が一生懸命がんばっていることに、労をねぎらうこと自体問題ありません。
また、差別的発言ではあるが、真面目に働いてる公務員が批判にさらされている状況で親である上司が守ってやるのは当然です。
最初に前置きとして、「機動隊員の発言で沖縄県民の方々を傷つけてしまったことは誠に遺憾」と発言されているのにもかかわらず、この部分について報道されている記事は少ないと思います。
人間は誰しも間違ってしまうことがある生き物です。
公務員だからと言って完璧な人間はいないはずです。
発言をしてしまった機動隊員は多分何らかの処分を受けるでしょう、それが社会的制裁にあたるわけです。
これも不都合な真実の1つでは無いでしょうか?