いよいよ当日です。少しだけ緊張、そしてとってもやる気の面持ちで建物へ。
１６時３０分開演にも関わらず、準備があるので会場入りは９時３０分でした。荷物も沢山なのでPAPAに車で送ってもらいます。
会場入りしてまずは楽屋のセッテイング。SARAのクラス９名の子供たちを３名の楽屋係MAMAで朝から出番を終え面会になる２０時までお預かりです。２曲出演するので２つの衣装に、リハと本番、写真撮影だなんだで５回もお着替えさせます。メイク場に連れて行き、記念写真撮影に連れて行き、合間を見てご飯を２度食べさせ、食べた後は化粧を直し、髪のセットを直し、トイレに連れて行き、そして勃発する小競り合いを止め、写真やビデオも撮りたいしともう大忙しの１日でした。
ですが、この長時間のハードスケジュールを、健気に自分のやれることをしっかりやって、本番を可愛く踊りぬいた子供たちは本当に立派でした。たったの５歳だけど皆あらゆることを理解し協力してくれました。何より本番を楽しんで堂々と踊りきり、終わった直後は「あー楽しかった！もう一回出たい！」と舞台袖にひけてきたイキイキした顔が印象的でした。あーこうやって人はハードルを飛び越え成長していくのね
楽屋係にならではの舞台裏メイク写真が撮影できました。下地を塗って、鼻筋をひき、アイラインにリップをひいて完成です。メイク場にはメイクさんが１５名位いらっしゃって、人によってメイクも様々。額のピンクが強い子や、アイシャドウの青の強い子、SARAをやってくださった方はほとんど色を使わないシンプル派でしたが、しっかりと歌舞伎役者風。
後日「発表会のとき大きなお目目に（化粧）されて怖い顔だから鏡見ないようにしてたんだ」と言ってました。
皆羨ましいくらい緊張がなく、終始出番が待ち遠しくってたまらない。可愛い衣装にお化粧してスポットライト浴びて、大好きな人たちが自分を観に来てくれる、女の子にはたまらない感じなのかしら？
大好きなYUUKA先生と舞台袖で。
本番はMAMAは舞台の袖から覗きます。スポットライトを浴びる中、リズムをちゃんと取りながら踊るSARAの姿にもうほろり。感動しました。観に来てくれた皆から「上手だったよ、堂々としていたよ」とお褒めの言葉をもらいSARAも大感激。長時間の拘束を経て、ようやく家族やお客様と面会です。各々のMAMAに引渡し、衣装を返却して、ホッとする一時。
子供たちには「衣装で寝そべっちゃだめ」「食べるときはレオタードに着替えるよ」「メイク崩れるからお目目かいちゃだめ～」「本番用シューズの上に靴下履いて歩いて～」とまあなんと規制をしなくてはいけなかったこと。もっと適当でもと思わず思ってしまいますが、バレエの世界はいろいろ厳しいものでした。皆離れていたMAMAに会えて本当にホッとしたことでしょう。
一日中立ちっぱなしで足が痛くなってしまった子、緊張からか少しお腹が痛くなってしまった子といましたが、最後まで皆無事に本番を終えることができて良かったです。親も子も大変な一日でしたが、やっぱり経験するものです。本当に感動だけが残りました。
「フィギュアスケートの選手になりたいから、そのために真央ちゃんみたいにバレエをやっている」というのがSARAの主張でしたが、「２年後の発表会ももっと上手になって出たい」と言っていました♪
YUZUちゃんとTOKOちゃんも遠くから観に来てくれました。女優気分のSARAはポーズもしっかり★
RISAKOちゃんも観に来てくれました。遅くまでありがとうね。
千葉のじじばばもとっても楽しみに来てくれました。そしてSARAの立派な成長を心から喜んでくれました。
こんな日に限ってKAHOが４０度の高熱。ですがSARAの出番を一目だけでもとNAOちゃんも走って駆けつけてくれました。本当にありがとう。
大満足な１日。SARAの頑張りにうるり。たまらなく愛おしく、そして成長を感じた一日でした。発表会の日時が決まった日から「MAMANお誕生日の次の日だね」「発表会頑張るのが誕生日プレゼント」と言ってくれていたSARAでした。終わった後仕切りと「SARAがんばった？上手だった？頑張って嬉しかった？」と気にするので「とっても上手だったと答えると「誕生日プレゼントだから頑張ったんだよ」と言ってくれました。ありがとうね。
花束もプレゼントも沢山いただいてお誕生日のように包装を紐解きました。家には長崎のじじばばからもお祝いが届きました。本当皆に祝ってもらい幸せものです。