さらふわ日記

さらちゃん
素敵な女の子になってね!

2度目の喘息発作入院

2010-09-20 01:36:37 | Weblog
2年ぶりに大きな喘息発作がでました
前日まで本当元気に公園で駆け回っていたのに、夜から少し咳が出始めいつもの咳止めを飲んで就寝
翌日の日曜日、咳が強くなっているので、15時くらいに区の休日夜間診療を受診
吸入をしてもらい帰ります
が、家に戻ったらさらに悪化
咳き込んで嘔吐が一回、おしっこの量も極端に少ないので、20時改めて休日夜間診療へ
今度の先生は女医さんでとても的確
今はもう点滴が必要な状態で、ここでは出来ないからと総合病院を紹介されました

そしてそのまま入院の運びとなってしまいました

20時受診から次の病院でようやく病室に行けたのは22時30分過ぎていたと思います
休日診療の診察室に行くまでに嘔吐してしまい、バスタオルにくるんでいたSARA
MAMAも嘔吐を浴びてタンクトップ一枚状態
次の病院で吸入をし、問診をし、点滴をし、レントゲン写真をとり、もろもろの作業がひどく長く、そして寒く感じました
SARAもきつさの限界か「寒い~ 早くして~」叫ぶ状態
ここで一気に悪化した気が・・・

大体100くらいの体内酸素量が90切るくらいまでおちていました
呼吸もとても苦しいときに起こる陥没呼吸(鎖骨あたりとお腹がペコペコとへこむ呼吸)がひどい状態
ヒューヒューゼコゼコ音が鳴っています
点滴と、呼吸マスクが付けられました
狭まった器官を広げるために24時間連続でステロイド吸入
点滴をされた痛みで看護婦さんを嫌がるし、マスクは動きづらからはずしたい、ぐずり調子な最初の2日間でした
 
こういった状況は段階としては「中発作」というそうで
シングレアやキプロス、オノンといった薬の服用だけで喘息発作をさけられる状態がステップ1
そいったのを飲んでいても季節の変わり目などに中発作を起してしまうのはステップ2の状態だそう
今後はステップ2の治療で、毎夜ステロイド吸入がついてしまいました
これは大きな発作を起さないための治療ということです。
 
火曜夜から、連続吸入から、1日6回の吸入となり、ここからは目に見える回復でした。
金曜にはこれだけ元気ならとマスクが外れます
一気に動きやすくなり、体の調子を取り戻したのが、マットでじっとしていられなくなるSARA。机を渡り歩いたり、廊下は注意しても走り出す、隙を見てはベッドの柵を超えようと試みるので、だんだんいつもの調子で「いい加減にしなさい」と起こられる始末です。
「土曜の退院でなんとか?」とお伺いすると「これなら大丈夫でしょう」と快諾。
あーようやくの外界は最高です。
 
今回は完全付き添いか、子供だけの大部屋かの選択に悩みました。
大部屋子供室は面会時間(12時から20時まで)だけ付き添いが出来、後は一切看護婦さんにお任せするお部屋。看護婦さん達には「2歳3歳の子でも初日泣いてもあとはあっさりと楽しそうに入っていますよ」「大きい子は小さいこの見本になるよう頑張るし、小さい子はお姉さんの真似をして頑張るし、退院するとき一回りも二周りも成長している子もいますよ」と背中を押してもらいましたが、夜1人で眠ったことがないし、具合悪いし、本人も話を聞いてて状況が分かるだけに「MAMAと一緒でないと嫌」と必死に拒否されると、やはり決断できず・・・・
結局は日曜から土曜まで6泊完全付き添いとなりました

が、何度も完全付き添いの決断を後悔することに・・・・
この病院父・母・祖父・祖母以外の付き添い・面会一切禁止。
その辺は徹底しています。
病院も少し遠く不便だし、24時間完全付き添いなので、1,2時間シャワーを浴びに空けることもできない。
替わりが必要なのです。
狭い病室、寝返りも出来ないようなベッド、横向きで寝るしかないので腰痛ガ起こります
何より抜歯後の薬が切れて歯痛に苦しみ、本当きつかった。
仕事もあったので1日はお休みをし、1日はじじばばちゃんに助けてもらいました。

PAPAも季節の変わり目で咳悪化。
仕事をやりくりしては30分、1時間でも顔を出すよう努めてくれたのはSARAにとって喜びの一時でした。
が、付き添いはできない・・・

じじ・ばばが遠路はるばるヘルプに来てくれたのに本当に感謝。
なんとか2日に一回ペースでシャワーも浴びにいけました。ありがとう。
ですが最終日ばばちゃんまでもが狭心症の発作がおきてしまし、こちらが駆けつけたい状態・・・・
あーこんなに皆に負担をかけるのならば、本当付き添いにするべきではなかったのです。

結局のところいつも最後の最後は甘いMAMAとPAPA
この甘さがSARAのあまったれな性格を作っているのかもと
ある程度元気になると、そんなことを考えたりもしました

2歳の時の入院は4日間、全て個室をお願いし、退院時は個室料・食事代などの請求だけでした。乳幼児医療証って本当に有り難いと痛感したものです。
今回も本来ならば治療代だけでで31万くらい。これら全て負担していただけるのだから有り難いことです。医療証がない時代に、よーく入院する子供をもっていたらいかに大変だったことでしょう。

退院後
「SARA、ぶっちゃけ今回の入院楽しかった?」とPAPAが聞くと「うん
「だってじじとかばばとか好きな人が会いにきてくれるし、遊ぶものも沢山あったんだもん」
MAMAもずっと一緒でノンストレスだったそうです
「次何かあったときは、もう子供部屋だよ」
悪いけど本気でそうさせてもらいます・・・・

とにかく本当何事もなかったかのように元気になってくれて良かった
退院後は1日に4,5回咳がでたりはするものの、本当軽いもので、しっかり落ち着いてくれたのを感じます。
日々元気に感じていても、子供の容態って一気に悪化するから怖い・・・
これからの秋冬大事に至らぬよう注意していきたいと思います