嫌なこと

お迎えで顔を見るなり
「今日嫌なことが２つもあったの～」と悔しそうに駆け込んできた
「お弁当の時ね、●ちゃんの隣がSARAも良かったんだけど、▲ちゃんがそこがいいっていうから代わってあげたの。それでね、●ちゃんの反対側の隣に座ろうと想ったら、■ちゃんがそこに座りたいって言ってね、じゃんけんしたら負けちゃったの。」
「本当は▲ちゃんとも代わりたくないのに優しいから代わってあげて、なのに■ちゃんにじゃんけんも負けて、２つも嫌なことがあったの。」と興奮していた。
「それで泣いちゃったんだ」
「そうかぁ　そんなことあって　大変だったねぇ」

翌日も「今日も嫌なことがあった～」
聞いてみると「ありの卵を見に行ってSARAだけ見れなかった」そうな。
日々色んな思いをして帰ってくる
「そうかぁ　明日は　MAMAと一緒に探してみよう」

「楽しかったことも教えて」　「楽しいことはなかった」　「えっ（驚）」

「じゃMAMAの今日楽しかったことお話するね」「うん」
「今日はお仕事で沢山生徒さんが来てくれて嬉しかったよ　上手に教えることが出来たのもとっても嬉しかったし　赤ちゃんをいっぱい抱っこ出来たのも嬉しかった　その後ラーメン屋さんでラーメン食べたのも嬉しかったし　何よりSARAの万華鏡をお店で見つけたのが嬉しかったよ」

SARAの表情はどんどん明るくなって、今日の楽しかったことを思い出したようだ

「●ちゃんとお買い物ごっこして楽しかった　おイスに座るとき■ちゃんの隣で嬉しかった　SARAね▲ちゃんと★ちゃんが好きだけど■ちゃんも好きだったの分かったの」
「そう～良かったね　素敵ねぇ」

子供との会話はふと考えさせらることが沢山
小さな楽しいことにいっぱい気づいていけるようになっていきたい