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という段階を経てはいるのですが、表現としておかしい部分が残っているかもしれません。
個人の覚え書きとして、温かい目で見ていただければ幸いです。
*記事内の写真は元記事
[人더컬처]뮤지컬 ‘렌트’ 콜린 역의 최재림 “이제는 내 옷처럼! 장미같고 수국같은 엔젤과 함께”からお借りしています。
[人ザ・カルチャー]ミュージカル‘レント 렌트’ コリンズ役のチェ・ジェリム “今は僕の服のように! バラのようなアジサイのようなエンジェルと共に”
“11年ぶりに同じ役で舞台に上ると、長い間忘れていた服を取り出して着た感じです。あの時は服がちょっと浮いていましたが、今は僕の服のように楽です。別に演技をしないような、とても楽しんでいるなと思うほどです。”
ミュージカル‘レント 렌트’(8月23日までDキューブアートセンター)のコリンズに扮しているチェ・ジェリムは、11年ぶりに同じ役で舞台に上がった感想をこのように語った。先月MBCのバラエティー番組‘覆面歌王 복면가왕’で6連勝を記録を立てた‘チュ・ユンバル’WINNERのカン・スンユンの疾走を阻んだ‘盾’で出演して注目を集めたチェ・ジェリムは、2009年‘レント 렌트’コリンズでデビューし、‘アイーダ 아이다’‘キンキーブーツ 킹키부츠’‘シティ・オブ・エンジェル 시트 오브 엔젤’‘エアポート・ベイビー 에어포트베이비’‘ノートルダム・ド・パリ 노르트담 드 파리’‘マチルダ 마틸다’‘エドガー・アラン・ポー 에드거 앨런 포’などの作品に出演して成長した。
彼のデビュー作であるミュージカル‘レント 렌트’はプッチーニのオペラ‘ラ・ボエーム’(La Boheme)を変奏して舞台にあげた作品で、ジョナサン・ラーソン(Jonathan Larson)作・作詞・作曲で1996年に世界初演された。
ニューヨーク・イーストヴィレッジに集まって暮らす貧しい芸術家であり、タイムリミット付きで人生の終末にいるロジャー(オ・ジョンヒョク、チャン・ジフ、以下観覧俳優順)、ミミ(キム・スハ、IVY)、マーク(ペ・ドゥフン、チョン・ウォニョン)、エンジェル(キム・ジフィ、キム・ホヨン)、コリンズ(チェ・ジェリム、ユ・ヒョジン)、モーリーン(チョン・ナヨン、ミン・ギョンア)、ジョアン(チョン・ダヒ)、ベニー(イム・ジョンモ)らの愛と夢についての物語で韓国初演20周年を迎えた。
“アンディ・セニョール・ジュニア ブロードウェイオリジナル演出が合流し、もともと‘レント 렌트’が持っている生のままを面白く演出しています。空間的にもかなり違います。デビューした韓電アートセンターは、舞台が本当に大きくて、歩き回る空間も多く感じられました。今回の‘レント 렌트’はぎゅっと詰まった感じです。運動場というよりは自分の部屋のような感じですね。 空間だけでなく、照明も温かくて 人物同士で‘いちゃいちゃ’してます。‘アウト・ナイト 아웃 나이트(Out Night)’でミミが髪をほどく時、キラキラ落ちる演出は可愛くないですか?”
前のシーズンと変わった点についてこう伝えたチェ・ジェリムは、“アンディ演出から多くの素材、役割について、充分に詳しく説明していただいた”とし、“特に人物は目標も、感情も同じだが、一方向に合わせるよりは、俳優が表現する感情を増幅しようとする作業を多く行った”と付け加えた。
“僕はコリンズによく似ています。 性格が円満で、人が好きで、包容しながらもそうではないことはそうではないとはっきり話す姿がそうです。現実的で理性と論理でまとめて固まったところはベニーに似てるでしょう。友人との義理を最後まで守ろうとする頑固さもそうです。感性よりも理性が先行し、感情的に介入するよりも論理的に考え、傍観者のようなマークの姿に似ているようで…23歳まではロジャーと似ていました。即興的で怒りも多くて”
◇25歳の溢れるエネルギー、36歳の内的瞬間に込めたチェ・ジェリムのコリンズ
“また‘レント 렌트’をするならロジャーをしてみたいという考えもしました。マークやベニーもうまくやる自信がありました。でも、今回の‘レント 렌트’はいろいろ気になりました。20周年公演でデビューした役に戻るとしたら何が変わっているのか、どうやって産み出したかなどです。僕が持っている現在の能力値を 一番よく見せられるキャラクターがコリンズだという考えに落ち着きました。”
‘レント 렌트’はチェ・ジェリムのデビュー作でもある。2009年、師匠であるパク・カーリン演出によってコリンズとしてデビューしたチェ・ジェリムは、20周年記念公演にもコリンズとして戻ってきた。当時と変わったコリンズに対し、“重みが加わったというか…大人になったから感じられる感情も違う”と説明した。
“最初はリーディングだけでも音楽でとても喜んだし、エネルギーを爆発させました。しかし、今回リーディングをする時はロジャーとマークがベニーに間違ってるな、本当にこの人物たちは分別がないという思いが片隅に出ました。ロジャー、マーク、ミミ、コリンズ、モーリーンなど、なぜこんなに皆分別がなく利己的なのか、どうしてこんなに自分だけを考えるのかと思いました。”
チェ・ジェリムの疑問は、アンディ・セニョール・ジュニア演出の“余命が残っていないのに、明日にでも死ぬことができるのに、成し遂げたいことがあるからだ。彼らには今この瞬間が最も大切だからだ。今自分がしたいこと、心を集中したいこと、やりたいことを強要するしかない”という答えで解消された。
俳優チェ・ジェリムの成長した分だけ育ち重厚になったコリンズに対しては、“僕もコリンズのように学生を教えていて、調和した生活をしている人”とし“コリンズという人物の大人らしさを理解するのに役立った”と明らかにした。
“セリフと音楽が僕に簡単に与えられたものではないという考えで接近するようになりました。25歳のコリンズは、エンジェルに会った瞬間恋に落ちました。‘こんな愛が来るなんて’という感嘆だったなら、今の僕のコリンズはエンジェルに魅力と好感を感じ一緒にいたいという気持ちもありますが、警戒を簡単に解かないように努力しています。エンジェルとの恋を始めるのもコリンズには大きな恐怖として近づくだろうと思いましたから”
続いてチェ・ジェリムは“アンディ演出と話をしながら多くのインスピレーションを得ました。人生があまり残っていない人物が同じ状況に置かれている人に会うのは恐怖が先に進むかもしれないと思いました”と付け加えた。
“とてもいいけど、一瞬にして消えることもあるじゃないですか。その消える瞬間が来たら残り少ない人生はどう生きるのか…‘うちで一緒に暮らそう’‘何もいらない’‘1000回のキスをすればいい’というエンジェルの真実が込められた冗談を聞いて、怖いけれども心を開いて一歩踏み出してみようかという内的瞬間があります”
◇愛するエンジェルとの別れ…‘バラの花’キム・ホヨン‘アジサイの花’キム・ジフィ
“愛する人を先に送り出す悲しみに蚕食するよりは、その場を離れたエンジェルに対する献呈と称賛する瞬間に変えようと努力しています。 完璧にはできないが…誰か見送るということは残った人々には大きな悲しみです。その悲しい理由が一緒に過ごした瞬間が思い浮かんだからだと思います。”
愛するエンジェルと別れる瞬間についてこう伝えたチェ・ジェリムは、“とても幸せだった、あるいは良くなかったとしても、自分の中に残っている彼との記憶のため、悲しみも訪れ癒しも受けるようです”と付け加えた。
“思い出が喜びに戻ることができるかも知れないので、僕ではなくその人のための瞬間として表現しようと努力しています”
そして愛する恋人として呼吸を合わせているエンジェル役のキム・ホヨンとキム・ジフィについて“二人ともとてもきれいで華やかだが、性格の違いがある”とし、‘バラ’と‘アジサイ’と例えた。
“(キム)ホヨンヒョンは人自体がエネルギーがあふれ華やかなら、(キム)ジフィヒョンは物静かです。ひとつのエンジェルを作るために努力するよりは、俳優自体とエンジェルが出会う地点を活かしてみると、同じように痛くなり、世を去るのにも違います。コリンズに対する愛の仕方も少しずつ違います。 華やかさと香りの違いと言いますか。”
◇みんなが主人公、目まぐるしく回る渦の中に!
“練習序盤、アンディ演出がロジャーについて説明した時、俳優たちから‘ロジャーはなぜこんなに狂った人なのか?怒って落ち着いてつかみどころがない’との質問に、‘余命が残り少ないから’と答えました。ロジャーは最後の曲を書こうと決心しながら1年間手にしなかったが、チューニングもしていないギターを手にしたのに序盤から邪魔される。マークの母、ベニーが電話をかけてきて、ミミ、エンジェルとコリンズらがところかまわず訪れます。それで怒るしかなく、イライラと息苦しさがたまっていると説明してくれました。”
そして“強烈にしがみついてやり遂げようとする姿を見て、利己的な一社会の構成員として彼らがしようとしていることがいかに大切で価値あることか理解できた”と打ち明けた。
“今回、アンディ演出がアンサンブル俳優たちに要求したのは‘名前だけアンサンブルで、みんなが主人公’ということでした。‘お前たちが短いソロでも台詞が一言でも主人公のナンバーであり台詞だから、それがよく目立つように演技しろ’と言いました。ある一つの場所に注目するよりも隅々まで見ること、メインストーリーが多すぎることが‘レント 렌트’の魅力でしょう。”
その魅力がよく投影されたナンバーとして‘サンタフェ 산타페’(Santa Fe)、再び訪れたクリスマスシーン‘ユア・アイズ 유어 아이즈’(Your Eyes)、‘ラ・ビ・ボエーム 라 비 보엠’(La Vie Boheme)などを挙げた。 彼は“5,6個の状況が起こっているシーン”とし、“一人一人の俳優が考えて作り表現して合わさった場面だ”と説明した。
“一番好きなシーンは‘サンタフェ 산타페’です。理由は正確に説明できませんが、そのシーンと歌自体が公演することと同じでないほど楽になります。適当にというより、本当に楽しんでいる感じです。 マークは路上のホームレスを撮影して‘私の人生をあなたの芸術作品にしようとするな’と悪口を言われ、僕はエンジェルの気分を和らげてあげるために歌を歌い…。サンタフェという地域が漠然と夢見るその理想郷ではなくても、コリンズにとっては理想的な空間です。”
チェ・ジェリムは“エイズ、同性愛、麻薬、社会問題など‘レント 렌트’は(1996年初演)当時は重要だったが光を当てられなかった素材を多く扱っている”とし、“今、コロナウイルス感染症-19(COVID-19、以下コロナ19)が全世界に広がった状況とも繋がっている”と打ち明けた。
“俳優たち、スタッフたちの心の一方では、僕たちの誰かひとりが間違ったり自己管理を間違えば中止になってしまうという思いで最善を尽くしている”とし“病気の名称は違うが‘レント 렌트’に対する共感をたくさん感じるだろうと思う”と付け加えた。
“何かわからず、粗く、めまぐるしく、ピッタリと合わないドタバタ、その渦の中に吸い込まれて行く魅力のある作品です。吸い込まれるようにするのは音楽、エネルギーなどそれぞれ違います。それが何でも参加したくなる魅力です。観客の方々も舞台の上の人たちの一員になって、参加したくなるようにすることが僕たちの目標です。”
◇コロナ19襲撃でも発揮される‘レント’精神!
“それぞれ置かれている状況で最善を尽くして生きようと努力するのが‘レント精神’のようです。‘レント 렌트’の中の‘ノーデイバットトゥデイ 노 데이 벗 투데이’(No Day But Today)という歌詞のように。エンジェルが言う“1000回のキス”さえ与えれば全力を尽くして愛する、ロジャーはもっと遅れる前に曲を書くなど目的は違うが、成し遂げようとするものに最善を尽くして情熱を注ぐ。どんな困難でも障害でも打ち勝って生きていこうとすること、それが‘レント精神’でしょう。”
チェ・ジェリムは‘レント精神’についてこう伝え、“1年の時間、525,600分をどのような方法で過ごすかの問題”と付け加えた。そして“今僕の‘レント精神’は(コロナ19に負けないように)予防を徹底的にして‘レント 렌트’に最後まで最善をつくすこと”だと言葉を付け加えた。
“お互いに交流も、会うことも、話をすることも大変で、気をつける時期です。1人でしなければならないことが多いです。人がすべてを1人でしていると疲れてしまいます。この状況をどう受け止めて対処できるのか‘レント 렌트’を見ながらもう一度始める力をもらっていければと思います。 ロジャーとミミがとても激しくお互いに負けない恋をしていくように、毎晩俳優たちが‘レント 렌트’エネルギーを差し上げるように努力します。”