【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】 先生とその門人たち-146 田中河内介・その145
( 出島物語ー57 ) 雲浜 一乗寺村閑居中の逸話の一つとして、雲浜の妻 信子(しんこ) さんの事に就いて、下田歌子が、『 婦人世界 』に、『 襦袢一枚で琴を弾じた婦人 』 と題して、登載しているので、その内容を紹介する。 . . . 本文を読む
【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】 先生とその門人たち-145 田中河内介・その144
( 出島物語ー56 ) 西欧列強の東アジアへの進出が迫り来る。 国を憂いた雲浜が、主として海防力の強化に関して、藩に度々呈した上書は、藩の忌諱に触れ、雲浜は、士籍を剥奪され浪人儒者となった。 もちろん望楠軒講主の肩書きも無くなる。 一方、雲浜は貧困のため、高雄山、一乗寺村と 転居を繰り返す。 . . . 本文を読む
【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】 先生とその門人たち-144 田中河内介・その143
( 出島物語ー55 ) 望楠軒講主となっても、相変わらず貧乏生活を続ける雲浜の許へ、藩主の招を伝えに一人の武士が訪ねて来た。 しかし、その武士の雲浜を見下した横柄な態度と口上に、雲浜はついに藩主の招を拒絶してしまった。 . . . 本文を読む