日本国家の歩み 


 外史氏曰

   すばらしき若者たち
 
   祖国日本の行く末

  

ものすごい先生たちー108 ( 朱舜水ー5 ・頼山陽 「 謁楠河州墳有作 」 )

2009-03-18 00:01:57 | 幕末維新
【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】    先生とその門人たち-108   田中河内介・その107                                                        (出島物語ー19)                                                                                           朱舜水に関連した話のつづきです。 話のついでと言っては あまり表現が当を得ていませんが、光圀が建てた湊川の碑が、如何に後世に影響を与えたかの話をします。 まず今回は、頼山陽の詩  【 楠河州の墳(つか) に謁して、作る有り 】   をとり上げ、楠公について少し勉強することから始めたいと思います。 . . . 本文を読む

ものすごい先生たちー107 ( 朱舜水ー4  ・水戸光圀・湊川建碑 )

2009-03-13 15:31:22 | 幕末維新
【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】    先生とその門人たち-107   田中河内介・その106                                                         (出島物語ー18)                                                                                           朱舜水に関する話は続きます。 今回は光圀による湊川建碑 「 嗚呼忠臣楠子之墓 」 に関しての話です。 建碑以来、この墓にぬかずき、その碑文を読んで発憤する者は年々数を増しました。 特に幕末には、この湊川の楠公墓は、一身一家を顧みず国事に奔走した志士たちの心を導き、最も安んじさせるものとなりました。 . . . 本文を読む

ものすごい先生たちー106 ( 朱舜水ー3  ・水戸光圀 )

2009-03-03 16:48:31 | 幕末維新
【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】    先生とその門人たち-106   田中河内介・その105                                                         (出島物語ー17)                                                                                           朱舜水に関する話は続きます。 今回は水戸光圀の略伝です。 光圀は、十六、七歳の頃、不良まがいの生活を送っていましたが、十八歳の時、史記の伯夷(はくい)伝を読んで、感奮し深く考えるところがありました。 この時の 光圀の自覚と反省、そして その時に立てた高い志が、その後の光圀の生涯を決定し、ひいては日本の歴史を大きく回転させる原動力となったのです。 . . . 本文を読む

ものすごい先生たちー105 ( 朱舜水ー2  ・水戸家に招聘、逝去 )

2009-03-02 19:24:04 | 幕末維新
【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】    先生とその門人たち-105   田中河内介・その104                                                         (出島物語ー16)                                                                                         朱舜水に関する話の続きです。 舜水は水戸光圀に招かれ、そして水戸に拠ること十七年、水戸藩駒込邸において、その波瀾万丈の生涯を閉じました。 然るにその心中、遂に不変にして動かざるもの、病を得て血を吐いても、生ある限り祈念していたことは、祖国 明の回復に外ならなかったのです。 . . . 本文を読む