【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】
先生とその門人たち-102 田中河内介・その101
(出島物語ー13)
成功は隆武帝に謁見、明の国姓である「 朱(しゅ) 」 姓を賜わりました。 まもなく、平戸に居た母が来明、成功 母子は十五年振りに再会出来ました。 しかし、清の勢力はますます増し、隆武帝は殺され、安平鎮の居城も陥落して母は自害、父は裏切者となって清に投じました。
. . . 本文を読む
【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】
先生とその門人たち-101 田中河内介・その100
(出島物語ー12)
李自成に率いられた反乱軍の攻撃により明朝は滅びました。 次いで、清のゴルドンが、逆臣 呉三景を従えて北京に入城しました。 満州の女真人が中国に君臨する 大清帝国の誕生です。 同時に 「 抗清復明 」 をスローガンとする民族闘争が始まりました。 日本人を母に持つ鄭成功や 如何に!
. . . 本文を読む
【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】
先生とその門人たち-100 田中河内介・その99
(出島物語ー11)
オランダの台湾進出は どのようにしてなされ、また、どのようにして そこからの撤退を余儀なくされたのでしょうか。 また オランダを台湾から追い出した 平戸生まれの 日中混血児、鄭成功とは、どのような人物であったのでしょうか。 これらのことを 少し調べてみましょう。
. . . 本文を読む
【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】
先生とその門人たち-99 田中河内介・その98
(出島物語ー10)
スペインは、イギリス艦隊に無敵艦隊を撃破されて その勢力を失いました。 やがて オランダが スペインから独立、 十七世紀に入ると、蘭、英がポルトガルに取って代わり 世界進出の主役となりました。 また フランスがルイ一四世の治世下で勢力を強め、英仏蘭が 植民地支配の主役の時代になって行きます。 まず オランダの世界進出から 話を始めることにしましょう。
. . . 本文を読む
【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】
先生とその門人たち-98 田中河内介・その97
(出島物語ー9)
今回は 奴隷貿易の話である。 新大陸での スペイン人の インディアンの酷使は、インディアンの人口を、一五〇〇年から一六〇〇年の間に 十分の一以下に激減させた。 そこで、不足した労働力を補うため、アフリカから黒人奴隷を連れてくるようになった。 奴隷が廃止されるまでの三〇〇年間に およそ一億人の奴隷が犠牲になったといわれる。 一七世紀になってからの 奴隷貿易の主力は 英・仏であった。 . . . 本文を読む
【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】
先生とその門人たち-97 田中河内介・その96
(出島物語ー8)
インディオたちはわれわれと同じモンゴロイドである。 そこで、今回はモンゴロイドの話を取り上げる。 清水馨(けい)八郎氏の 「 侵略の世界史 」(祥伝社) の中のモンゴロイド関連の文章と、 司馬遼太郎の 〝 モンゴロイド家の人々「 明治という国家 」〟 の中の文章を紹介して話を進める。
. . . 本文を読む