広島の調律なら佐野ピアノ工房へ!

お問い合わせ
TEL:082-490-3192
E-mail:sano39u1@drive.ocn.ne.jp

ダンパーの森のチェック

2018年01月25日 | ピアノ修理
「ダンパーペダルのなぞ!?」で取り上げた
止音装置のダンパーは調律の際に一つ一つの
動きもチェックしています。

これはこの時期に多い結露が原因の止音不良
を防ぐためでもあります。スタッカートで弾
くと歯切れよく音が止まらなかったり、特定
の音がビヨーンと鳴り続けたらダンパー止音
不良が原因です。

まずはお部屋の湿度管理が重要ですが、それ
から症状に合わせて分解して直すこともあり
ます。

ピアノの一つ一つの部品には全て意味があり
それぞれが適切な状態になって、やっとあの
美しい響きが生まれます!

調律だけでは終わらない作業があって楽しい
ライブやコンサートも作られています。

岡山のジャズの老舗

2018年01月22日 | ピアノ調律
かねてより調律させて頂いている岡山市表町
にあるジャズの老舗「スイング」

2月2日に岡山を代表するジャズピアニストの
深井克則さんとサックスプレーヤーの小池修
さんのデュオライブがあります!

2018/2/2 19:15 open 19:45 start
スイング 086-232-8516
岡山市北区表町3-13-64-2F
前売 4000円 当日 4500円 ドリンク別途

ご予約・お問合せ 090-4807-8701

お近くにお住まいの方はこの機会ぜひお越し
ください!

ダンパーペダルのなぞ!?

2018年01月16日 | ピアノ調律
ピアノを弾く上で大きな役割の一つにダンパー
ペダルという右のペダルがあります。
別名ではラウドペダルやサスティンペダルなど
と呼ばれています。

ダンパーペダルを思いのままにコントロールを
するためには調律師の作業が欠かせません!
ペダリングが思うように行かないのはダンパー
と呼ばれる止音装置が均一に調整されていない
ことが考えられます。
ペダルの重さはピアノによって使用されるスプ
リングの強さや梃子比率などが違うために様々
です。

それでも基本的な調整の仕方は同じなので上の
写真(グランドピアノ)のようなピアノ内部の
色々な部分の森を調整し心地良いペダルタッチ
をご提供します。

見えない手の届かない部分の裏方まで調整する
のが裏方の調律師の役割です!


高屋町の冬

2018年01月12日 | 日記
広島の北部の雪の様子は全国的にも放送され
関東方面の方々からもご心配のメールを頂き
ました。

東広島市高屋町は先日の晩の雪で朝は一面の
雪でしたが、昼には道路は融けて一安心です。

その後も日陰は路面がアイスバーンなので、
もちろんスタッドレスタイヤは必須で峠道は
避けた方がですね。

この寒さのピアノに与える影響ですが、経験
上は寒さで不具合が出たピアノに出会った事
はありません。

弦は金属なので冷えてピッチが上がるくらい
です。ただピアノは通常屋内に置かれている
ので影響は少ないことが多いです。

それよりも夏の灼熱の暑さによる調律の狂い
の方が特に学校や幼稚園・保育園では大きい
です。

エアコンの風やストーブの風がピアノに当た
らないよう注意しましょう!

とんど

2018年01月10日 | 日記
20歳まで東京で暮らし、16年は岡山で暮らして
いる中で「とんど」の風習と出会う機会があり
ませんでした。

竹で「とんど」を組み上げ、その後お焚き上げ
をして、その火で焼いた餅を食べるとその年の
病を除くとのことで、これでみんな元気に一年
暮らせそうです(^^)

竹の重みを手で感じたり、竹が焼け節が膨張し
鳴る破裂音も軽快で初めての経験でした。

この時期の過乾燥はピアノにとって大敵です。
できるだけ50~60%に保つとピアノにとって
も人にとっても快適になりますね!