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広島の調律なら佐野ピアノ工房へ!

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ハンマーの痕跡

2019年04月24日 | 日記
調律師はピアノ内部を見ると、それまで
どのように使用や調整がなされたか?が
わかります。

たくさん弾かれていれば激しく弦の溝が
刻まれて音色が硬くなり、あまり弾かれ
ていなかったら表面が毛羽立って音色は
こもってしまいます。

その他にも新しいピアノでメーカーごと
にどのように整音が仕上げられているか
表面を見ると色々な情報が得られます。
新しいハンマーは表面のフェルトに張力
がかかっていないためヤスリ掛けをしな
ければなりません。ヤスリの番手を変え
綺麗に仕上げないと、工場から家に届く
までの間に毛羽立って音もこもってしま
います。更に削られた後の針刺しによる
フェルトをほぐして音量・音質を豊かに
均一にする作業も、通常ピッカーという
道具で一刺し一刺しするのに対して効率
を上げるために機械刺しだと、上の画像
のように薄く斑模様が残っています。

今あるピアノの状況はハンマーを始めと
して目で見て情報を得るので、調律師は
耳だけでなく目も大切です。

ピアノの中の動物たち

2019年04月14日 | 日記
「羊と鋼の森」が調律師を主人公にした
物語として話題になりましたが、ピアノ
の中には羊毛だけでなく鹿皮も使われて
います。

写真の中の黄色い部品は鹿の皮が使われ
ています。鋼の弦に直接触れて音を出し
たり止めたりする部品には羊毛が使われ
ハンマーの激しい反復にも耐える部品と
して鹿皮が使われています。

人工の皮も多く使われるようになりまし
たが、激しい反復には耐えられず表面が
徐々にボソボソになってしまいます。

羊毛や鹿皮という動物たちがピアノの森
に囲まれて、第二の住み家にいることも
思いつつピアノ弾くとより美しい音色が
出て来るかも知れません。

消音ユニット取付け

2019年04月03日 | 消音ユニット
コルグ製消音ユニットの取付けが続いて
います。

タッチや音色を損なわず切り替えレバー
で音が消えたり、普段通りにもピアノが
弾ける後付けの消音ユニットです。

取付けには技術が必要です。
消音ユニットをただ取付けるだけでなく
取付け後にはしっかり鍵盤やアクション
の整調をすることによって良いタッチや
音色を保つことができます。

ご近所迷惑にならないようにだけでなく
自分の練習している音を他の人に聞かれ
ないように取付けをご希望されるお客様
も多いです。

ピアノを移動せずお客様宅へ出張取付け
いたします。ぜひ消音ユニットにご興味
の際は佐野ピアノ工房までお問合せくだ
さい。