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鍵盤の汚れ

2019年02月22日 | 日記
鍵盤はいつの間にか汚れが付着します。

特に象牙や人口象牙の白い鍵盤は目地に
手垢がこびりついてしまいます。黒鍵も
目立ちにくいですがサイドを見ると手垢
がこびりつきます。

黄色くなった象牙鍵盤は漂白しなければ
白くなりませんが、黒ずんだ手垢の汚れ
は意外と簡単に落とすことができます。

鍵盤専用のクリーナーがなければ水でも
クロスに適量を浸み込ませ表面を拭くと
スッキリと綺麗になります。
(写真でも違いが見えると思います。)

鍵盤の汚れを落とすと見た目だけでなく
鍵盤の手触りも良くなり、べたつかなく
なるので弾き心地まで良くなります。

ピアニッシモやトレモロなどが以前より
コントロールしやすくなります。そして
音までくっきりとなることになります。

この作業は調律時にも大切な項目の一つ
です。

修理してから始まるピアノの調整

2019年02月14日 | ピアノ修理
調律師がピアノを見ると過去にピアノが
どのように修理されたかわかります。

30年40年を経たピアノはフェルトなどの
摩耗が原因で鍵盤のガタツキや音色まで
バラツキが出ます。

それらを改善するために修理をしますが
この修理はピアノ製造時より高い精度で
作業することによって一段と優れた状態
にしたいものです。

上の写真は鍵盤ガタツキを改善するため
に赤いクロスの貼替えがされています。
蒸気を使って剥がすためにシミが残って
いるのがわかります。またクロスの表面
の毛羽立ちのため鍵盤の動きが逆に悪く
なっていました。

一つ一つの修理作業が調律師の自己満足
になってはいけません。綺麗に仕上げて
鍵盤ごとに調整しなければなりません。

この修理の本来の目的は部品を貼替える
ことでなく心地良い弾き心地です。この
ピアノは何年も前に修理がなされていま
したが、調整はやり直しです。

同様に弦を叩くハンマーのフェルト表面
もヤスリ掛けをした結果逆に毛羽立って
音色がこもっていました。本来の目的の
美しい音色のためにやり直しです。

修理に続く調整をしっかりしてステキな
ピアノに仕上げることが本来の調律師の
役目です。


ザリザリ雑音!?

2019年02月10日 | 日記
まだまだあります。ピアノの雑音・・・

ピアノ製造上の問題で新しいピアノに多い
雑音の原因としてバリの未処理があります。

鍵盤の荷重のバランスを合わせるために鉛
が埋め込まれていますが、その際ドリルで
穴を開ける時にできるバリがそのままだと
弾く度に隣の鍵盤と擦れてザリザリ雑音が
出てしまいます。

同じように鍵盤にフェルトを接着する際に
接着剤がはみ出していて、隣の鍵盤と擦れ
雑音が出ていたこともありました。

はみ出たバリや接着剤は削ぎ落とせば雑音
は出なくなります。単純な事ですが、この
ような雑音は弾き手に取って耳障りです。
様々な理由で新しいピアノでも雑音が出る
ことはあり得るので、結局は現場の調律師
の心配りが必要になります。

新しいピアノだからこそ掃除やネジ締めも
大切で、その中で見落とされていた雑音等
不具合も見つかりほとんどが簡単な処置で
心地良いピアノになります。

調律師としてできる安心を提供いたします。

ブルンブルン雑音!?

2019年02月05日 | 日記
ピアノの雑音は様々で、ある時からある音
を弾くとブルンブルンと唸るように異音が
するようになることがあります。

アップライトピアノは壁からこぶしが入る
くらい隙間を空けて設置します。隙間なく
壁にぴったりと付けてしまうと通気が悪く
背中の響板からの発音も悪くなってしまい
ます。

この隙間に物を落としたことはありません
か?ピアノの上が物を置くのには丁度良い
スペースになるので、いつの間にか色々な
物が山積みになってしまいがちです。

そこからピアノと壁の隙間にプラスチック
などの硬いものが落ちて、響板と接っして
しまうと弾くたびに唸り声が上がります!
(写真はピアノ裏の楽譜用クリップです)

こうなったらピアノを手前に動かして取る
+掃除をすると爽やかな音色に戻ります。

敢えてピアノの裏をガラス板などのボード
置き場にされても、それがピアノに寄りか
かってしまえば雑音の原因になります。

ピアノは想像以上に振動しているので雑音
でなく美しい楽音がでるように、ピアノの
上のお片付けも大切なメンテナンスです。

カチャカチャ雑音!?

2019年02月03日 | ピアノ修理
ピアノは生き物なので思いがけない雑音が
ピアノを弾くと出ることがあります。

88ある鍵盤の中でいくつか異音がしている
ところがあった場合、調律師がお伺いして
まずはネジの緩みやピアノの中に隙間から
何かが入っていないか?確認します。

今回は弦を叩くハンマーの接着の剥がれが
原因でハンマーが弦に当たるたびにカチャ
カチャ雑音が出ていました。

長年の温湿度変化であったり床暖房が原因
で木が痩せて接着不良を起こすことがあり
ます。

でもご心配なく!
元通りに綺麗に再接着すれば88鍵が違和感
なく音が出るようになります。

調律師は現場で調律だけでなく軽度な修理
は現場で直しています。