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広島の調律なら佐野ピアノ工房へ!

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鍵盤鉛調整

2019年06月30日 | 日記
ピアノの鍵盤はシーソーの運動をしていて
手が触れる鍵盤は力点から支点までの部分
で、逆側の見えない支点から作用点までの
部分でアクションを持ち上げています。

鍵盤のシーソーの運動が滑らかに動くよう
ピンを磨いたり窮屈な部分を調整したり、
ネジを増し締めしたりアクションの関節を
整えて整調をします。

そして工場出荷の際は写真のように鍵盤の
中に鉛を埋め込んで最終的に下がる荷重と
上がる荷重を適切な状態にします。

この鉛調整はメーカーや時代によって様々
なバランスに調整されているので、ピアノ
によって重さや弾きやすさの違いを感じる
重要なポイントです。

弦を叩くハンマーが激しく摩耗して交換を
した場合は荷重が変わるので鉛調整をやり
直しますが、鍵盤の弾きやすさは基本的な
作業をまず最初にキチンとするかどうかで
変わってきます。

鍵盤はメーカーごと決められた荷重があり
ますが、ピアノごとに何年どのような環境
と頻度で使用されていたかで状況は様々です。

ピアノとお客様と対話をして快適な状態を
ご提供できるよう心掛けております。

日本楽器

2019年06月18日 | 日記
画像はいつもブログで取上げているピアノ
の外装を取り外した内部の様子です。
右上にNIPPON GAKKIと書かれているのが
見えます。

今から50年以上前のヤマハ製のピアノには
内部鉄骨にNIPPON GAKKIのロゴが使われ
ていました。

なので50年を経ているピアノですが、修理
をして生まれ変わると柔らかく温かい響き
を奏でてくれます。

この響きの理由は良質な木材とフェルトに
あります。そして丁寧に組み上げ調整され
たピアノなので当時のピアノは修理をする
価値があります。

買い替えも一つの方法ですが、長年弾いて
いなかったピアノを世代を越えて新たに命
を吹き込むことができるのが調律師の役目
です。


音が止まらない!

2019年06月10日 | ピアノ修理
グランドピアノに出る不具合の一つに
鍵盤から指が離れても音が止まらなく
なることがあります。

この症状は湿気が原因です。ダンパー
と呼ばれる音を止める部品が正しく
機能しなくなっています。

画像はダンパーを取り外したものです
が、自重で弦振動を止める構造なので
クロスが湿気を含み膨張してしまうと
ダンパーが滑らかに上下運動できなく
なってしまいます。

適切に処置すれば再び音は止まるよう
になりますが、再発を防ぐために湿度
管理は重要です。湿度が70%を超える
ことが多い場合は除湿器などの対策が
必要です。

お勧めのピアノ修理

2019年06月04日 | ピアノ修理
ピアノには弾けば弾くほど摩耗する部品
があります。

それは鋼の弦を叩くフェルトのハンマー
です。

ピアノは打楽器のような側面があるので
弦を叩くハンマーの状態によって音色が
左右されます。

ハンマーの表面に深く弦の溝が刻まれた
まま弾くと、ppのような音が出しにくく
クレッシェンドの表現もしずらくなって
しまいます。

そこでハンマーの表面をヤスリ掛けして
滑らかな状態にすると生まれ変わります。

そのピアノにあった形状にヤスリの番手
を変えて2~3回整形することによって
本来の美しい音色に戻ります。

ピアノ本体の弦とハンマーの当たり具合
を整えて、音量ごとの音色を整える整音
作業をして一通りの修理完了です。

ピアノが思うような響きにならない時は
ぜひハンマー整形のピアノ修理をご依頼
ください!