随縁記

つれづれなるままに、ものの歴史や、社会に対して思いつくことどもを記す

デジタルHVテレビ

2005-11-28 13:19:21 | Weblog
我が家にデジタルHVテレビがやって来た。
普段、ニュース以外にはあまりテレビは見ていない。
しかし、寝室のテレビが寿命が来て、突然画面が消えることを繰り返すようになった。
テレビの外側をと叩く、また映像と音声が復活するという不思議な現象をみるようになった。次第にその間隔が短くなり、画面が突然消えて、強く叩いて画面が復活しても、またすぐに画面が消える。

つい、癇癪を起こして、テレビを買い換えることにした。
妻と二人で大型家電店を見て回ると、なんと液晶のHV大型画面のテレビがズラリと陳列されていて、従来のブラウン管てれびやアナログテレビは申し訳程度に品揃えされている。
いろいろ迷ったが、結局デジタルハイビジョンのBS・CSチューナー内蔵の液晶テレビを買った。

デジタル放送が始まっているのは知っていたが、さほどに興味を持っていなかったが、いざデジタルハイビジョンを買って、じっくり見る画面は実に美しい。
今までBSチューナーも無いテレビだったから、アナログの一般放送しか見たことがなかったのに、いきなり見られるチャネルが一気に増加した。
それに、BSの有料放送のWOWOやCSのスカパーなどの多チャネルの有料放送まで、契約すれば見ることが出来るようになった。

テレビを自分でセットアップする時に、電話回線の接続があり、なぜ電話回線を繋ぐ必要があるのか不思議に思ったが、デジタル放送は双方向のチャネルである事に気がついた。
番組放送に視聴者として意思表示し番組参加することができるようになっている。

また、有料放送への申し込みなども、テレビ画面の操作で、その申し込み内容を電話回線を通じて送信することができる。

現在まだデジタル放送が開始されて間がないから、それほど従来のテレビと異ならないが、将来的にはデジタル放送は、自分の見たい番組を自分の見たい時間に見ることが出来るようになる。
例えば、7時のニュースを8時40分に最初から見る事が出来るようになるだろう。

テレビの番組表もテレビのメニューから確認出来るし、番組予約や録画もすべてテレビ側から設定できる。
まだ充分に理解していないテレビの機能もあるようだ。

子供の頃、まだ家庭にテレビが無くて、電器屋の街頭テレビでプロレスを見たあの白黒テレビ時代から考えると、まさに隔世の感がある。
いずれにしても、テレビの時刻表に人の都合を合わせていた時代から、人の都合で録画しなくてもテレビの放送が見られる時代が近づいている。