ほんっとに、ひさしぶりに、
雨。
降ってくれました。
いつぶりだろうーーー。憶い出せないほど。
待ってました!
恵みの雨だ!
内心浮かれて、降り注ぐ様を、眺めていました。
待ちわびました、命の水 for free。
のどカラカラ、
ただ耐えるばかりの植物にとっては、
命そのもの。
雨は恵みです。これは、ほんとに。
田んぼなんか、こんなに雨が無くて、どうなっちゃってんだろう;、って、
心配になったり。他人事ながら。いや、他人事じゃないやね。
雨の次に来る すかっ!と晴れた朝は、
目にも明らか
植物たちが 生き生きと、
まっすぐ、立ち上がっています。
命の雨の次に来る、 すかっ!と晴れた朝には。
雨のあと特有の、
甘い緑の香りと、
あと、
妙な 「静けさ」が、漂っているような。
そんな気がしませんか?
雨のあとの
晴れた白い光を浴びる町は、
なんだか妙に、静かに見える。
、、なんだけど、
その静けさの 見えない奥で ふつふつと沸く、
“熱”のようなものを、感じる。
「さあて今から、動き出すぞ、、、!」という、
力のようなもの。
雨の降るあいだ、静かに溜めこんでいた 力 みたいなものが
いざ じわり立ち上がり むくりと動き出す直前の、
凪、のような、
本当は奥の方で動き続けていて、
本当は鎮まり返ってなどいない、
不思議な 静けさ。
*
雨のあいだ
息をひそめて まどろんでいた 木蔭の鳥たちが、
ちよちよと また歌い出す。
と、その前に、
すうっと息を吸い込んで、
、、、って、
吸い込んでみたら、その空気が なんだか、
なんとも 甘くて、
なんとも やわらかくて、
ミネラルで、たぷたぷしていて、
あまりに美味しい!
とぷとぷの湖の水に触ったようで、
陶然としてしまって、
なんだかこれは、うっかり、心地好い、、。
となったら、なんとなく、
せっかくの その “ひと息”を、あっけなく 吐き出してしまう前に
ちょっと、溜めておきたいかも。胸の中に。
からだの中に。
、、、という、
鳥の気持ち。(妄想)
*
謎の鳥の気持ちの妄想は さておき
雨上がり特有の、
たぷたぷの湖のような、不思議な静けさ。
それが、
いつもいつも、気持ちが好い。
その不思議な静けさの中で、
いちばんに吸い込む、ひと呼吸目。
いちばん最初の、
いちばん まっさらな 空気。
それが、
嵐が持って来てくれる、はるばる南の海からの、
うれしい置き土産の ひとつ。
*
恵みの雨は、
場所によっては 災害になってしまって
軽率に 大手を振ったりして喜んじゃいけないのかも、しれないけれど。
正直申し上げて、
嬉しくて、たまらない。
今年は 梅雨さえ あんまり降らなかった。(東京は。)
夏はことさら、暑かった。(どこもかしこも。)
だからか、
雨が恋しかった。(少なくとも自分と、植物は。)
「雨が欲しい、雨が降ればいいのに」
って、
ひたすら待ち遠しくてたまらなかった。
なぜだか。
「嵐!」、というほどには、(東京上空では)荒れ狂わなかったけれど、
台風は 去りしなに
ムラサキの色を置いていった。
これも
嵐の来るたび 心ひそかに待ちわびている
嬉しい置き土産の、ひとつ。
*
まだ 雨の香りの漂っていた、
今日。
打って変わって ひんやり 鎮まった、
雨の次の日の、
今日の、世界。
暦の上では
「白露」を越しました。
帰り路はもう すっかり
夕暮れでもなく
火の焼け落ちて
暗がりに。
次の節目は、いよいよ
「秋分」です。
小さな さびしい ぽつんとした灯が
にじんで
あったかく見えるようになってくる。
湖のような やわらかな静けさ
ぽつんと
にじんで
ふいに
ゆらいで
どことなく
あったかく見えるように、なってくる。
*
どことなく
唐突でしたが
かくして、
やって来てしまったようです。
秋が。
*
雨。
降ってくれました。
いつぶりだろうーーー。憶い出せないほど。
待ってました!
恵みの雨だ!
内心浮かれて、降り注ぐ様を、眺めていました。
待ちわびました、命の水 for free。
のどカラカラ、
ただ耐えるばかりの植物にとっては、
命そのもの。
雨は恵みです。これは、ほんとに。
田んぼなんか、こんなに雨が無くて、どうなっちゃってんだろう;、って、
心配になったり。他人事ながら。いや、他人事じゃないやね。
雨の次に来る すかっ!と晴れた朝は、
目にも明らか
植物たちが 生き生きと、
まっすぐ、立ち上がっています。
命の雨の次に来る、 すかっ!と晴れた朝には。
雨のあと特有の、
甘い緑の香りと、
あと、
妙な 「静けさ」が、漂っているような。
そんな気がしませんか?
雨のあとの
晴れた白い光を浴びる町は、
なんだか妙に、静かに見える。
、、なんだけど、
その静けさの 見えない奥で ふつふつと沸く、
“熱”のようなものを、感じる。
「さあて今から、動き出すぞ、、、!」という、
力のようなもの。
雨の降るあいだ、静かに溜めこんでいた 力 みたいなものが
いざ じわり立ち上がり むくりと動き出す直前の、
凪、のような、
本当は奥の方で動き続けていて、
本当は鎮まり返ってなどいない、
不思議な 静けさ。
*
雨のあいだ
息をひそめて まどろんでいた 木蔭の鳥たちが、
ちよちよと また歌い出す。
と、その前に、
すうっと息を吸い込んで、
、、、って、
吸い込んでみたら、その空気が なんだか、
なんとも 甘くて、
なんとも やわらかくて、
ミネラルで、たぷたぷしていて、
あまりに美味しい!
とぷとぷの湖の水に触ったようで、
陶然としてしまって、
なんだかこれは、うっかり、心地好い、、。
となったら、なんとなく、
せっかくの その “ひと息”を、あっけなく 吐き出してしまう前に
ちょっと、溜めておきたいかも。胸の中に。
からだの中に。
、、、という、
鳥の気持ち。(妄想)
*
謎の鳥の気持ちの妄想は さておき
雨上がり特有の、
たぷたぷの湖のような、不思議な静けさ。
それが、
いつもいつも、気持ちが好い。
その不思議な静けさの中で、
いちばんに吸い込む、ひと呼吸目。
いちばん最初の、
いちばん まっさらな 空気。
それが、
嵐が持って来てくれる、はるばる南の海からの、
うれしい置き土産の ひとつ。
*
恵みの雨は、
場所によっては 災害になってしまって
軽率に 大手を振ったりして喜んじゃいけないのかも、しれないけれど。
正直申し上げて、
嬉しくて、たまらない。
今年は 梅雨さえ あんまり降らなかった。(東京は。)
夏はことさら、暑かった。(どこもかしこも。)
だからか、
雨が恋しかった。(少なくとも自分と、植物は。)
「雨が欲しい、雨が降ればいいのに」
って、
ひたすら待ち遠しくてたまらなかった。
なぜだか。
「嵐!」、というほどには、(東京上空では)荒れ狂わなかったけれど、
台風は 去りしなに
ムラサキの色を置いていった。
これも
嵐の来るたび 心ひそかに待ちわびている
嬉しい置き土産の、ひとつ。
*
まだ 雨の香りの漂っていた、
今日。
打って変わって ひんやり 鎮まった、
雨の次の日の、
今日の、世界。
暦の上では
「白露」を越しました。
帰り路はもう すっかり
夕暮れでもなく
火の焼け落ちて
暗がりに。
次の節目は、いよいよ
「秋分」です。
小さな さびしい ぽつんとした灯が
にじんで
あったかく見えるようになってくる。
湖のような やわらかな静けさ
ぽつんと
にじんで
ふいに
ゆらいで
どことなく
あったかく見えるように、なってくる。
*
どことなく
唐突でしたが
かくして、
やって来てしまったようです。
秋が。
*
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