歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

なんとか入道

2011年07月06日 | 徒然 -tzure-zure-


梅雨、明けてると思うんですよね。。。

そんな空です。もう。




入道雲を見ると、

「雲入道」、、だかなんだか、、っていう妖怪を、思い出すんです。
(ちゃんと思い出せてないけど。)

幼い頃、水木しげるの本で見たはずの、巨大な雲の、一つ目だか二つ目だかのおじさん妖怪を。
やさぐれ僧侶みたいな成りで、確か、巨大化したりするんです。むくむくーって。
目が爛々と、不気味にカッ開いていた、怖い系の妖怪だったはず。

なんとなく、そのイメージを憶い出して、
想像力たくましくも、目の前のもこもこ入道雲に、重ね合わせて見てしまって、
ちょっと、そわそわするのです。


幼い頃は、かなり好きでした。妖怪とか。
世界に沢山居る という、妖怪や悪魔たちの名前とか出現地とか。水木しげるの描く妖怪図鑑をつぶさに見ては、もの凄く覚え込んでいたはず。


大学では まず 文学部の「宗教学」というところを専攻したのですが、
その選択の理由は色々複層的にあったとは思いますが、
たぶんその“根っこ”には、その「妖怪とかが好き」というのがきっと、あったんだろう。
と、
何となく、今、思い返します。

「妖怪とか研究できたら、面白いかも。」みたいな、軽い思惑でもあったんではないかな。

そこらへんはもう、思い出せやしないけど。

宗教学科に進学した20歳から、もう10年以上経ってしまったわけです。

時の経つのは早いもので、ねえ。、、なんていう台詞も出て来ないくらい、
ほんとに早くて、ビックリです。





でもって、
あんだけ覚えてたはずだけど、今や、
「あれ、、“雲入道”だっけ、、そんな、ザ・そのまんま。みたいな名前だったっけ、、、」
って、
よりにもよって 今回ネタにしているこの妖怪の名前、全然自信が無い、、。


“なんとか入道”、、、確か、なんとか入道だったような、、う~~ん、、、


なんとかって、なんだっけ。。




なんとか、、なんとか、、、、






 なんとか

が、どーしても思い出せないので、

話を変えまして。



今日、
建築学科時代の同期友人の素敵な引き合わせで、
なにやらとても面白そうな、そしてなにやらオオゴトな、某プロジェクトのお話の打合せに、行って来ました。
コンペみたいなことになるので、まだ自分が携われるか、決まっていないのだけれど、
その「楽しそうな気配」に すでに楽しくなって来て、
どきどきしています。

ゲットできると良いなあ。頑張りたい。

、、いや!

ゲットできる!頑張れる!


ここは、断言しとこう。
発する言葉は、はっきりと強ければ強いほど、願う結果を引き寄せる力も強くなるもの。

って、
最近読んだ『第十一の予言 ーシャンバラの教えー』(ジェームズ・レッドフィールド著/角川文庫)っていう、ガッツリスピリチュアル系の小説で、学びましたんです。

要するに:
夢や願いは、「~だったらいいなあ。」ではなく、「~する!/~になる!」って、断言するかたちにして言うことで、ほんとに実現してゆくものだ、と。言葉や想いは、それだけの引き寄せる力がある、ということ。

だから逆に、「だめだ」「無理」「できない」「・・・ない」
という、否定の気持ちを持つ事、そしてそれを吐露することは、ある意味、その望ましくないはずの結果を
むしろ“期待”する/願う行為に等しくなってしまい、実際、そういうふうに流れを作ってしまうから、
ちゃんと気持ちをまっすぐ強い方に携えて、悪い未来のイメージは打ち消さねばならない。

ということだと思います。


小説のストーリー自体は、もう、作者の言いたい事(啓蒙したい教え)というのが 先行して明らかにハッキリしすぎているせいか、なんだか無理矢理だなあ、、という感じでしたが、
件の「教え」のそれぞれについては、プラクティカルな処世術として確かに随所で使えるかもな、という感じだったので、
読んで、損は無かったなと、思います。






ところで、
ご縁というのは、ほんとに有り難いです。
人の縁は、また新しい縁を結んでくれる。


ちなみに
ご存知無い方のために なんとなく解説しますと、

宗教学科名義でいちおう卒業して大学を出るや、
すぐさま建築学科に学士編入したんですが、

宗教学から建築へ、、、結局大学には8年も居て(親には多大な迷惑をかけましたが;)
やっと出る頃には、建築からも道を逸れて、
造園の世界に飛び込んで行く事になったんですが、

こんな「紆余曲折」が無くて、さっさときっちり就職でもしていたら、
出逢えてなかったであろう友人が、たくさん居たんだなあ。

、、と思うと、

ほんと、(ある意味)「ぐずぐずフラフラ」して来て、良かったなー、
なんて。(親には申し訳ないけど;)


歩んで来た道には、ひとつも間違いは無かったと思うし、
やり直したいと思うことも、後悔するようなことも、全然無い。

ぜんぶがぜんぶ、ちゃんと現在地点の糧になっているから。










で、

その、有り難い友人がですね、

「さっき電車の中吊り広告で見て、無性に飲みたくなった」
と、そわそわコンビニを探し、
見事にゲットして、ガブガブ呑んでいた、



「世界のKitchenから」の新商品、「ソルティ・ライチ」。


自分も買って、今しがた、がぶがぶ呑んでみました。



ふつうに、
甘い、ライチのジュースみたいな感じでした。

最後の最後に、ちょっとだけ、塩の気配を感じます。








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