トリecoにっき

何かしたり見たり気がついたりしたらecoります。

船に乗ってきました。

2009年07月05日 23時55分22秒 | Weblog
船に乗って来た様子を一挙公開。

この時期は海霧の発生する時期。
案の定、かなり濃い霧。
でも沖へ出ればはれてるんじゃないかと、 とりあえず、出港。



でも霧で見えない。鳥もじぇんじぇんいない。。。
ミズナギドリ類が多い時期と思うんだけど、じぇんじぇんいない。。。
1~2時間たっても霧ははれないけど、 鳥は少しでてきました。



それでも、こんな感じ。
すぐ霧で見えなくなります。これはたぶんオオミズナギドリ。

それでも、沖へ 。
たまに、オオミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ハイイロミズナギドリがいるみたいだけど、良く見えず。。。

8時過ぎに出港して、3時間以上。

昼も近づいて来た時、やっとも少しはれて来て、
ミズナギドリ類も見えるようになってきて、
目当てのウミツバメ類もちらほら飛びだしてきた、

その時

まさか

なんと

船のすぐ横に

背びれだ!

イルカ!?

いや、でかいぞ!?

なんだ??

マッコウだ!!!!!







マッコウクジラだ!

2頭で寄り添って泳いでます。 たまに潮を吹きます。
尾がみたかったけど、見れず。

まさかクジラがでるとは、思わなかった。
すげーでかい。うちらの漁船と同じかそれ以上か。
船上は軽いパニック状態。

さすがのバーダー12人もこの時ばかりは鳥なんかそっちのけです。

クジラがでたんだから、もちろん?、イルカもでます。





こちらはカマイルカ。すばやい。
いっしょに飛んでるのはオオミズナギドリ。

クジラもイルカも海面にちょと出てはすぐ潜るから、
ずーっと飛んでて視界に入り続けている鳥よりも
カメラのファインダーに入れるのが難しかった。。。

他にもへんな背びれがあったけど、どうやらマンボウだったとか。
後はトビウオ。
鳥以外だけでも、満足しちゃいそうだが、

肝心の海鳥はというと、、、





アカアシミズナギドリ。
結構近くでたくさん見れました。
赤い足も写真でわかるくらい。
霧のせいかなんなのか、浮いてるのが多かった。











クロアシアホウドリ。
こいつもかなり近くで見れました。
黒い足も。
でかい。





最近ウワサのウミツバメ類。
小さいし、近くを飛ばないので
写真判定じゃないと識別できない!
こいつはたぶんクロコシジロウミツバメかな。
僕は見れなかったけど、アシナガウミツバメもいたみたいです。
見たかったなぁ。









ハイイロミズナギドリの飛び立ち。
一番上の写真ではアカアシミズナギドリより一回り大きく見える気がします。
図鑑では同じくらいの大きさだけど。
翼を上げているからかなぁ。

他にはオオミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、ウミツバメsp.、ウミスズメsp.がいたようです。

今回は船は、ほとんどの時間、霧だったけど、
マッコウクジラも見れたし、ウミツバメ類も出たし、
アカアシやクロアシが近くで見れたし、
良い結果だったと思います。
海も静かで楽だったし。
最後の最後はジェットコースターみたいになったけど。

唯一の反省点は、後半居眠りしちゃった事。
一週間、睡眠時間が3時間が続くと、さすがに。
酔い止めの副作用も加わって、
もう、、、居眠りするしかないですわ。。。



追伸

船でマッコウを見てから数日後、
九十九里浜にマッコウがストランディングしたそうで。
蓮沼の殿下とは、、、よく行く場所だ。地元だし。

マッコウの生態とか個体数とか詳しく知らないけど、
まさか、船で会ったマッコウだったりして。。。

見た場所から打ち上がった場所まではおそらく100km以内。
大きさは同じくらいな気がする。

ケガしてたというけど、うちらの船にはぶつかってないぞ。
2頭いたみたいだったけど、 もし、そいつらだとしたら、
もう1頭はだいじょうぶかなぁ。

ご冥福をお祈りいたします。



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