時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(252) 地下での場所の演出

2010年01月10日 03時56分01秒 | 風景
 昨年末,電車を使って奈良に向かっていた。時刻を誤算してしまい,2010年の新年を迎えたのがここだった。

(2010年1月1日撮影)

 本来は奈良公園に着いている予定だったが,先ほどの理由の結果,近鉄奈良駅の地下ホームで駅員のアナウンスにより新年を知らされることになった。この後,日が昇ってからは大阪を経て神戸の方へ向かった。そのときに,同じ会社の他の駅のホームを見て気付いたことがあった。
 上本町駅の地下ホーム。(写真の撮影は昔ですが,1日も見てはいます。)

(2009年6月27日撮影)

 柱の色が変わっていた。
 同じく地下駅の日本橋。

(2010年1月1日撮影)

 さらに難波。

(2009年6月27日撮影)

 柱の色とその駅のある場所のイメージがあっているのかどうかは個人の感覚にもよることなのでよく分からない。(自分のイメージでは奈良の緑以外はイメージと違っていた。)地下駅は地上の様子が分からないので,柱の色を知っていれば,今どこにいるのか分かる目印になるのかもしれない。この会社,地下駅のときはやたらと壁に埋め込まれている駅名看板がやたらでかいのでその必要もない気もする。

(2009年6月27日撮影)

 写真ではこれがやたらでかいことを伝えにくいが,実際に行って見ると,普段から使っている方でなければ大きさには気付くと思います。上の上本町か日本橋の写真だと人間の身長などとの対比もできるかもしれません。
 この手の色による演出は注意してみると結構あったので,地域性と対比した記事をそのうち書こうと思います。