久しぶりに その1
ここんとこ週末が雨だったり、所用(注)が入ってしまい2週続けてロードバイクに乗っていない
2週続けて乗らないということはまるまる3週間ロードバイクに乗っていないことになる
(注)所用っていうのは何と今どき珍しい社員旅行で温泉
に行ってきたのだ
がっつり飲んで食べて温泉入ってすっかり体はふやけてしまった
この間ローラー踏んでお茶を濁していたが、僕の体は、もはやローディーとはいえなくなってきていた
体重もかなりやばいことになっていたので、今週は酒量も控え、食事も制限して体調を整えて、クラブランに臨んだ
今日の走行メンバーはクラブのコアなベテランメンバーばかりなので容赦ない走りでしごかれちゃうのかなと思ったら、昨晩飲みすぎて二日酔いのメンバーとかがいて、案外と軽めの走りだった
久しぶりにロードバイクに乗った僕には適度な走りでちょうどよかった
久しぶりに その2
村上春樹の作品をオリジナルカバー復刻版の文庫本で2ヶ月ぐらいかけて再読した
彼の作品を最初に手にしたのが大学時代だから、ほぼ四半世紀ぶりということになる
これくらい間が開くとストーリーもすっかり忘れていて初めて読んだのとおんなじで新鮮
処女作である「風の歌を聴け」に始まる僕と鼠の3部作から、ストーリー性も増した「ダンス・ダンス・ダンス」そして、社会現象ともいえる空前のベストセラーとなった「ノルウェイの森」と読破した
小説に登場する車・酒・音楽といったアメリカンカルチャーが僕の世代にはかっこいいんだよね~
どっぷりと村上ワールドに浸った
作中、主人公達がやたらとビールを飲み、タバコを吸ってた僕と鼠の3部作あたりでは、僕も無性にビールが飲みたくなったね
ダンス・ダンス・ダンスでは、もう主人公はタバコを止めていた
このころ村上春樹自身も「羊をめぐる冒険」を書き終えてランナーとして走り始めており、ヘビースモーカーだった彼も走るためにタバコをやめている
でも作中の主人公達は酒の方はあいかわらず飲み続けていた
酒の肴や料理が作中よく登場するので、僕はやたらとパスタが食べたくなった
ノルウェイの森でも料理の話もよく出てくる
それからノルウェイの森では作中の大学の雰囲気もなつかしい
村上春樹と自分が同じ大学の出身なので、学内の風景とか学食やら近隣の洋食店がイメージできる感じがする
自分の大学時代を思い出して、あの頃をちょっぴり思い出した
でっ、村上春樹を読み終えた今、読み始めようと手にしているのは・・・
古典の大長編だ
読み終える自信がとんと無いので何を読んでいるかは教えない
ぼくも三部作と『ダンス、ダンス、ダンス』と『国境の南、太陽の西』まではもう筋書きも忘れてしまいましたね。というより村上春樹氏の作品はどれも謎を残して終わるので印象が薄いんですよね(笑)。でもそれでいて吸引力がある。全く不思議な作家さんですね。その村上春樹氏とsamさんが同じ大学出身というのも不思議な縁ですね。
ぼくの場合、村上龍氏でストーンズを知り、村上春樹氏でビートルズを知ったようなもんです。ぼくは音楽が作品に反映されている作家が心底好きなようです。
恥ずかしながら私が彼の本を初めて読んだのは20歳頃、もちろん「ノルウエイの森」でしたけど・・・
今だ多くの定着したファンを持つ彼の本だけは(あと、なぜか赤川次郎と)活字離れしつつある昨今でもよ~く売れてますよね!
何だか刺激されて、私も頑張ってもっともっと読もう!!と決めました^^
私は今、「闇の子供たち」梁石日(ヤン・ソギル)と、いう非常に暗くて重くてやるせない本を読んでます。
気が滅入ってるのに、こんな本を読んじゃいけないんですけどね~(笑)
ちなみに「古典の大長編」が気になります。。。
もっしかして「源氏物語」ですか?
ほんと、不思議な作家ですよねぇ~
けっしてストーリーテラーではないと思うのですが、登場人物の心理描写とか会話とか不思議な魅力を醸し出すんですよねぇ~
村上春樹の文壇デビューは私の高校生の頃でした
大学に入ってからちょこちょこ読み出してまた読んでみましたが、今読んでも面白いですね
古典の大長編とは・・・
源氏物語ではありませぬ・・・
フフフ・・・秘密です
読み終えることができたら公表します(無理かも)