黒地にオレンジの館が描かれたショッピングバッグも今や日本では重要な商業アイテム、の・・・・ストックホルム市立図書館の前をてくてく歩いていくと、そう、今日の目的地はここじゃないんですよ。その前の大通りを渡った先にあるCafe Valandは、「あったら必ず通うぞ」ランキングおよび「ずっとそのままの姿でいて下さい」ランキングの両方でダントツ1位を獲得しています(但し、私の中でだが)。いやー、いいのよ、何もかもが。この店内だけの専用標準時があるかの如く、ほの暗い店内にはゆっくり時間は流れるし(たぶん外の30分分がここの1分くらい(嘘))、もちろんケーキもコーヒーも美味しいし、店主のおじいちゃんは尊敬するステファン・グラッペリ似だし。またステファンじいさん(本当にそういう名前だそうな)がデザインしたカウンターにはコークがずらりと並んで、このまま写真を撮るだけでアートポスター一丁上がり!な感じですがな。「フィガロ」取材班が目をつけたのも当然ですねぇ。ケーキの一推しは、レモンタルト(写真参照)。濃い目のコーヒーと一緒にどうぞ。業務用Gusutavsbergのカップでやってきますよ(ちなみに本品は、以前Guestavsberg博物館のショップで4客99sekで発見。)あ、余りに居心地が良く、コーヒー飲みすぎの方への豆知識。厠を利用するには鍵を借りて自分で閉める、という用心深いシステムです。開かないからって、いきなり扉をガチャガシャ動かし静寂をがっつり破ると、バイキングの血を引く常連と思しき老紳士にギロリと睨まれるので気をつけましょう。くわばら、くわばら。
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来月に初めてのフィンランド&2度目のデンマークに旅立つ予定のみちこといいます。
で、今回はフィンランドの森と湖を満喫したいっと意気込み、
少ない情報をかき集め、
なんだかハメンリンナっていいんじゃないとよく分からないノリでホテルを取ってしまい、
ちっとも集まらない情報の少なさに愕然としているところです。
そんなときに偶然にこちらにたどり着きました。
よかった!
実は私もステファングラッペリ大好きで。
あの踊るバイオリンの音色は、絶品と思っております。
なかなか楽しそうなブログで、
これからも遊びにこようと思いました。
森と湖の旅が、雑貨探しの旅になるかも・・。
ご訪問ありがとうございます。そろそろ出発の準備でしょうか?
ハメンリンナは私も大好きな街ですねぇ。でも確かに事前情報は得にくいのが難点....で、私はハメンリンナの観光局にブローシャーや地図を要望して送ってもらいました。殆どのお店や見るべきスポットは網羅されているので、それにマッピングして行けばバッチリです!雑貨探し的にも穴場なような気がします。
そうそう、グラッペリ好きならばぜひストックホルムのヴァーラントは行ってみてください!本当のグラッペリは数年前にこの世を去ってしまったはずなのに、「なぜあなたがここに!?」と錯覚するくらい似てますから。昔、コンサートで一度だけ握手をしてもらったことがあるのですが、ヴァーラントのおじいちゃんは手の感触まで似てました(って同じ位の年齢だからか?)。