フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ

料理等の「こうでないとイヤ」を囁き中。まぁ、作ったり、眺めてニヤニヤしたりしている記録帳です。北欧業界の?な事項も発信。

暖めてくれる相方を待つ!

2005-08-29 01:00:39 | お道具倶楽部
これから始まる秋の夜長に向けてSIGNA PERSON MERINのガラスポットを用意し、お茶を入れてみました。ただ残念なのは、本来このポットには同じく耐熱ガラス素材のポットウォーマーがあるのですが、うちのポットにはついていなかったので、代替品を鋭意考案中。アイアン製のものなどがいいかな。ちなみに後方に見えるのは、工房アイザワの銅やかんです。中目黒HIGASHIYAさんの茶房で使っているのを見て探し出して以来、一日たりとも休まず我が家で働いています。毎日お疲れさま。

焼きさんが

2005-08-25 23:32:38 | アジな真似
とても怪しい風情の食べ物ですね。しそに何かがくるまれて干からびているような・・。しかし、見た目とは裏腹にとてもお薦めな一皿。私の遠いルーツである焼津の親戚から教えてもらった料理です。いわし(アジでも可)を息があがるほどたたいて(この時、大嫌いな人を思い浮かべるのがコツ→とても滑らかな仕上がりになります)、薬味(ねぎ、しょうが、しそ、茗荷など)をお魚が隠れるくらい混ぜ込んで、味噌と削り節、ごま油、お酢で調味した漁師料理。このまま生で食べれば「なめろう」、シソにくるんだり、ハマグリの殻に乗せて網焼きすれば「焼きさんが」です。我が家では、一日目は「なめろう」を楽しみ、二日目は「焼きさんが」にしています。お酒を飲む人もごはんだけの人も一緒に楽しめ・・・更に日頃の仕返し、いや、ストレスも解消できるとても便利な一品。ただし、いわしをたたく時は人名を叫ばないこと。捕まります。

ズッキーニのファルシ

2005-08-25 23:20:45 | アジな真似
先日の白州・野辺山などで仕入れた野菜もそろそろお仕舞い。大トリはイエローズッキーニなのですが、せっかくのきれいな黄色、ラタトゥイユにしてしまうのはもったいないので、色を生かしてオーブンで焼くファルシにしました。同時に野菜も沢山摂ってしまおうという寸法。まず、半分に割ったズッキーニを船型に刳りぬき、オーブンで軽く焦げ目がつくまで焼いておきます。次は詰め物の準備。先にく刳りぬいたズッキーニの芯の部分、玉ねぎ、ナス、パプリカ、にんにく、パンチェッタを炒めて塩・コショウ、お好みのスパイスで味をつけたら白ワイン少々でしっとりと。プラス、私は隠し味としてタップナードをちょっと混ぜました。さて、具の用意ができたら、最後に「焼き」です。ズッキーニに具を詰め、好みのチーズをふって全体に軽く焦げ目が付くまで再度オーブンで焼きます。フランスパンと一緒に食べるとおいしいですよ。今日は、腹へらし大王がいるので、パスタどっさり、とカリフラワーとツナのサラダというメニューですが・・・。

元祖・毒舌雑誌

2005-08-23 01:52:52 | 考察『暮しの手帖』
花森安治氏という辣腕編集長(何しろ表紙に挿絵と描きまくり、おまけに裏表紙に読む心構えを印刷してしまう人である。ちなみに戦時中のスローガン、「欲しがりません勝までは」のコピーを考案したのは彼だそうです)がこの世に送り出した超・超ロングセラー誌。いつか古いものを読んでみたいなぁと思っていたが、最近運良く実現した。ある古本屋さんにどさっと50冊ほど入荷したので、完全に表紙の好みのみ(「ジャケ買い」状態)で20冊ほど購入。随時、内容もからめてご紹介します。この61号の表紙は特に私は気に入っています。今でも十分通じるデザインのキッチンツールが棚にならび、銀座松屋のデザインショップも顔負けなほど。それにしても、「暮しの手帖」は侮れない。広告収入に頼りがちな現在の出版業界では考えられないほどの毒舌解説に、一瞬「ギャグじゃないのか?」と思うこともしばしば。例えば、料理紹介コーナーにてこんな記述が。「スパニッシュオムレツ(随分ハイカラなメニューだ):ハムはたっぷり入れましょう。しかし、月末にはハムを減らすと良いでしょう。」・・・って、給料事情まで考慮された料理指南は初めて見ました!とてつもなく斬新だ。

小海線デザート

2005-08-23 01:34:26 | アジな真似
白州和食の後は、こちらも現地買い付け品のみで構成されたデザート(っていうほどのものでもないが・・)。小海線沿線を移動し、ぼちぼち降りたり乗ったりしていたので、その度にめぼしい品を仕入れて来ました。野辺山高原ヨーグルトに佐久産のブルーベリー。少しだけレモン蜂蜜を加えていただきました。草原の風が吹き抜ける・・・よりも、重い野菜・果物の袋が頭をよぎりました。

白州和食

2005-08-23 01:30:05 | アジな真似
飲み屋のシメごはんではありません。それにしてもなんて地味なメニュー。ただし!殆どが先日旅した山梨県白州町から持ち帰った「自力産直」品なだけに、見た目は同じでもエライ違いでした!特におみそ汁に使用した白州味噌とおとうふ。どちらも海原雄山でなくとも、一口食べて「・・・。」と沈黙しそうな深い味。昔ながらの製法で作ったものは本当に美味しいのだということを実感。そのうち、クーラーボックス満載で車で買い付けしないと。買い込み過ぎてネットで売り出すかも知れません。

もうひとつ秋用鍋

2005-08-23 01:20:37 | お道具倶楽部
鍋ついでにもうひとつ。Finelの二重鍋ももうちょっとしたら出番です。手前側の黒い栓を外して熱湯を入れて使うため、保温性抜群・・・だと思います(自信なし)。ん?ゆっくり冷める・・・ということは、もしや美味しい温泉たまごもできそうだなぁ。いや、初作はスープにします。

煮込み鍋の王様スタンバイ

2005-08-23 01:15:55 | お道具倶楽部
最近、少しだけ涼しくなったような気がします。おや?これはそろそろ秋か?と鍋磨きたさ故、無理矢理早合点。秋といえば、煮込みものが美味しくなる季節。長年欲しいなぁ~と思っていた赤のサルパネヴァ氏鍋が今年ついに我が家にやって来たので、デビュー日をいつにするか今から考え中。お料理はここはやはり王道のポトフか、ブイヤベースか。間違っても予算の都合で、デビューがすいとんにならないよう気をつけよう・・。

名窯のバックスタンプに見る経営戦略考

2005-08-23 01:10:23 | 旅のおみや
ARABIAの資料本は数冊あれど、今までGustavsbergの作品については調べる手段が無く困っていました。うーん、カップの底のイカリマークは同じようなんだけどちょっと違う・・でもわからない、の繰り返し。しかし、こんな事態を打破するスゴいものを入手しました!それもタダで!・・えー、ちょっと深呼吸して、落ち着きます。再三、「北欧女」で登場するGustavsberg博物館。そちらのファクトリーショップ(復刻版のSpisa LibbやBersaを売っている所)で何か買うとこのビニールバッグに入れてくれるんです。よく見ると、歴代のGustavsbergのバックスタンプがズラリ勢揃い。大盤振る舞いだなぁ、ARABIAはちゃんとそれを本に掲載して、読者の販促意欲を掻き立てているというのに。このサービス精神の発露の賜物ともいうべき「えーい、もってけドロボウ」精神によって、悲しいかなGustavsbergは会社として斜陽になってしまったのでしょうか・・・(一方ARABIAは合併しつつも企業体としては現在も拡大中)。でもこういう太っ腹ぶり、大事にして欲しいものですな。頑張れGustavsberg!いや、頑張ってもらわにゃ困るね、何せ、私もなけなしの私財を投じてるんだから。

北欧女の荷物の中からその9

2005-08-23 00:58:57 | 旅のおみや
ヘルシンキのガラス専門アンティークショップで店主のGittanから薦められて購入したデザートプレート。無名のものなのでとてもリーズナブルでした。でも発色は有名な作品にひけをとらない作品。かなり気に入っています。早く生成り色のラ・フランスを盛ってコントラストを楽しみたいなぁ。