朝起きたては、よくもろこしヘッドになっている私ですが、もちろん本物のもろこしも大好きです。丁度今は生のとうもろこしが出回っている季節なので、甘味を生かしたスープにしてみました。だたし、夏なのでスウィートなベイジルと併せてさわやかに。ほうれん草を少し足すと余り青臭くなくバランス良く仕上がります。時間のある時は、一晩冷やして朝食にしても良いかも。
雷も鳴りまくり、いよいよ週明けとともに夏が来そうです。しかし、服装はシーズン遅れなのに、なぜか体調だけはシーズン先取りしてしまう私はすでに毎年恒例の夏バテ気味・・。そんな時は桃!朝食から桃で食欲不振を撃退しています。今日は、ソルダム、ブルーベリーもあるのでハチミツとヨーグルトでフルーツサラダにしました。ごく僅かにシナモンを振ると更によし。さーて、ロンドン・ノッティングヒルから持って来たPoolのお気に入りボウルでたっぷり食べますよ~。
久々に活動のあるある北欧隊、今日は銀座です。銀座和光といえば、スーパー由緒正しきご進物・お持たせ品調達ドコロですが、その一本裏手にはショコラティエつまりカカオ菓子処がひっそりとbut大人仕様で営業しています。我々も栄養補給すべく、厳かにその階段を上りきると・・意外なモノを発見。ヘルシンキはアカデミア書店内アアルトカフェにあるものと同じ、アアルトデザインのランプがいくつもいくつも・・・。おおっ、こんなところで出会うとは予想だにしていなかったので、今日はいつもより多めに驚いております。黄金のランプ群は板チョコを模したと思われるチョコレートブラウンの壁に映えて、その存在感は正にシャイニング。チョコレートが目的なんだかランプが目的なんだかはいささか不明ではありますが、きっと近々また再訪するでありましょう。ランプ観察には、窓側の1席がお薦めですな。
無事繁忙期も乗り越えたのはいいが、あっという間にある方の誕生日になってしまいました。今、ストックホルムにおります。スウェーデンに行ってないのにストックホルムです。そう、今日は7年前に古巣・六本木から赤坂見附に移転したレストラン・ストックホルムでスモーガスボード!あのT国ホテルの村上料理長がここでスモーガスボードを体験し、ビュッフェ今で言うところのバイキングを考案し、T国ホテルに、ひいては日本にバイキングなる画期的な食事スタイルをもたらした由緒あるお店であーる(父の昭和薀蓄ノートより無断転用)。実は子供の頃、一度このお店には連れられて来たことがあるのですが、経年により味わいの増した什器は1960~70年代の居心地の良い空気感を生み出しています。その雰囲気を堪能ながら万感の思いを噛みしめていると・・そんな私を現実に引き戻したのは、実際に噛みしめていた「にしんの酢漬け」の酸っぱさだった・・・。もちろん、スウェーデン料理の代名詞、にしんの酢漬けはカレーにマスタード、ハーブにバルサミコとバラエティに富んだ品揃えで、これだけで、現地気分度かなり~UP!小エビ料理・燻製料理に始まり、温製料理もショットブッラーなど数種と、一巡するには普通のビュッフェ以上に盛りすぎ注意報発令です。このうえ、デザートまで(今日はリンゴとナッツのタルトが一押し)頂き放題ですからね・・素晴らしい。ちなみにスウェーデンよりお越しの皆様は割引なんだとか。私達が海外で和食屋さんに入っても割引どころか割高なこと100%なことを考えると、いやはや羨ましいハナシ。はぁー、満腹になったところで、お店の外にあるストックホルム地図を指差したりして、スウェーデン語学習のモチベーションをあげてみますか。いやいや良い1日でした。あっ、言い忘れました。おめでとう、私!
あるある北欧隊たるもの、情報収集は欠かすべからず。「一、常に書店パトロールをすべし」と隊則5か条の御誓文に記載してあるのに最近サボっていました。うっかりしてる間に、なんとELLE DECO8月号が鬼の居ぬ間・・いや私の寝てる間に発行されていました!テーマは、もはや定番の「夏の北欧」。Hana●oがネタに困ると周期的に銀座を取り上げるように、ELLE DECOさんもある一定の周期で北欧に戻りますな。特に夏は毎年なので、TU●Eの新曲のように”季節商品”化しているのか!?ま、それはいいとして、今回は力が大分入っている模様。なんといっても、大・大・大特集らしく、34ページから118ページまで北欧記事ですから。それもこれまであまりスポットを当てられたことのないフィンランドのガラスの聖地ヌータヤルヴィやあまり観光スポットとしてはメジャーでない場所も細かく取材しています。よって今回は入門編というよりはもうちょっとマニアックかつディープな内容。北欧道5段レベル?(かくいう筆者は何段なのか?と云えば、まぁ~自分のことはわかないのが世の常、と誤摩化しておこう。)北欧取材も各紙競い合って頻繁に取り上げてるので、そろそろインテリア巡礼地のメッカからその周辺へと、地域的にも切り口的にも取材スプロールが起きてますねぇ。なぜか真の重要情報は雑誌やblogなど表に出ず、こっそり度の高い北欧業界ですが、「こんな無名の町なのに一体なぜ取材陣が?」現象や、「私だけのお気に入りレストランにHana●o取材が入って混んじゃってちょっと残念」現象がこの先多々おこるのでは?..夏旅行に合わせた絶妙なタイミングで出た本誌、私も心の狭さを反省しつつ熟読するとしますか。あっ、そういえばフィンランド政府観光局の「TORi」ももうじき刊行だったはず。でもまだどこにも見あたらないので、さてはまた暗黙の恒例行事「発売延期」か!?...と、感じの悪い督促をもって私からの心からの励ましの言葉に換えさせていただきます。
その翌日。おや?Uりん堂をチェックしたら、TORiが出てます!げげ、10日に発売していて私のチェック漏れだった模様・・・フィンランド政府観光局殿、伏してお詫び申し上げます。それにしても、今号のTORi、ヘルシンキ探訪決定版中の決定版。ELLE DECOに負けてないなぁ。きっと取材班も何班も出動して、かつてないほどの充実度は記録的「高」。そしてお値段も記録的「高」・・・。
その翌日。おや?Uりん堂をチェックしたら、TORiが出てます!げげ、10日に発売していて私のチェック漏れだった模様・・・フィンランド政府観光局殿、伏してお詫び申し上げます。それにしても、今号のTORi、ヘルシンキ探訪決定版中の決定版。ELLE DECOに負けてないなぁ。きっと取材班も何班も出動して、かつてないほどの充実度は記録的「高」。そしてお値段も記録的「高」・・・。
ARABIA24h/avecシリーズ、確かに一日中どの食事シーンでも全く違和感なく使えて、その名に嘘はないですね。でも、もっとも日本では「かもめ食堂皿」と言った方が通じ易いのか?もちろんヘルシンキのかもめ食堂ことKahavila Suomiではヘルシンキの合羽橋で購入したであろうフツーの業務皿で料理が提供されるのでがっかりしないように。いや、もしかするとあの映画以来殺到したヤパニライネン乙女がもたらした突然の高度経済成長(たぶん成長率200%以上)により、あるいは荻上監督のポケットマネーで、映画と同じこの24hシリーズ(映画ではブルーバージョン)に買い替えられてるかも??ついでにオーナーのTapaniのユニフォームも綿→絹にバージョンアップしているかも??えー、本案件につきましては、次回現地取材で事実確認致します。ところで我が家の24h、今日は夕食が出番。定番おかず・アスパラの肉巻きを黒酢:みりん:醤油のソースで。お肉を引き上げた後、最後にソースを糸が引く寸前まで煮詰めるのがポイントです。ビリーのキャンプなどに誤って入隊し、筋肉が悲鳴を上げている方には特にお薦めの疲労回復メニューです。さて、味見・・うむ、美味し。「よくやった、Good job!」・・・ビリーの代わりに自分で褒めてしまいました。
Spisa Ribbの植木鉢、ではなくてシルクハットでもなくて、当然サラダボールですが、洗面器サイズなのが災いしてこれまで目ぼしい出番はなし。とにかく器としてはラージでアンビリーバブルだから、使うのがソーディフィカルトなわけですよ(ルーO柴風で)。しかし、ついにスポットが当たる日がやってきました。夏野菜を沢山食べたいんだけど、蒸すのは暑いし、油は取りたくないし、という時の解決策がこれ。いんげん・なす・ブロッコリー・オクラなど一口大に切ったら固めに塩茹で。今日はアクセントに枝豆も投入。おか上げしたら、ペーパーナプキンなどでしっかり水切りし、熱い内に塩コショウ・煎り酒・レモン汁・ザク切りトマトを加えて軽く混ぜ、最後にごま油をごく少々回しかけます。あれば大葉を天盛りに。
冷たくしてもイケますよ。さすがにこのサラダボール一杯は多すぎなので、ちと寂しげな盛り具合ですが、そのうちこれで伊勢海老の天丼でも盛ってみたいと妄想中。何しろ特大なこの器、ブラッグタイガーだったら、芝海老に間違えられそうだ・・。
冷たくしてもイケますよ。さすがにこのサラダボール一杯は多すぎなので、ちと寂しげな盛り具合ですが、そのうちこれで伊勢海老の天丼でも盛ってみたいと妄想中。何しろ特大なこの器、ブラッグタイガーだったら、芝海老に間違えられそうだ・・。
これまで「なんでここに北欧アイテムが!」、「先をこされたっ!」という驚愕体験をしてきました(その殆どが"ありそうにない"場所にて・・)。・・ということは、ここ東京でも北欧アイテムを使って飲み物・食べ物をサーブするお店が結構増えてきたということですね。いやいや全く、購入前に実用できるいい世の中になりました、ハイ。では、ここら辺でリストにしてみるとします。親切そうなフリをしつつ、実は自分用だったりしますので記事とは関係のない記述もお許し願いたい。
・concrete craft(下目黒)
「日本にLindbergを紹介した男」という称号を持つ上之園氏が、次のステップに進み、「飾るのではなくて、使ってこそ」の哲学を具現化させたお店。食器だけでなく、空間全体が北欧そのものなので家具から揃えようという御仁には見学必須のお店。夏になると、サービスのお茶をSigna-Person Melinのガラスケトルでサーブしてくれるなんて、日本でここだけのはず。以前、目黒通りの向かいにお店の原点であるcraftがあり、その頃はBersaやBla(Rodも)AsterがUニクロのTシャツ並みに(あくまで"多くの"の例えですよ。)店内に沢山あった時代でした。
ちなみにサッカー日本代表のTぼ井選手を見ると、上之園さんを思い出します。
どちらかというと無地でシンプルなアイテムが多く、密かに「オレって北欧ワールドにはおよびじゃないかもしれないけど、実は好きなんだよな」と苦悩するシングル男子にお薦め(北欧関連ショップに出没する男子の多くは、「妻or彼女が好きなので」という大義名分のもと堂々としているが、このように広い背中を小さくしている方々も存在するに違いない)。小花(いやウ二ッコ柄か?)をバックにしょってる乙女軍団にお構いなく入店すべし。現品購入可。
・Cafe Farg(表参道)
Gustavsberg、特にSpisa Libb、Adam、Terra、などLindbergが絡んだメジャーものが好みなら、ここがサーブしてもらえる確立MAXです。ただし、「北欧大好きで来ました!」という人よりは、近隣の会社にお勤めの(多くがアパレルと思われる)"お洒落butもうお姉さんではありませんジェネレーションの方々がお一人様コースで、ランチをお召し上がり中だったりするので、大勢でがさがさと行くのは禁物。棚に陳列された実物に値段が付いているのは「今お客様がお手にされてるカップは実は結構なお品なんですよというアラート」に違いない。机にガチャッ!とか置いたりするうっかりハチべぇは入店禁止。
・ココモkaffe(祐天寺)
祐天寺といえば鉄道カレーで全国区の「ナイアガラ」しか名所はなかったのに、今年になってついに北欧スポットが誕生。適度な照明の明るさと静かさ、つまりいい意味での喫茶店らしさがありつつ、とても居心地の良いカフェ。Rorstrandがお店実用アイテムの中心ですが、なかなかMon Amieでお茶を出してくれるところはないので、貴重な存在。近日、ランチも始まりそうな気がするのは気のせいか?そうしたらウチのアラビアのディナープレート25枚、使ってくれますか(嘘)?それにしても相変わらずナイアガラ、並んでるなぁ。きっとオリジナリティ溢れるココモだけランチ(勝手に命名。某通信会社との関連性はありません。あしからず。)ができたら、こっちも行列しないと売り切れかも。現品購入可。
・Aux bon view temps(尾山台)
仏蘭西菓子(ケーキというと怒られそうで・・)の草分けでも、併設のカフェではARABIAバレンシアプレートとiittalaグラスがお目見えします。バレンシアはアイス類を頼まないと出てこないので、うっかりケーキ・・いや、仏蘭西菓子を頼まないように。着席時にいただけるお水は、今や廃盤のiitallaフローラグラスで出てくる時とない時があり、それは日頃の善行にかかっています。いや、それともカフェ担当のお兄さんに気に入られるよう努力すべきか?いずれにしても、スタッフ全員がヤング男子ズという厳かな修道院のようなお店なので、書いてこそないが明らかに"撮影はご遠慮ください"エアーが充満してます。大型カメラで撮影できるのはかなりの勇者に限られる。私は勇者になり損ねました・・・。
・トンボロ(神楽坂)
こここそ、北欧アイテムは「絶対になさそうな店」。が!入店したとたん、マスターの肩越しにずらっと並ぶコバルトブルー色のバレンシア群が磁力を放って、視線を釘付けに。試しにブレンドAとBの双方を頼んでみたが、どちらでもバレンシアが出てくるようである。小さいサイズの方なので、たぶんカフェオレなどをオーダーすると、ロイヤルコペンハーゲンのアンデルセンシリーズになってしまうと思われる。ちなみに建築家のオーナーに、「バレンシアで出してもらえますか?」とリクエストしたら、結果として快く出してくれたものの、「それって何?」的反応でスタッフ数名でごそごそ作戦会議を開いたうえ、カップの裏でシリーズ名を確認していたのであんまり意識していないでご使用中、のようである。気のせいか、フィンランドの地方都市にありそうな由緒正しき「喫茶店」です。
以上、東京版北欧ザガットサーベイ2007でした。
*写真は・・
マグカップ→Gustavsbergより入手。受付のエリーザおばちゃん一押しの作家さんものです。日本の粉引ともフランスのルギャールやアスティエとも違う微妙な色がかなり気に入ってます。これ、輸入するならぜひ私に!(次回はGustavsbergで商談か?)。
小皿→中平美彦氏個展にて入手。鉄灰ものが得意な作家さんです。普段は筆者専用漬物皿のため、常に食事のマストアイテム。
ついでにお盆→平和島骨董市にて入手。もちろん出所不明のタモ材製。しかし典型的なジャパニーズラビットハッチの我が家に最適な大きさのためか、活躍度絶大の実力派アノニマス品。
・concrete craft(下目黒)
「日本にLindbergを紹介した男」という称号を持つ上之園氏が、次のステップに進み、「飾るのではなくて、使ってこそ」の哲学を具現化させたお店。食器だけでなく、空間全体が北欧そのものなので家具から揃えようという御仁には見学必須のお店。夏になると、サービスのお茶をSigna-Person Melinのガラスケトルでサーブしてくれるなんて、日本でここだけのはず。以前、目黒通りの向かいにお店の原点であるcraftがあり、その頃はBersaやBla(Rodも)AsterがUニクロのTシャツ並みに(あくまで"多くの"の例えですよ。)店内に沢山あった時代でした。
ちなみにサッカー日本代表のTぼ井選手を見ると、上之園さんを思い出します。
どちらかというと無地でシンプルなアイテムが多く、密かに「オレって北欧ワールドにはおよびじゃないかもしれないけど、実は好きなんだよな」と苦悩するシングル男子にお薦め(北欧関連ショップに出没する男子の多くは、「妻or彼女が好きなので」という大義名分のもと堂々としているが、このように広い背中を小さくしている方々も存在するに違いない)。小花(いやウ二ッコ柄か?)をバックにしょってる乙女軍団にお構いなく入店すべし。現品購入可。
・Cafe Farg(表参道)
Gustavsberg、特にSpisa Libb、Adam、Terra、などLindbergが絡んだメジャーものが好みなら、ここがサーブしてもらえる確立MAXです。ただし、「北欧大好きで来ました!」という人よりは、近隣の会社にお勤めの(多くがアパレルと思われる)"お洒落butもうお姉さんではありませんジェネレーションの方々がお一人様コースで、ランチをお召し上がり中だったりするので、大勢でがさがさと行くのは禁物。棚に陳列された実物に値段が付いているのは「今お客様がお手にされてるカップは実は結構なお品なんですよというアラート」に違いない。机にガチャッ!とか置いたりするうっかりハチべぇは入店禁止。
・ココモkaffe(祐天寺)
祐天寺といえば鉄道カレーで全国区の「ナイアガラ」しか名所はなかったのに、今年になってついに北欧スポットが誕生。適度な照明の明るさと静かさ、つまりいい意味での喫茶店らしさがありつつ、とても居心地の良いカフェ。Rorstrandがお店実用アイテムの中心ですが、なかなかMon Amieでお茶を出してくれるところはないので、貴重な存在。近日、ランチも始まりそうな気がするのは気のせいか?そうしたらウチのアラビアのディナープレート25枚、使ってくれますか(嘘)?それにしても相変わらずナイアガラ、並んでるなぁ。きっとオリジナリティ溢れるココモだけランチ(勝手に命名。某通信会社との関連性はありません。あしからず。)ができたら、こっちも行列しないと売り切れかも。現品購入可。
・Aux bon view temps(尾山台)
仏蘭西菓子(ケーキというと怒られそうで・・)の草分けでも、併設のカフェではARABIAバレンシアプレートとiittalaグラスがお目見えします。バレンシアはアイス類を頼まないと出てこないので、うっかりケーキ・・いや、仏蘭西菓子を頼まないように。着席時にいただけるお水は、今や廃盤のiitallaフローラグラスで出てくる時とない時があり、それは日頃の善行にかかっています。いや、それともカフェ担当のお兄さんに気に入られるよう努力すべきか?いずれにしても、スタッフ全員がヤング男子ズという厳かな修道院のようなお店なので、書いてこそないが明らかに"撮影はご遠慮ください"エアーが充満してます。大型カメラで撮影できるのはかなりの勇者に限られる。私は勇者になり損ねました・・・。
・トンボロ(神楽坂)
こここそ、北欧アイテムは「絶対になさそうな店」。が!入店したとたん、マスターの肩越しにずらっと並ぶコバルトブルー色のバレンシア群が磁力を放って、視線を釘付けに。試しにブレンドAとBの双方を頼んでみたが、どちらでもバレンシアが出てくるようである。小さいサイズの方なので、たぶんカフェオレなどをオーダーすると、ロイヤルコペンハーゲンのアンデルセンシリーズになってしまうと思われる。ちなみに建築家のオーナーに、「バレンシアで出してもらえますか?」とリクエストしたら、結果として快く出してくれたものの、「それって何?」的反応でスタッフ数名でごそごそ作戦会議を開いたうえ、カップの裏でシリーズ名を確認していたのであんまり意識していないでご使用中、のようである。気のせいか、フィンランドの地方都市にありそうな由緒正しき「喫茶店」です。
以上、東京版北欧ザガットサーベイ2007でした。
*写真は・・
マグカップ→Gustavsbergより入手。受付のエリーザおばちゃん一押しの作家さんものです。日本の粉引ともフランスのルギャールやアスティエとも違う微妙な色がかなり気に入ってます。これ、輸入するならぜひ私に!(次回はGustavsbergで商談か?)。
小皿→中平美彦氏個展にて入手。鉄灰ものが得意な作家さんです。普段は筆者専用漬物皿のため、常に食事のマストアイテム。
ついでにお盆→平和島骨董市にて入手。もちろん出所不明のタモ材製。しかし典型的なジャパニーズラビットハッチの我が家に最適な大きさのためか、活躍度絶大の実力派アノニマス品。