バレンシアが・・・

とは言っても、スペインのブランドじゃありませんよ。ヘルシンキにて激安で見つけたのは良いが、出番待ちをしていた「バレンシアが！」です。いよいよ連日暑くなって来ました。ここはそろそろ枝豆の出番ですね。カリカリに揚げたじゃこと枝豆を炊きたてのご飯に混ぜ、すり下ろした青柚子をたっぷり。汁物は、三つ葉のワンタン風汁で。具材は三つ葉・ザーサイ・小葱・豚肉・しょうが、なのでかなりさっぱりです。ところで、「バレンシアのお皿の縁に豆が転がってるよ～」とか、「だめじゃ～ん、写真撮影の前に気づきなよ～」とか思ったアナタ！ふふふ、よく気がつきましたね。でも、その豆、只今全身全霊で重大な任務を遂行しております。何せ、豆粒大の体で結構大きなチップを隠してくれてるんですから。ではここで、今日のタイトルを訂正。今日の正しいタイトルは「正しい欠けのゴマかし方」。バカボンのパパも数十年も言ってるし。ちょっとばかり欠けたりしてても「これでいいのだ！」。そうだ、そうだ。

sillを食べようと思ったのですが・・

いきなり年頭来日を果たし、我々の2007年の始まりを彩ってくれたスウェーデン台風ガールズことKarinとKarolinの食べ物系土産・sill（にしんの酢漬け）を温存していたのですが、レギュラー味とマスタード味、どっちも好きなのでどっちから食べようか迷っていたら6月になってしまいました。いい加減そろそろ食べるか？と思い、冷蔵庫を開けると・・あ”－今日はだめだ。生きの良いうるめいわしを買ったんだった・・。よし、それでは予定を変更していわしとズッキーニのオーブン焼きを作りますか！このテの料理、手抜きな割にサーブ時びっくり度（見栄えパフォーマンスともいう）が高いので、私の繁忙期には頻出します。耐熱皿に緑・黄色の輪切りズッキーニを敷き詰めて、その上に身開きにしたいわしをのせる（いわしにはしっかりめに塩コショウします）。一方その間、フライパンで、パン粉少し・砕いた胡桃・みじん切りにんにくを軽く焙っておく、と。あっ、最後にかけるパセリも刻んで。さて、いわしにオリーブオイルを回しかけ、しっかりヤキを入れましょう（ん？妙に板についたセリフのような気がするのは気のせいか・・）。8分方火が通り、ゴールデンブラウンの焦げ目がついたら、一度取り出して、仕上げ。ドライトマトペーストをてん・てん・てんと散らし、焙っておいた胡桃類をパラパラ・・（本日はドサッっと落ちました・・）。で、もう5分焼いたら、パセリをかけて出来上がりです。食べる直前にレモンを絞ってどうぞ。実はこの料理の場合、いわし本体よりも味のしみたズッキーニの方が好きなので、下から掘って食べてしまうのが難点。

ちょっとbullar

北欧女たるもの（しかもシリーズ"2"なわけだし、なおさらである。）、たまには正統な北欧料理もつくらなくては！ということで、北欧の皆さんのソウルフード（かどうか裏はとっていませんが・・）、kottbullar、またの名をミートボール、そのまたの名を肉団子を作製しました。現地においてkottbullar＋リンゴンベリージャムは、ごはんに梅干くらいの超定番の組み合わせなのですが、今日は生いちじくを発見したのでオリジナルソースで。溶かしバター・オリーブオイル半々を熱して、はちみつを投入してキャラメリゼします。そこに角切りのいちじくとマルサラ酒を気前良く加えて煮詰めます。全体が3分の2程度に煮詰まったところで、仕上げにしょうゆ・レモン汁少々を加えてソースは完成（ちなみにこれにフォン・ド・ボーを加えて鴨などにかけ、しっかりお皿プレゼンを良くしてお客様に出してみれば、ド肝シューティング率100％！、と思われる。）。さて、先に火にかけていたkottbullarの焼け具合も丁度良いようです。ささっと盛って、ソースをかけたら口内やけどをしない程度に熱々のうちに食べるべし。付け合せは、いんげんとスパイシーマッシュポテトで。では一口、失礼をば。ぱく・・む？いちじくの甘みとしょうゆの風味が意外にマッチし、ひねりのあるちょっとbullarです！

まかない朝食

ちなみに、ある日のCafe PF & the shopスタッフのまかない朝食はこのような感じです。ドライカレーを乗せてオーブンで焼いたトマトのプロヴァンス風・バジル入りミートローフ・"ほっといてよ"サラダ（Let us alone・・・つまりLettus alone）、それにカンパーニュ好きなだけ、です。営業前なのに、なんだか食べ過ぎました・・。本日使用のプレートは、トマト料理に色が合うので頻用度とてもhighのrorstrand/SIVシリーズ。

1日限りのスペシャルメニューのご紹介です

この頃、土日しか営業してないのは？と（かなり身内の）お客様より苦情を頂戴しました。
大変申し訳ないことに諸事情により、しばらく仰る通りとなっていましたが、本日より無休営業を再開します。
お詫びとともに日頃の感謝の気持として、今夜のみのスペシャルメニューをご用意しました。ミュンヘンはマリエンプラッツ市場より、白アスパラが届いたので、今夜のディナーセットに登場です。今シーズン最後の白アスパラ、その甘味を存分にお楽しみください。

・白アスパラのチーズポテトグラタン
ドイツ産白アスパラにはドイツチーズ（アルプラムケーゼ）をじゃがいものピュレと合わせて。

・完熟トマトのドライカレー
・今日の蒸し野菜（ブロッコリーです）
・お好きなドリンク

以上、限定4食、税込み1350円です。

この四人組はもしかして・・！？

夏休みの宿題用に（一体どこに提出するのか？）と思い、大分前にヘルシンキビジターズガイドなる情報をヘルシンキ市観光局のHPからダウンロードしていたのですが、この度、刷り物版ができたとのことでフィンランド政府観光局に取りに行って来ました。このガイドブック、いつでもO円というどこかのスマイル価格に負けず劣らず気前が良いですが、中味も太っ腹です。普通こういう冊子は、ページの半分が広告だったりするもんですが、計62ページ中たった6ページ！この脅威の広告極少率はR25とは逆ですね・・・。さすが、公的刊行物、素晴らしい。一般的なツーリスト情報に留まらず、旅行者はそこはいかないんじゃないの？というところまで収載されており、これがあれば他のガイドブックは不必要と言っても過言ではありません。なんと、昨年友達のJennniからの極秘情報でかけつけたnansoのバーゲンセールがあったイベント会場「korijaamo」まで載ってるし（もっとも自他ともに認めるどころか"呆れる"nansoファンの私は同社ヘッドオフィス＆ファクトリーアウトレットのある街・ノキアまで行ってしまいましたが・・）。更に！見開き大パノラマでヘルシンキ市全体鳥瞰図も付いているので、ちょっとした旅行気分に浸れるのも大ポイントですね。まだ入手していない皆様はぜひ手に取ってみるべし。さてさて、政府観光局にて、このガイドブックのとなりをふと見るとフィンランド国鉄VRの時刻表が！んん？だれですか？この赤レンジャー4人は？・・・えっ？このモアイのようなお顔の皆さんはもしかしてもしかするとヘルシンキ中央駅にいつも鎮座まします巨人像の各々方。そして、中を覗くと彼らがアメコミ風に「学生・高齢者は半額だよ」とか「お電話はこちらまで」とかお得情報を紹介してくれますよ。いつも座ってばかり（っていうか立ったことはないはずだが・・）の彼らをこんなナウな姿にして登場させるなんて、さすがVR!そのセンス、実にhyvaらしい、いや、スバらしいですね。