だいぶ前にドレスデンに立ち寄った時、旅疲れで胃が弱っていました。ツヴィンガー宮殿付近のカフェで「何かさっぱりして胃に入りやすいものください」と言ったら、これが出てきました。ザワークラウトとソーセージのスープでした。最初は「げげ、ソーセージぃ??しつこそうだなぁ。」と気がすすまなかったのですが、一口すすってみると、これがもの凄くサッパリ味!以来、家でも時々作っています。何しろ失敗しようがないほど簡単なので(チキンブロスにザワークラウトとソーセージを入れて煮るだけ。あとは多めに粗挽きコショウをふるくらい。)、決め手はザワークラウトです。個人的には酸味と旨みのバランスが良いダルマイヤーのザワークラウトをお薦めします。暫く輸入中止となっていたので、これはドイツに食べに行くかと企んでた矢先、最近また日本橋または新宿高島屋で購入できるようになりました。幸か不幸か・・これ如何に?
種類にかかわらず、我が家はイギリス人に負けず劣らず頻繁にティータイムが訪れます。お茶の合間に仕事をしてるのかも??近所に中国茶の名店「岩茶房」があるので(たまに室井滋氏がいる)、中国茶も愛飲していますが、一番多いのはやはり緑茶。その緑茶タイムに出番となるのが、こちらの一式です。表面の擦り切れ加減が気に入っているおぼん(母などには「汚いわね!」と一蹴されそうだが・・)と愛想のないミニ土瓶で入れる緑茶の時間は、私に「短気は損気」といつも諭してくれているようです。紅茶やコーヒーの場合は、その時の気分でカップを取り替えていますが、緑茶の時はこれでないと落ち着かないんですよねぇ。
ドイツS社に勤めていた頃(えらく昔ですが・・)、ベルリン本社に行った時に「ドイツの春の味」として初めて食したのが生のホワイトアスパラでした。実は私、缶詰とか瓶詰めのホワイトアスパラが長年嫌いな食べ物ランキング第1位に君臨し続けていたのですが、生アスパラはとても美味しかったので衝撃を受けました。勢い余って、1kgもタオルに包んで東京までこっそり持ってくる始末。それ以来、毎年春には一度は食べています。今日は二色のアスパラを軽く塩茹でして(固めが美味しいです)、アンチョビソースで食べました。ソースは、アンチョビ・ケイパー・ポメリマスタード・にんにくすりおろし・塩コショウをオリーブオイルでのばしたものです。ついでに、同じソースで玉ねぎの丸ごろオーブン焼きも頂いたので野菜度満点の食事となりました。さて、本題のホワイトアスパラ、塩茹で以外には、和風におひたしやマヨネーズとマスタードを混ぜたソースでオーブン焼きにしても美味です。ドイツでは、オランデーズソースで食べるのが一般的なようですが。・・・次回はホワイトアスパラのポタージュに挑戦します(「世界の車窓から」風に読んでください)。
だんごをデザートにいただきました。実は好きなおだんごのお店が2つあり、1軒は自宅ドとなりにある「大久保だんご」さんのみたらし。このお店、吉本の舞台セットか?と見紛うような店構えに、これまた時代がかった風情のおばあさんがいい感じで和菓子&お赤飯を売っています。おだんごの味に、確実におばあさんによるプレミアがついていると思われます。もう一軒はふるやこがね庵(東急デパートなどに入っています)。ここは常時5種類ほどありますが、好みなのはみたらしとごま。ところが、ごまだんごには2ランクあり、使用されている砂糖の質で値段が違う・・・。
いつも事も無げに、和三盆が使われた高い方を注文してやろうと思うのですが、つい普通バージョンにしてしまうところが小市民なワタシです。まぁ、こちらでも十分美味しいんですけどね。ちなみにだれかと一緒に買う時は、もちろん「いつもの方で」と和三盆入りを差しますが。
いつも事も無げに、和三盆が使われた高い方を注文してやろうと思うのですが、つい普通バージョンにしてしまうところが小市民なワタシです。まぁ、こちらでも十分美味しいんですけどね。ちなみにだれかと一緒に買う時は、もちろん「いつもの方で」と和三盆入りを差しますが。
豆ごはんです。今日はスタンダードにグリーンピースですが、白えんどうやエスニックにチャナダールなども美味しいと思います。しばらく大した料理をしてなかったので、久々に真面目に作りました。この日のメニューは、アマダイの一夜干し、みつばのおひたし、山うどのきんぴら、根菜たくさん入り豚汁、プラス豆ごはんです。久々にゆでたてのグリーンピースの美味しさを実感したので、4月の登場頻度はextreme highとなること必至。塩を強めにしてゆでて、炊き立てのごはんに混ぜると良いと思います。久しぶりに会心のいちめし、です。自己満足度:20点中20点。