フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ

料理等の「こうでないとイヤ」を囁き中。まぁ、作ったり、眺めてニヤニヤしたりしている記録帳です。北欧業界の?な事項も発信。

気性が荒い・・・

2007-02-27 03:01:23 | アジな真似
・・と、よく言われます(怒)。しかし、私だけではなく、今日の丼の中身もまた然り。ただ、私と違い、気性が荒い軍鶏ゆえ、絶品の誉れ高い奥久慈しゃも。早速、「玉○で」さんのトロトロ具合を目指して親子丼といきますか!ん、確かに歯ごたえ十分、肉汁も十分。一回では噛み切れないほどの弾力になんとなく気の強さを感じます(?)。これは今度はぜひシンプルに梅酢焼きにして味わってみよう。
本日の副菜は、ほうれん草のおひたし、蕗の薄葛煮、お味噌汁、でした。カミ、カミ、カミ、カミ、ごくっ。顎関節症予防にも良さそうです。

「ソーリ、ソーリ!」

2007-02-27 02:44:59 | これ、行ってきましたよ
こう叫んだのは国会でのツジモト先生、しかし私も先ほど同様に驚嘆の念を込めて叫んでしまいました。ただし、国立近代美術館にて。遅ればせながら、「柳宗理~生活のなかのデザイン」展に来ております。さ~す~が大好きなMOMAT(昔、よく仕事中に2Fのカフェアクアで皇居を眺めながらサボっ・・いや休憩をとっていた)、やってくれますねぇ。うーむ、これは正に工業芸術のデパートもしくは日常デザインの総合商社である。バタフライスツールに始まり、どこの台所にも密かに1点は息づいているキッチングッズのオンパレードで、これぞ"なんでもっと早くやってくれなかったんだ"企画!年代によって微妙にシェイプの違うカトラリーなど良く目にしているハズなのに新たなる発見が随所に転がっています。去年、日本民藝館館長を勇退したものの、まだまだ現役の巨匠の世界を覗きに行けば、いま手にしているお玉のフィット感も一層良く感じられそうだ・・・。3月4日までなので、「ええっ、そんなのやってたのか!」という方々は急行するがよろし。ついでに常設絵画展の「バーナード・リーチの肖像」や「パリの雪景(佐伯祐三)」など鑑賞するも更によろし。

自家製海南チキンライス、ついに登場。

2007-02-21 03:33:19 | アジな真似
満を持しての登場は、20代前半の思い出の味・海南鶏飯つまりハイナンチキンライス。今でこそ東京でも何軒か専門のお店があり(中でも麻布十番と恵比寿の海南鶏飯食堂がピカイチだけど)、簡単に「あ~シンガポールだなぁ・・」と気分に浸ることも可、だがちょっと前まで一体何ソレ?状態だったはず。若い頃、いや訂正します、「今より若い」頃、シンガポール駐在の友人宅に長逗留していた際、ローカルピーポーに紛れて海南チキンというチキンを食べまくっておりました。特にMaxwell centerの「天々」というお店のものが秀逸な味だったため、食べに行ったというより、そのお店に"通勤"していました。いつか作りたいなぁと思いつつも、鶏がらスープの仕込みに自信がなかったので、なかなか手を出せず、ずーーーっと聖域だったのですが、年末にジャスミンライス(これでないといかん!)を購入して自分を追い詰めたのでついにチャレンジすることに相成りました・・。
それが作ってみると今までのおよび腰は一体何だったのだろうか?と思うほど簡単で、そして私はシンガポーリアンなのではないか?というほど現地風な味に仕上がり、久々の「めんどくさ系」料理は成功裡に終わったのでした。シングリッシュでいうところの、「OKら~」である。ところで、なぜ彼らはあんなに語尾にlaをつけまくるのだろうか?よくわからないのら~。いや、これでいいのら!

海南鶏飯:スープ、スープで炊いたごはん、チキン、ジンジャー・スイートチリの2種のソース(本当は3種)

発掘!あるある大事件

2007-02-17 01:49:59 | お道具倶楽部
渋谷にほど近いとあるインテリアショップに寄り道してみました。そこは普段は滅多に寄らないお店なのですが、この日はなぜか"呼んでいる"気がしたので磁石に引き寄せられるように入店。主にイギリスが出所と思われるアンティーク家具に混じって、向こうに見えるは小さく書かれた「sale」の4文字が!む?なんとなくその一角だけ北欧の空気が漂っているな・・・、と期待と共に近づくといかにもデンマーク製のチーク材のボウルが数点鎮座しております。うーむ、これはなかなか捨てがたい。しかし、私を最も惹きつけたのはチークボウルではなく、隅っこに地味~に置いていあったモスグリーンのオーブンウエアでした。何の気なしにこちらのオーバル皿を裏返してみると・・うわっ、アルミニア社製だった!アルミニアといえばロイヤルコペンハーゲンの先祖ですね。ひぇ~、コペンハーゲンの蚤の市でもあまり見かけないアルミニアのアイテムが東京で(しかもセールで)見つかるとは・・これからも散歩は欠かさずすべし。近々これでヤンソンさんを誘惑したあのグラタンを作ってみます。

サンタ・ルチ~アって?

2007-02-16 01:10:57 | miscellaneous
昨日、BSで「スウェーデンのルシア祭」なる番組を放送していたので早速チェック。ナビゲーターはちょっとばかし時を駆け過ぎてお年を召してしまったトモヨちゃんです。12月13日にルシア祭というお祭りがあることは知っていたけど、実際どんなものかは不明だったのでとても勉強になりました。1時間半の番組の前半では、スカンセン、ガムラスタンをはじめ、ストックホルムの要所を紹介してくれます。テレビではあまり写ったことのないエステルマルム市場の中もじっくり回ってくれて、あそこの八百屋で買ったイチゴ激ウマだった!とか、この魚屋のおかずあったね~とか、ちょっとした旅気分ですな。BS日テレ、おぬしなかなかやるのぅ。さて、肝心のルシア祭、こちらも教会でのイベントの一部始終が放送され、"なるほど・ザ・スウェーデン"である。家庭では、ろうそくを頭に飾ったその家の女の子が両親を起こすというしきたりだそうな。また教会では日の出の頃を見計らって、光の聖人・ルシア姫(と聖歌隊(?))が長く暗い冬に光をもたらす喜びを表し、我々もよく知っている「サンタルチア」を歌っていました。普段イタリア語で耳にしているせいか、スウェーデン語版サンタルチアは妙に新鮮・・。しかも、この歌、イタリアの観光地でゴンドラ船頭のインチキガイドなどがチップ欲しさに歌ってるイメージだったが、本当は聖なるシーンで歌うものだったんですね(ちなみに私がこの歌を知ったのは、カレーのCMのような気がするが、「サンタ~ル~チィア~、ルーミック美味しいや~」という強引に韻を踏んだ歌詞がポイントの何かのコマーシャルだった。)。ふむふむ。私もルシア姫に応募してみたいところだが、時すでに異常に遅し。頭にろうそく・・なんて今やホーリーどころかホラーなので賢明な妙齢の日本女性としてはやめておこう。
(写真:クリスマスシーズンのNKデパート)

さつまいものデザートサラダ

2007-02-13 22:55:18 | アジな真似
ふかしたさつまいもも美味しいけれど、サラダとしても「ちょっと甘いものを・・」の時にもイケる一品を作ってみました。リンゴ・キーウィ・レーズンなどのドライフルーツを粗く刻んでマルサラ酒に10分ほど漬けます。ふかしたさつまいもを軽くマッシュして、ドライフルーツ(漬け汁も)と合わせます。塩・コショウ、生クリームで味を調え・・たところで、過日購入のオーボンビュータンのキャラメルペーストを発見。いつもははちみつですが、今日は代わりにこちらを1さじ。塩味のちょっと効いたキャラメルとさつまいもの甘みは上手くバランスがとれ、スイートポテトのような風味のサラダになりました。食事用にはマスタードを少し混ぜても美味しいと思います。

先日の・・

2007-02-10 04:38:06 | これ、行ってきましたよ
カフェファーリに早速追加取材に行ってきました。この前はランチで満腹になってしまい、肝心の「リンドベリーサービス(勝手に命名)」を体験できなかったので今日はぜひ!・・ってことで、コーヒーとスウェーデン銘菓(?)のスパイスケーキをオーダー。しかもそんなことはどこにも書いていないのに、「Terraのカップでお願いします・・」と"お好みカップチョイス"を無理矢理頼んでしまいました。おおっ、この前、横目でちらっと見た通り、Gustavsberg・Terraに入ったコーヒー&ケーキが登場!カップの柄にこだわらなかった"オトナ注文"のだんな氏にはRivieraシリーズでコーヒーが供された模様。うーん、しかもどちらもデッドストックか?というくらいのほぼmintコンディション。よって、只今ワタクシ、やけにカップの扱いに慎重になり、ホンダのロボット・asimoのごとく不自然にゆっくりカップを上げ下げしております・・・。コーヒー・ケーキももちろん美味しいのですが、自分の持っていないカップで飲めるのはかなり嬉しいですねぇ。好みの柄をお願いするも良し、何が来るかお楽しみにするも良し(ちなみにこの日、店内で見かけたカップはリネア、ベルサでした。ひょっとして植物デーなのか?)。全部の柄を見るまで通わなくては!これからも身近な北欧スポットを発掘する「あるある北欧隊(ただし捏造はない)」は続きます。

せりと生ハムのサラダ

2007-02-03 20:46:56 | Cafe PF & the shop
久しぶりにCafeからのお知らせです。
春メニューを追加しました。
柔らかくかつシャキっとしたせりが入荷しましたので、
今週末に生ハムと合わせてサラダでお出しします。
自家製柚子オリーブオイル・ナッツの風味をプラスしました。
トロッ・カリッ・シャキッのコンビネーションをお楽しみ下さい。
レンズ豆と打ち豆(大豆)のドライカレーとセットにすることもできます。

small bowl 650円
large bowl 1050円

いずれもグリーンピース入りカンパーニュ添え。

*designSaarinenのwoodtray/ARABIA snowflakeのプレートでどうぞ。

海外発注品

2007-02-02 01:54:26 | 旅のおみや
おおっ、ビブリオテークのバッグ!前述のカリン達から訪日前に「持ってくものなんかあったらリクエストしてね~」と有難いオファーがあったので、こちらを発注していました。実は私めは布地ショッピングバッグコレクターなんですが、ストックホルムでは何故か(いや、原因は明らか。他の買物に気をとられすぎだからである。)2回ともこのバッグを買い逃し、今年も帰ってから「あ・・まただ・・。」と沈思していたのでした。なるほど、さすがストックホルム製、同じ図書館バッグとはいえ、以前存在した目黒区図書館の通称「サンマバッグ」とはエラい違い・・(ちなみにサンマバッグは、病院のスリッパのような水色のビニール地にナゾのフォントで"めぐろとしょかん"とプリントされていて、海外で見かける間違った日本語Tシャツに通じる魔力を持った逸品。最大級の賛辞が"キッチュ"しか見当たらないシロモノです)。む?このバッグ、下の方にはストックホルム市立図書館の設計者・アスプルンドの名前も入ってるし、いとよろし。
しかし律儀なカリン達はバッグだけではお土産として不十分と思ったのか、とてつもなくヘビーなアイテムも持って来てくれたのだった・・それはsil、つまりニシンの酢漬けの瓶詰め各種。しかもダンシングクイーンなブランド名の。酢漬けなのに"ABBA"って・・・これは男女4人で踊りながら食べなくては。

きく耳持たず・・・

2007-02-01 01:57:59 | 旅のおみや
ひとつ・・またひとつ・・おや?今日はもうみっつ・・マズい、このままでは血糖急上昇で血液が水あめのようになりそうなので、この辺で。もうやめろというのに、キク耳持たずついついつまんでしまう今日のお菓子は、鍵善良房の「菊壽糖」。なになに、「いにしへから祇園の銘菓として知られ」、「味ひは雲井の上までも愛でさせ給ひし甘味中の粋品」とな。つまり、永ちゃん言わせると、「確かに。天までスコーンと突き抜けるほどのプレミアム和三盆、そこんとこヨロシク。」てことか。京都在住の旧友M氏がお土産でくれたのだが、さすが銘菓ハンター、「旅奴」ともども恐れ入りました&どうもありがとう。これからも京のかほりを無粋な東人のワタシの分けてくだされ。