フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ

料理等の「こうでないとイヤ」を囁き中。まぁ、作ったり、眺めてニヤニヤしたりしている記録帳です。北欧業界の?な事項も発信。

たまには旬ネタ//坊主イケてれば袈裟まで美しい

2006-02-22 01:29:27 | author's note
はるか昔、スパルタスキー教室に入れられた(が、全く芽が出ず)・・せいでノルディックやアルペンのワールドカップをしばしば見たりしていました。で、長年ドイツ語を習っていたせいで(が、またもや芽が出ず)、なんとなーくゲルマン系の選手を応援してました。今回のTorinoもこれら2種目のドイツ・オーストリアが活躍する競技は結構リキ入れ応援してます。が!どこを探してもこんな人(↑)は二人としていませんねぇ。彼はAustriaの神森さんです(Felix Gottwald)なんですが、この美貌とは全く関係ない実力でとうとう今日ノルディック複合で金を取ってしまいました。ひゃ~二物をもらってるスポーツ選手はベッカム、シャラポワと枚挙に暇がないけど、スキー界も負けてない・・いや、私の中では勝ってるな。
そして美しい人というのは、競技中に出るそばから凍ってしまうつららのような涎さえ美しいものなのだ、と痛感しました。し、しかし、フィニッシュ後のお着替えシーンが全世界中継され、ブリーフ一丁姿が大々的に映ったのはちょっとどうかと・・。あっ、それさえも美しかったので、BVDからCMオファーが入るかも。そうなったらもちろんバルクで買いますよ~。ともかく神森さん、おめでとうございます。(3月に札幌来るようで。いやー楽しみ。)

「ウィーアーサイトスィーイング、ナウ。」・・ではなかった。

2006-02-19 05:30:30 | これ、行ってきましたよ
「キターーー!!」とは、一体何が?はい、私達がMotion blue Yokohamaまでキタのです。もちろん昨年秋のLive@Finland Cafe以来、待ちに待っていた"ザ・五叉路の五人衆(翻訳ソフト並みのド直訳・・)"ことFive Corners Quintetの横浜ライブに!普通に明日のBluenoteで見る予定でしたが、今回はやや小さいスペースでかぶりついて見ようかとやる気スイッチ全開で臨みました。すると、やる気のある人には神様も寛容なようで、思わぬ展開が・・・。チケット配布時間ぎりぎりの4時に赤レンガ倉庫に向けて競歩ダッシュをしている私達の視界前方に外国人観光客数名が見えてきました。おや、あれは?もしかして?もしかしなくても??両者だんだんに接近するにつれ、衝撃の真実が判明。観光客じゃなくてメンバーのTeppo、Jukka、Mika、Timo、Peter(といっても誰かわからない)じゃないですか!しかも数メートル先でTeppoが気づいてくれて「久しぶり~」みたいなお言葉を頂戴する。おおっ、次から次へと商談meetingのように握手をしてもらい・・あら?でも最後のPeterって誰?と思っていたらマネージャー氏でした。皆さんお揃いで戦の前の腹ごしらえにワールドポータースへ繰り出す模様。うーむ、ライブ前にすっかり血圧が上がってしまい、ハイパーテンションな一日の幕開けとなりました。
さて、数時間が過ぎて会場入り。我々もJukkaとTeppoの間という好ポジションを無事にキープし一息ついたところで、メンバー登場。さっきの100%観光客風私服とはエライ違い・・。全員ビシっと黒スーツでキマっています。ガタイのいいTimoに至っては脇にいるJukkaのSPみたいでちょっと歌舞伎町などでは会いたくない感じです。ところで肝心のライブ内容ですが、今日はTeppo(Dr)のハンドタンバリン技炸裂が見所だったかなぁ。相変わらず爆笑問題・太田そっくりの猫背ポジションで叩く叩く叩く、吠える。長男張り切ってますなぁ。年齢的にもお父さん役(?)のピアノのMika+4人の息子(長男Teppo・暴れん坊次男Timo・マイペース三男Anti・末っ子Jukka)のファミリー阿吽には只々恐れ入りました。そして昨年に続き、礼節を重んじる彼らはソロ後の拍手の度に腰を60度曲げて最敬礼。品切れでクライアントに謝るメーカー営業も真っ青の「誠意あふれる対応」だ。またまたアンコール後は全員揃ってまた最敬礼。今時高校の卒業式でもこんなに真面目に礼しないはずだよ・・。なんて律儀な方々でしょうか。いやはや1時間余りに新曲も多く練りこんだ密度の濃いライブでしたなぁ。で、ライブの後は例によってご歓談タイム。本日、ファイナルの衝撃は、「あ~スタッフが片付けてるなぁ」・・と思ったら、それは合宿中の体育会系学生ような服装のTeppoだった・・・。さっきの黒スーツのスーパーミュージシャンは幻だったのか!?
まぁ、その落差がまたいいんですけどね。今日から始まったJapan Tour、予定がキツいけど頑張って欲しいっす!

忘れた頃にやって・・来た!

2006-02-12 18:34:19 | お道具倶楽部
それにしてもピンポイントな企画の本がこの世に出た。「アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本」は・・・えー、説明の仕様がないほどシンプルなこのタイトルの通りです。僭越ながら補足するとすれば、「小さな本なのに彼の作品が隅から隅までよく書いてあるなぁと感心する本」ってところか。北欧出版界では横綱勝ちしてるであろうA出版でさえも出さなかった「100%ヌルメスニエミ作品」の一冊が、昨日2月11日付けで見参!・・で、きっと世のヌルメスニエミストは(私は3人くらい知っているが)、号泣していることでしょう。同時に表参道のcinqさんで発売記念イベントも開催されています。(ただし、しぶしぶ付き添いの殿方は入店前に「紳士モード」にチェンジするのをお忘れなく。でないと、店内乙女度「high」のため、浮いてしまいますよ。)cinq・biotopeさん共著のこの本、手作り感に溢れつつもNurmesniemi夫人のvuokkoに直接取材・・なんていう大胆な企画も盛り込まれ、小回りのきくスタッフサイズだからこそできた!はずの充実の内容。
それにしても、なんか今日は文に力が入ってるんじゃないかって?そりゃあ、そうですよ。今、お湯沸かしている黄緑のポットが載ってるんだから。いや~に感じの悪いオチとは別に、これから北欧に行く方にも復習をする方にもお薦めな必読の一冊であることは間違いなし。ポットの色に合わせた表紙色展開があるのも心憎いですね(水色・赤・黄・白・茶の5色。あっ、黄緑がない・・・)今週の北欧blog業界(?)では話題になってること必至ですな。復刻の噂があるようなないようなこのポット、世のラブコールを受けて見事復活したbersaやadamシリーズ(from Gustavsberg)のように新旧存在すれば、心置きなく実用するんですけど。いよいよFinelファンドを設立するか?

それにしても・・・やっと出た。

ビートをきざめ!第2弾

2006-02-04 23:50:02 | アジな真似
ビートと云えばやっぱりボルシチを作らないと!水煮したビートと一緒に牛肉ブロック・玉ねぎ・じゃがいも(メークイン)・にんじんを4時間ほど煮込みます。ロシア料理店に行くと「ベラルーシ風」や「田舎風」など多々種類はありますが、今日のは何なんだ?「手抜き風」であるのは間違いないところですね。いや、仕上げには必要不可欠なサワークリームを用意し忘れてしまったので、正しくは「手落ち風」か?ところでこの「ボルシチ」という名前、どうも前から人名のように聞こえて仕方がありません。それも"うっかり八兵衛"のように「あ、いけねぇ!」とボケてるキャラの・・・。そうだ、決めました。私が漫才コンビとしてデビューする時の芸名は「ウクライナ・ボル七」にします。・・・というわけで、相方の「ボル八」を募集します。

ビートをきざめ!第1弾

2006-02-04 23:42:37 | アジな真似
客電(正しくは居間の照明)は落ち、スポットライト(正しくはキッチンの蛍光灯)が点灯する。そしてどこからかカッ、カッ、カッ、カッと音がする・・。そう、ビートはビートでも赤くて丸い生ビートをリズミカルに刻んでおります。心なしか私の包丁裁きもロケンローですかね?さて、ドラムスティックの代わりに包丁振り回し、一体そんなに刻みに刻んで何作ってるんだ?ということになりますが、今日はビートのポタージュ。カシスのような綺麗な色が長所ですが、やや泥臭いのが玉にキズ。なので、煮えばなに黒胡椒を粗挽き多めに加えてカバーしました。最後に生クリームを加えたらちょっと目先の変わった朝食用スープが完成しました(黒パンと温野菜添え)。ただし、生ビートを手で掴むと強烈な色素が手に残るのでくれぐれもご用心を。私の左手は真っ赤になり、このまま色紙に手形を押そうかと思いました。はぁ~ごっつぁんです(ここは高見山声で)。