またまた今年も新ネタを仕入れに・・いや、夏のお疲れを癒しに(ところが実際、いつも出発時以上に疲れて帰ってきます)ちょっくら北方へ飛んで参りました。今年は敢てスーパーフィンランド特集。旅の大部分をヘルシンキ以外に費やして、Turku、Rauma、Hameenlinna、Fiskars(友人の在住アーチストの家を訪問して、「ここで暮らす」を学習)、Porvoo、Hyvinkaaなどなどを回ってきました。題して、「いくらなんでもそこは買いにいかないでしょう」特集。10月17日からdesign museo で始まったARABIA135周年記念展も逃さずチェック(カイピアイネンとルート・ビュークの夫婦展示(?)は見るべし!)。夜は例によってアパートにて現地友人と和食パーティを開催。そうそう、今年はハカニエミのマーケットでリンゴンベリーを仕入れ、連日深夜はジャム工房と化しました。自作土産は初めてだなぁ・・・。あっ、近日「Kahavila Maniacs」出版のため(それは嘘だが)、時間の許す限り地元御用達カフェ取材も敢行しました。道中、ヨハンナ・グリクセン女史からのサプライズがあったり、FCQのメンバー宅に行ったり、朝までクラブでまったりしたり(一滴もアルコールなし)・・と、不測の事態満載の11日間、毎度おなじみ全日程全力投球の旅、ぼちぼちと"あんまり行かないフィンランド"をお送り・・・の予定。さて、今回の旅を一言で表すとすれば・・・「案ずるより行くが易し!」。その真相はまた後日に。
Now writing in centro hotel in Turku......to be continued!
フィンランド政府観光局様々プリゼンツの航空券ミラクル当選でもはや人生のラッキー命数は使い果たしたか・・・と信じ込んでいましたが、その後も地味~に当たりが毎年やってきます。何かといえばそれは「Helsinki Award」。ヘルシンキ市観光局による毎年恒例の「ヘルシンキに期待すること(イベント・場所など)教えてね」的な投票&抽選をネットで行う、っちゅーものなのですが、これが行く予定がなくてもなかなか楽しいんですよ。へぇ~今年はこういうイベントあるのね?とかこんなリゾート地知らないよ・・とか。そして、(もし当ればですが)毎年忘れた頃に海の向こうから何かが送られてくるという、いわばプチ恒例サプライズですな。ちなみに初年度はシリヤラインのストラップ(これはいわゆる"残念賞"と思われ、商品原価よりも郵送代の方が高いのでは?と何とも恐縮する一品。)以後→メモパッド→ヘルシンキ・タリン間の往復高速船チケットという賞歴。これって一応尻上がりなのでしょうか?で、今年はといえば、だんな氏的には一番嬉しいで賞、だそうな。「Come hear,Finland(意外にシャレとるセンスである)」と銘打ったフィンアーチストonlyのコンピレーションアルバムです。なんと太っ腹なことに4枚組み!Alternative、World&Jazz、Pop&Rock、Metal(やはりこれが真打か。。。)の各ジャンル事に分かれて、春夏秋冬の森のイラストが飾るジャケットに収まっておりやす。む~、これは聞き応えありそうですな。もちろん我が友、Teppo率いるThe Five Corners Quintetも収録。あっ、来週はいよいよTeppoがライブで東京に来るんだった!
秋の晩も長くなってくると家でゆっくり飲みたいねぇ・・・とか言い出すヒトがいます(私はお茶ですが)。すると、当然おツマミ系がが必要になってくるわけです。呑み助だったじいさんの影響で、小学生のくせに珍味研究に余念のなかった私としてはやる気が出るってもんです。今日はお刺身用帆立を洋風で。まず先にソースを用意、と。アンチョビ・ケイパー・オリーブ・ドライトマト・古漬けのコルニッション・塩こしょうを細かく刻んで塩・こしょう・オリーブオイルで和えておきます。両面に小麦粉を軽くふった帆立をごく短時間でソテーしたら、ソースとレモン汁、イタリアンパセリをかけて、はいっ、完成。なんだかんだ言って多用しているデンマークAlminia窯のプレートに盛りますか(蚤の市などでも意外にこういう料理が映える「白」アイテムは無かったり)。ところでそこの飲んでるお客さん、あなたにもツマめるところがありそうですが(やや下方を凝視中)。。。くれぐれも食べすぎ注意!