フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ

料理等の「こうでないとイヤ」を囁き中。まぁ、作ったり、眺めてニヤニヤしたりしている記録帳です。北欧業界の?な事項も発信。

今年ラストの購入アイテム

2006-12-31 00:30:43 | miscellaneous
いつもの恵比寿「Le Lion(ギャルソン好き必見の店)」で外食〆をしまして、ファイナル大掃除シリーズもほぼ終り(いや、強制終了だが・・)、深夜に休憩中。明日には今年中の煩悩を浄化する除夜の鐘が鳴るっていうのに、ここへきてまだ買物しております。それもとてもヘビーアイテム。ヘビーといっても、金額じゃないですよ。持つと本当にヘビーな鉄製のキャンドルホルダーを中目黒「HIGASHIYA」で発見。最近のモーストお気にアイテムである伊藤環氏のプレートととも相性良し、のようで大満足。ウチでは小ぶりの鉄瓶用ウォーマーとして使うことにしました。只今は自家焙煎ほうじ茶(・・って、古くなった緑茶を発見して困っただけなんだけどね・・)を堪能中。む、焦がしすぎたか?
一箇所だけスリットがあり、そこから漏れるやわらかい光がこのアイテムのウリだと思うのですが、"温め機能"付きで一石二鳥なところがさすが敏腕デザインカンパニー「SuperSimplicityStudio(HIGASHIYA及び家具のhikeの系列会社です)」。それにしても猛烈重い(小林幸子の衣装には負けますが。今年は1トンだそうな)。重量挙げのスナッチはできてもジャークは無理!って感じです。緩い光でまったりしたのはいいが、和みボケしてうっかり足の上など落とそうものならたちまち大惨事になってしまうので気をつけねば・・・。
さて、すでに日付は大晦日。ご訪問の皆様、本当にありがとうございます。来年も"北欧meetsうちのごはんと身近アイテム"を中心に探求したいと思っていますので、宜しくお願い致します!

フィンカフェ無事終了記念、ということで

2006-12-26 01:42:14 | Finland cafe 2006
今頃はるか3週間前のフリーマーケットでの戦利品を公開します。東京のフィンランドカフェが終了してまだ1月も経っていないというのに、すっかり気分は「兵ども(我々のことですね)が夢のあと」状態です。うーん、あの時は群衆の中でだんな氏がまるで百人一首大会のごとく手にしたこのクッションを高々と掲げており、そこだけキラキラ光ってましたねぇ(ちなみにクッション以外は、トートバッグと国旗柄のマグカップ1点という割と基本に忠実(?)な購入内容)。しかし、思い出に浸っている場合ではなく、他力本願で獲得したこちらのIVANAhelsinkiファブリック製のクッションをイスに敷いて、かなり停滞気味の北欧言語学習に喝をいれなくては。なぜならそれは1月にストックホルムから友人が来日するからで。もしや私の学習進捗状況をチェックしに来るのだろうか・・・これはマズい状況です、かなり・・。

日曜日ではありませんが、

2006-12-08 20:45:55 | お道具倶楽部
その名も「日曜日(Sunnuntai)」という名のお皿from ARABIAを卓上デビューさせました。モチーフのひまわりをデフォルメしたこのデザイン、さすがパラティッシで有名なBirger Kaipiainenらしさ全開です。先のフィンランドカフェでもこのシリーズのカップ&ソーサーが展示されていて多くのフリーマーケットハンターの熱い視線を浴びていました(が!アンティークは一切出品されず。個人蔵の品だったのです・・)このシリーズは赤・黄色・緑と各色あり製造年代も1971-74と比較的近代の作品、なのでそれなりの数が世の中にあるはずですが、現地でもあまり遭遇できず。生産年数が短かったので総数も少なかったですかねぇ。本日盛ってみたのは「ほうれん草の胡麻和え」。ほうれん草を食べるとだんだんお皿の底の"ひまわりのめしべ"が見えてきます。("めしべ"のないタイプのお皿もあります)パラティッシもそうなのですが、"どポップ"なのに、和食を盛っても難なくイケる懐の深さが名作の証明だと痛感します。

慧眼シェフの選択?

2006-12-05 01:19:57 | これ、行ってきましたよ
今年2回目のヘルシンキです・・・只今、カフェにてジェラートがARABIA/Valenciaのお皿に正に盛られようとしているところ・・だといいんですけどね。本当は尾山台・AU BON VIEUX TEMPSでエスプレッソを注文しているところです。ここは子供の頃、よく父と一緒にクリスマスケーキを買い来たお店。今は逆に私に「そろそろプチガトー食べたいなぁ・・」などとさりげなく且つ強硬にお願い攻撃されています。しょうがない、今日も定番のキャラメルを買って行ってあげましょうか。ところで、いつからかご覧の通り、併設のカフェではスイーツ類がARABIA関連製品で供されるようになっていました。お水はちょっと前に廃盤になってしまったIittala/Floraのグラス(もしや復刻版ではなくNuutajarvi製のオリジナル??)、ケーキはFennicaのプレートなどなど。超王道おフランスカフェにもなにやら北欧の風が吹き込んでいるようで、これはこれで嬉しい誤算。ちなみに、気になったことが1つあるので、お店の方に聞いてみました。「ジェラートはあのお皿(Valenciaを指差す)に直接盛られるのですか?」。ふむふむ、直接盛るのではなく、Valenciaの上にグラスをのせるのだそうな。ならば、ダメ押しでSaara Hopeaのグラスにジェラートを入れて、それをValenciaにのせるのも良さそうだなぁ・・と、まぁ妄想は広がりますが、最近ARABIA製品がプロのお店で使用されているのをよく目にします。近所のOGGI直営カフェでもベーカリーコーナーでサンドイッチがAnemoneの大皿にドン!と盛られていたのを発見。プロの間でもブーム???謎深し。

・・・そして、その日はやってきた~フィンランドカフェ・フリーマーケット

2006-12-03 02:55:28 | Finland cafe 2006
ね、眠い・・飛行機で大陸を移動したわけでもないのに、今日はかれこれ18時間くらい起きております。いや~今年もフィンカフェ・フリマは凄かった!何がって・・皆さんの気合が。でも怯んでいては話にならないので、私も高見盛関並みの気合で朝8時から出陣しました。フィンカフェ開催当初にもらっていた整理券が025番だったので、「おっ、前から30番以内か、しめしめ・・」と2週間くらいアグラをかいていたのですが、先日整理券裏をよ~く読むと、重大事項の記載が!「入場は番号順ではなく、先着順です」。まったくフェイントだ。いや、ただ単に私の不注意だ。あ”~気がついて良かった~とそのことを思い返しながら、夢遊病者のように現場到着。そして1ミリくらいしか開いていない眠い目に飛び込んできた光景は・・8時前なのに、すでに形成されていた人の列・・。しかし!運良く私も7番ポジションを確保。しかも今年のワタシはちと違いますぞ、待ち用のイスとしてひざ掛けを中に詰めたトランク持ってきております。よしよし、これで待ち体制は万全だ(ただ毛布をひざにかけてじっと座っていると、ちょっとお客待ちしている占い師みたいでイヤですね)。待つこと3時間、あれよあれよと言う間に列は伸び、もはや最後尾はどこだかわからない状況に・・。ここで現場には、いよいよ開店!?の雰囲気が漂い、皆さん手袋を外したり、買いもの戦略メモ(これには脱帽)を暗唱したり戦々恐々のカウントダウンタイムが訪れる・・。やがて予定の11時からちょっと遅れてさて、開店です。私はだんな氏とお笑い芸人の舞台袖打ち合わせ程度のいい加減な戦略会議の結果、入り口の注意書き「ひとり4点まで」をチラ見チェックのうえ(これは思いのほかラッキーだ。)、二手に分かれて会場に入りました。今日のマストアイテム・IVANAhelsinkiのスツール用クッション&ソファクッションは、仕事の確実なだんな氏に担当してもらい、やや一発屋傾向の高い私は右奥の未知のエリアに突入しました。しかし、嫌な予感・・だれも居ません。あれっっ?ここはもしやハズレ?
そうです、右奥のアパレル雑貨エリアはちっともセールではなく、ひとり幾つでも購入可の"後回しプレイス"だったのでした・・・。ひえ~全速後退しなくては。慌てて左手のメイン会場に戻ると、そこは既に戦場以外の何ものでもなかった(笑)。抱えられるだけ食器を持って爆走する人、はたまたチームで参戦し華麗なノールックパスで次々とクッションを掴み取る人・・どこもかしこも激戦です!!TEEMAやハックマンのカトラリー・グラス、フィンカフェ特製マグなど、一番奥にはアルテックのイスやスツールなど大物類、とりわけ世の中では売られていないIVANAの生地で作ったクッション類があるエリアは正に師走のアメ横状態(ただしダミ声の店員はいない)。しかもガラス窓の外で入場を待つ黒山の人だかりからは「それ以上持っていくな~」ビームが背中越しに刺さります。ぼんやりしてはいられません。イスを数台かかえて右往左往するお客さんの波間で、我が戦友は一体何処に?ときょろきょろしてみると、居ました!しかもその手にはしっかり希望色のマストアイテムを2つもがしっ!と掴んでいます。素晴らしい~。私の痛恨の大ミスを見事にカバーしてくれました。殊勲賞と(つかみ取り)技能賞は全会一致であなたに決定だ(でも敢闘賞は朝から並んだ先発隊の私がいただく)。・・・というわけで、首尾良く努力が結実した途端、空腹と眠気が一気に襲ってきたのでした。ちなみに、フィンカフェには、とてもかわいいフィンランド人の少年(勝手に「小トンミ」君と呼んでいる。関係者の息子さんか?)がいるのですが、今この瞬間、この場で冷静なのは彼ただ一人と言っても過言ではないでしょう。お客は買い物ウォーズ、スタッフは会計ウォーズで興奮の渦だしね・・・。戦利品は次号で。

大トリイベント:「Tori」第4号発刊記念パーティ

2006-12-02 00:42:38 | Finland cafe 2006
決戦(?)のフィンカフェ・フリーマーケットを明日に控え、今日は早めに就寝すべきなのですが、いやいやそうも言ってられません。フィンランド政府観光局発行のカルチャー誌「Tori」最新号発刊を記念して+フィンランドカフェ打ち上げということで、アークヒルズでのパーティに参加。きっと人だかりで食べるどころじゃないよ、との予想を元にオープン前に他所でがっつり食べてしまった我々・・・大失敗!!なんと「これでもか!」というほどの大ご馳走でした!うーむ、帝国ホテルビュッフェも顔負けでは(それは言い過ぎ?)?今夜はフィンカフェ・・というより、お寿司に(「バサラ」時代のものと思われる船盛りで登場)おでん、パスタにタンシチューなどIts'a small worldな品揃え。これは一足早い忘年会??途中、観光局長の能登さんを皮切りにTori編集部スタッフの面々による裏話公開、など耳にも満足な内容でした。ビュッフェ料理が出ると一斉に人が群がり(つまり上げ潮)、お料理がスッカラカンになるとあっという間に人がいなくなる(つまり引き潮)波打ち際のような大テーブルの周囲では、皆さん思い思いにご歓談タイムを楽しんでいる様子。名刺交換するギョーカイな方々あり(フィンランドイベントのはずがなぜか妙に濃厚な"巴里のかほり"を発していた)、ライターさんやコーディネーターさんに熱心に話を聞く一般ゲストあり、と広義での交流会としての意義もあったようで。何より私が最も感銘を受けたのは、1ヶ月間イベントを舞台裏から支え続けたシェフとカフェスタッフを引っ張り出し、お客さんからの拍手喝采のプレゼントをした能登局長のリーダーシップですねぇ。ところで最後に出たベリーがけアイスをいただきながら、ふと頭をよぎったことが1つ・・去年はこんなに盛大なパーティが無かったのはひょっとしてひょっとすると我々のエアチケットのせいですかね・・・いや、気にしない気にしない・・明日の早起きのため、寝ます!