ボーナスなんて形骸化

先週オレは夢ある暮らしを…なんて、ほとんど妄想に近い事をブログに書いた。
そして今週、その夢が打ち砕かれるような出来事がありました。
え！？
何があった！？

…そうです。
サラリーマンにとっての年に2度のお楽しみイベント、夏のボーナス支給が昨日あったのです。

…は！？
何でボーナス支給が夢を打ち砕かれんの？

この不景気だ。
そして震災もあった。
わが社とて例外では無く、不況の真っただ中で震災の影響をモロに受けた。
同業者の中では一番被害が大きかったと聞いている。
そんな中で、とうとう希望退職者の募集まで始めたよ。
希望退職者も含めて、今後3年間でグループ合計1万人の人員削減をするんですと。
それくらい厳しい状況なんです。

ま、オレかて組織の末端とは言え社員や。
会社がそういう状況は良く分かってる。
だからこそ、耐えがたきを耐え、忍び難きを忍んで働いてきたよ。
無理難題もどうにかこうにかこなしてきたよ。
もちろんオレだけでは無く、最前線の末端営業社員全員がね。
それでもどうにもこうにも業績が伸びないのは、努力とかの問題では無く、もう日本の市場がどうにもこうにもならない状況だってコトなんですよ。
分かってますか！？菅総理！？

そんな中で、モチベーションを維持するためのカンフル剤とも言えるボーナス。
それが…この有様ではね…。
具体的に金額は言えないけども、金額を見た瞬間、みんなこういう顔→になってたわ。
事務所全体がどんよりした空気。
これがボーナス支給日の事務所の空気なのかい！？って思ったよ。
業績が伸びないのも、こういうのも影響してると思うんだよね。
（でも、こういう人員整理や賃金削減をせざるを得ない状況のはずなのに、方や他社を買収なんかやっている。いったい我が社グループには金があるのか無いのかどっちなんだ！？）

まだボーナスが貰えるだけマシやん！との声もあるかも知れん。
が、ハッキリ言ってボーナスを含めての年収が300万やや越えくらいしか無いオレ（を含む我が社のオレら世代）。
年収やで！手取りと違うで！
これでボーナスが無かったら、物価の安い田舎とは言え生活にも困ってしまうよ。

ある調査によりますと、女性が結婚相手を選ぶ際の年収のボーダーラインが400万円なんですと。
そういや以前、某総理が「金が無いのに結婚しない方がいい」なんて言ったけども、言われなくてもそうしますって。
つか、出来ませんて。
年収300万円でどんな家族がどんな生活できんですか？
だから未だに独身なんですって。
自分でも分かってますがな…。

話を元に戻して、先週書いた夢ある暮らしの話。
この大前提は高額宝くじが当たっているコト。
でも、もし当たらなければ…つーか、普通はそんな高額宝くじなんて当選なんて有り得ないから、現実問題このままの状況が続きますと…孤独死だけは避けるために、老人ホームに入れるくらいのお金は蓄えておかねばなるまい。
その為に日々コツコツと働く…。

はぁ…夢が無い

つか、夢すら持てやしない…

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