サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

一口馬主の危機は競馬界全体の危機

2006年06月09日 13時43分36秒 | 競馬ネタ
まだ本格的に決定したわけでは無いらしいが、某掲示板で気になる書き込みを見つけた。
詳細はこのサイトに詳しく書かれている。
クリックしても怪しくないけど、怪しんでいる方のために要約する。
現在JRA(日本中央競馬会)では「一口馬主」を認めていない(らしい)。
だからオレの入ってるシルクホースクラブも「競走馬ファンド」っつー仕組みを取ってる。
だからシルクホースクラブを例にとって説明するわ。

競走馬ファンドっつーのは、愛馬会法人(有限会社シルクホースクラブ)が投資家(オレら会員)から出資を受けて競走馬を購入し、これを登録馬主であるクラブ法人(有限会社シルク)に現物出資。
んで、馬が稼いだ賞金を配当として投資家に分配するっつー仕組み。
そして今、国税庁がクラブ法人に「ファンド法に則って会計をすべき」って指導しとるらしいんや。
そうなってくると、競走馬が稼いだ賞金をクラブ会員に還元する時「利益の分配」と見なされ、賞金の20%の源泉所得税を支払う義務が生じるらしいんや。
さらにさらに、事故見舞金も利益と見なされるんで課税。
複数頭に出資してても赤字馬と合算が出来ず、賞金を稼いだ馬のみに適用。
今、賞金は平均して70%が還元されてる。それがこのままやと50%以下になるらしい。

以上が要約した内容。
役人って怖いわ~。どんだけ庶民から金巻き上げたら気済むんやろ。
エエことは何も思いつかんくせに、金に関することになると必死や。

これに関してJRAは何も言うとらんらしいわ。
危機感無いんか!?JRAよ!
競走馬はハイリスクローリターンや。んなこたぁ分かってる。誰も儲けようなんて思ってない。
一口馬主ってのはな、たま~に賞金が戻ってくるんが楽しくてやってるんやで。
その楽しみを奪われたらどうする?一口馬主辞めるやつも当然出てくるやろ。
それが積もり積もったら一口馬主クラブも崩壊や。

極論やけど、一口馬主クラブが無くなったと仮定してみ。
今競馬界を盛り上げてるスターホースにはクラブ所有馬も少なく無い。
昨日発表された宝塚記念ファン投票の上位20頭中、クラブ所有馬は8頭もおる。(残念ながらシルクホースクラブ所有は1頭だけやけど…)
これらが無かったら…寂しい面子やで。レースの質も下がること間違いなしや。

競馬ファンが望むんはレベルの高い馬たちによるレベルの高いレースや。
レースの質が下がる→ファンが離れる→売り上げ下がる→賞金下がる→馬主が減る→馬の数が減る→レースの質がもっと下がる→ファンがもっと離れる→もっと売り上げ下がる→JRA存続の危機

この流れは実際地方競馬で起こってることや。潰れた競馬場もいくつもあるやん。
JRAは自分らだけは大丈夫やと思ってんの違うか?
ただでさえ売り上げ減に歯止めがかからんJRA。
真に危機感を感じているのなら、一口馬主を認めろ!
最低でも競走馬ファンドを通常の商品ファンドと区別するよう国税庁に働きかけろ!
これを無視するっつーことは、JRAが自分の首絞めてるんと同じやで。

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