うわらば!!

会社の人が北斗の拳のアミバ様の話をしていたので。懐かしい。
あとDBZのギャリック砲とか。マニアック。

スラムドッグ$ミリオネア

2009-10-27 21:43:35 | ブックレビュー
スラムドッグ$ミリオネア



アカデミー賞最多8部門を受賞した本作見てみました。
一時期アメリカ映画に飽きて、日本映画もイマイチで、中国映画とか韓国映画とかフランス映画とか見ていた時期はあったけど、アジアの映画を見るのは久しぶり。
と思いきやイギリス映画か。撮影地はインドのムンバイかな。

▽ストーリー

まぁ、シンプルといえばシンプルで、退屈する人もいるかもしれない。
純愛ですね~。クイズのシーンはみのもんたを思い出すね。
日本向けにクイズの番組名とか邦訳をつけてそう。
主人公、大人になるまでほかの人に目移りしなかったのかな。
そして、思い続けた女の子はやっぱり美女に。お約束。
モデルのFreida Pintoさんがヒロインだけど、海外の映画でモデルが女優しているのって見た記憶がないかも。近年ドラマや国内映画は記憶あるけど。
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&lr=&client=firefox&rls=org.mozilla:ja:official&q=Freida%20Pinto&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi

あと、スラムの子どもたちの生きるためのしたたかさとか、色んな現実とかが垣間見えたり。

▽舞台

成長期のインドなので、エネルギーが感じられる。
というわけで、インドを時間旅行している気分で見ているだけでけっこうおもしろい。自分にとってはそんな映画だった。

日本でも戦後から高度経済成長期を舞台にした映画とかは似たものを感じるかも。
近年の日本映画は若い人の純愛、そして不治の病と死とかが多いのかなぁ。

アメリカでヒットしたのはなんでだろう。
もうフロンティアに向かってまっしぐらできなくなったことからくるノスタルジーやら、リメイクの増えたハリウッドへの飽きやら、ゴシップスキャンダル訴訟等々を目にする人たちが純愛的なものを見て浄化された気になったりとか、なのかなぁ。どうなんでしょう。

▽主人公
ジャマール・マリクくんは、実直で正直者って感じ。
個人主義の蔓延する近年めずらしいタイプかも。
そして見た感じ草食男子。

▽格差

インドで撮影ってことはギャラとかもらったエキストラや子どもたちはウハウハなんじゃ?と思って調べたら、
子役の父親の人身売買疑惑とか、子役への報酬の払い方とか(学費は払って大金は大人になってから)とか、色々と配慮が必要なのね、と。
自分が成功したことで目もくらむような大金をもらって、結果目がくらんで不幸になったら目もあてられないもんね。お金は人が作ったものなのに、お金は人を狂わせる。

とまぁ、だらだら書いてしまいました。
喜怒哀楽があまり起こらなかったからかな。