うわらば!!

会社の人が北斗の拳のアミバ様の話をしていたので。懐かしい。
あとDBZのギャリック砲とか。マニアック。

財務分析

2009-07-17 22:23:10 | ブックレビュー
ブックレビューです。※あくまで個人的な感想です。

▽簿記は勉強したものの

EDINETでいざ実際の決算書を見てもよく分からん!ってことで本を2冊読んでみました。

財務3表一体理解法 /國貞克則 著






1本筋が通っているいい書き方をしている本だと思います。
途中でなんだかわからなくなることはありませんでした。
(よくわからなかった人は簿記3級くらいやっておくとよいのかもしれませんが、別にいりません。詳しい人も、簡単に説明するにはどうすればよいか、という意味で役立つかと。)

BS,P/L,CSの3表のつながりは何となくは分かるものの、取引の動きを通してどうなるのか、なかなかすぐにピンと来ない方にはお薦めできると思います。

簿記はミクロ、財務諸表の基礎的な本は物事を静的に捉えがちになってしまうかと。
その点、この本の利点は1つのロジックを応用して色んな取引で財務3表がどのように動くのか(注:細かい点は置いておいて)イメージするには適していると考えます。

数学にしろ、なんにしろ、積み上げていってやっと自分で使える大きな原則が見えてきたりするのですが、先につかんでおけば苦労しなかったのに、と思うことも多々あったりします。その点、この本は財務会計のフレームをつかむにはいいんじゃないかなぁ、と。なんでか、という説明が分かりやすく、なんで費用ではなく繰延資産としているのか、粉飾するにはどんなやりかたがあるのか、分かりやすく書いてあります。

財務3表一体分析法 /國貞克則 著



なるほど。まぁ、ザックリ。
財務3表一体理解法を読めば3表のつながりと動きが分かって、
本書を読むとザックリ分析するのにとっかかりどうすればいいの?
というのが分かるのかな、と。
excel使ってやった例がのってました。

実際に、某社のを財務分析してみたところ、おおまかな切り口が分かった気がする。
期間比較とか、同業他社とかやってみるとよりよくわかるかも。
リーマンショックの影響が間接的に日本を席巻したせいか、利益剰余金が食いつぶされとる。
本業も赤だけど、まぁ、0%に近いから何とか立ち直れるのでは?
と見たけど、今年一年でどうなるか、見ないとなんとも。


色々やると時間かかるので、関数やマクロで数値だけ入れてグラフ作れるようなの、ないかなぁ。作らないとないのかな。