さるも木から落ちる??こともある♡

今までの自分の経験、知見など様々なことを記していきます。新しい知見は自分の財産。更に成長させたいですね‼

タイミング ~ある愛の終焉~

2016-01-04 | ショート・ショート?



そんな目で見つめないでおくれよ

決しておまえを見放したわけじゃない



あの日、あの時 タイミングが悪かったんだ

だってそうだろう・・・



おまえの家に 両親を訪ね・・・

俺はおまえを 自分の伴侶にと一言で決めたかったんだ



だけど・・・

おまえの両親は 俺を迎えるどころか部屋に引きこもってしまった



しかし 俺は土下座をするつもりで行ったんだ・・・

どんなに罵声を浴びせられてもね・・・



おまえの付き合っていた・・・ そうだ・・・

男女関係のあると言っていた 彼氏にも殴られてもいいからと・・・



彼氏の親兄弟にも 謝って、て謝って どんなことをされてもいいからと

俺は言ったはずだ



それを無理強いしてしまった俺も悪いが

おまえだって 悪く言えば二股掛けていた節があったんじゃないか



おまえ あの時言ったろ

彼氏に俺の今までの手紙を見せたらこう言っていたよ と・・



彼氏がこう言っていたって

『お前を幸せにしなきゃあな・・・』って。。



あの時の俺の存在って何だったんだ

二股のランクの低い方だったのが俺かよ



あの彼氏の言葉で心変わりしてしまったのか??

確かにおまえから聞いた あの彼氏の言葉は俺の胸に突き刺さった



だけど 俺はそんな言葉よりも 負けない情熱を持っていたんだ

俺がどんなに おまえを好きだったのか解かるのかよ??



おまえの両親も 俺より彼氏の方を可愛がっていた

だけど・・・俺は耐えたんだよ・・・情熱一辺倒でな



おまえはそれを 一度は受け入れてくれたじゃないか

結婚は妥協じゃないって

本当に好きな人のところへ行きたいって



だから 俺はそれを受け入れて

本当に愛している おまえの気持ちが嬉しかったんだ




だけど おまえの両親はそれを許さなかった

彼氏がいる女のところに のうのうとやってくる俺を・・




決して許してくれなかった

お前は 受け入れる準備をしてくれていたのか・・



仕方なかったんだ

両親の前で俺の情熱すら受け入れようと

合おうとしても 話すらもしてくれるチャンスをくれなかった



俺はあの雨の中5時間も土下座していたんだ

そんな情熱すら受け入れようとしてくれなかったおまえの両親は何なんだよ



そんなこんなで終わってしまったんだ

あの時 おまえは何をしてくれたっていうんだよ



おれのおまえへの情熱は伝わっていたと思っていた

しかし おまえはおろおろするばかりで・・

両親へのとりなしもしてくれなかった



あの時で 俺とおまえは終わってしまったんだ



今でも悔いが残るよ

もっと方法はなかったのかってな



そう タイミングがわるかったんだ

すべてはそうさ・・・タイミングなんだ



決して俺たち二人の努力が実らなかったとは今でも思ってもいない

すべては タイミングなんだ



そうだ・・・生まれ変わったら

生まれ変わっても おまえに逢うことが出来たら・・



今度はいっしょになろうな

俺ももっと強く生まれ変わってくるからさあ・・



そんな目をするなよ・・

今でも愛しているよ 愛してるからそんな目をするなよ



すべてはタイミングさ・・ 

人生 全てはタイミングなんだよ