Une petite esquisse

日々の雑事の中で考えたこと、感じたことを徒然に書き綴ります。

ルアンパバーン観光スポット(7)、ラオス

2019年08月12日 | 旅の情報
ナイトマーケット


ナイトマーケット風景

 ラオスはハンドクラフトの宝庫だ。
ラオス人は手先が器用で農閑期の現金収入としてハンドクラフト製品を作っている。
絹織物は特に有名であるが、他に、金銀細工、木工、籐製品、竹細工、手漉き紙と、
それを使ったランプシェードなど、数え挙げればキリがない。




値切り交渉も楽しみのヒトツ


 ルアンパバーンは古都、世界遺産の街として有名だが、実はハンドクラフトの街でもある。
郊外に行けば、これらの手工芸品を作っている村が幾つもある。


工房入口の看板(地球の歩き方では「村の入口」と記載されている、もちろん間違いである)


サンコン村の紙漉


シェンレック村の機織

 自転車をレンタルして、これらの村々を訪ね、手工芸品の製作現場を見るのも興味深い。
サンコン村、シェンレック村は手漉き紙と織物の村として有名だが、
陶器の村としてチャンヌ村も見逃せない。




チャンヌ村の工房と甕の乾燥風景

 これらのハンドクラフトの珠玉をナイトマーケットで見る事が出来る(もちろん買うことも)。
ルアンパバーンのナイトマーケットではラオスの文化に触れ、ゆったりした空気が流れる中で、
和やかな生活と、街の静寂をちょっぴり感じることができる。




紙漉でできた、美しい光を放つランプシェード、折り畳み持ち帰ることも出来る


椰子の殻から作った装飾椀



 
木彫の「象」とお椀


フラワー石鹸(フラワーソープはタイ、ベトナム、カンボジアでも見ることが出来る)


ベトナム戦争で投下された爆弾を材料にしたアクセサリー類


ティツプカオ(竹のおひつ)


竹で作られた洒落た小物入れ

追記:
 村上春樹と言うフィクション作家(作り話屋)が「ラオスに何があるのですか?」といった、
内容がデタラメな「旅エッセー」を書いているが、
これを読んだ人が、「ラオスには何もない」と誤解することが怖い。
ラオスにはみずみずしい自然があり、優れた文化、芸術があります。
ラオスを訪れた折には、、これらラオスの素晴らしい「宝」を実感してください。