皮膚に存在するTRPV1+ neuronは熱や酸刺激などに反応することが知られている。この論文で著者らはoptogeneticなアプローチを用いてTPRV1+ neuronに対する特異的な刺激(optogenetic stimuliやC. albicansによる刺激)はこのneuronからのCGRPの放出を促し、その結果局所における、Th17 responseを誘導することを明らかにした。IL-17の抗体は乾癬などの皮膚疾患に対する治療薬特異的して用いられているが、本研究の結果はTRPV1+ neuronもまたこれらの疾患の治療標的になる可能性を示している。
Cell. 2019 Aug 8;178(4):919-932.e14. doi: 10.1016/j.cell.2019.06.022. Epub 2019 Jul 25.
Cutaneous TRPV1+ Neurons Trigger Protective Innate Type 17 Anticipatory Immunity.
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