Neste Oyjは、欧州のデータセンター会社Verneと、フィンランドにあるデータセンターのバックアップ発電機の燃料としてHVO供給の契約を締結した。
川崎重工は、航空機向けの小型エンジンで水素100%の燃焼試験に成功した。NEDOの事業の1つ。
日本精工(NSK)は、風力発電機の故障検知サービス2024年内に開始する。既に欧州メーカーと契約を締結済みである。日本精工は、2021年に風力や火力などの発電機の故障検知システムを手がける独BKVを約275億円で買収、BKVのセンサー技術に、ベアリングの損傷や劣化のメカニズムに関する自社の知見を組み合わせ、サービスを開発した。風力発電機の故障検知サービスは、欧州に専業企業がある他、SKFやNTNなども参入している。
2025年に50cc原付バイクの生産が終了となる。2025年4月1日には新しい原付バイクの基準が有効になる。なぜ50ccの原付バイクが生産終了なのか?2025年11月以後の新しい排ガス規制への適合が困難であるからなのである。その新たな排ガス規制とは、国内4次排ガス規制と呼ばれるもので、HC規制値100mg未満である。排ガスを浄化する触媒は約300℃に達した時点で活性化し浄化が始まる。しかし50ccでは温度が高くなるには時間がかかり規制を満たすことができない。なので2025年11月以後はそのままでは生産できない事態なのである。また50ccの原付バイクの日本国内販売台数は1980年の198万台から2022年には13万台へと大きく落ち込んでいる事情もある。新しい原付バイクの基準の「出力4kW以下に制限された125cc未満」でどのようなバイク状況になるのか?まだ見えていない。
かつて「ヤマハ ジョグ」と言う原付があった。原動機付き自転車である。1983年発売。2017年にヤマハは自社生産を中止、2018年からHondaのOEMモデルを販売した。そしてその原付自体も環境規制の強化でなくなる方向。