あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

姫路モノレール 1

2012-06-24 00:18:43 | モノレール

姫路モノレールという存在を知ったのは小学生の時に図書館でモノレールドリームランド線を調べていた時の事だ。
同じく短命に終わってしまい(ドリーム交通はまだ休止中だったが)
廃止されたと知り親近感のような物を覚えたがなにしろ姫路という遠い地の事なので掘り下げて調べる事もなかった。
そんな私が訪れる事になったきっかけはコルト1100だった。

2003年5月
当時左前輪のブレーキホイールシリンダーを探していたのだが
お世話になっている部品屋さんから
「この前行った姫路の部品屋さんにあったかも、あるかもしれない」
と言う不確かな言葉を聞いて翌日の夜行バスに飛び乗っていた。
その顛末を書くと長くなるので割愛するが姫路と聞いた時に浮かんだのはあの姫路モノレールだった。
部品屋さんの場所を地図で調べると何の因果か姫路モノレールのすぐ近く。
まさか訪れる機会が来るとは。
帰りに探索してみようともう一つの楽しみとしていた。
夜行バスで大阪に行き電車に乗り換え一時間で姫路に着き廃線となったモノレール軌道を横目で見ながら部品屋さんを目指した。

部品屋さんの用は済みいよいよ軌道探索。
初めての場所ゆえ土地勘もないのだがモノレール軌道に沿って歩けば自然と終点までたどり着く。

大将軍駅はビルの中にあって未来都市のようだった。

この頃はビル内のビジネスホテルも営業をしていた。


モノレール電車が走って来る事はないコンクリートの廃軌道は形こそ違えど地元のドリームランド線と同じだ。

遠い地なのに前に来た事があるような気持ちになった。

ドリームランド線があった戸塚の原宿付近みたいだ

終点の手柄山駅に着くも地下に眠るモノレール電車は入口が塞がれて見る事が出来ない。


恐らくはそのモノレール電車を目にする事などないだろう。
いつか時が来て処分されていく。
それでももし願いが叶うのなら何らかの形で公開して欲しい…
そしてまた数年後に訪れるが状況は変わらなかった。
ネットでは車庫内の画像が出回ったりホームの広告類も当時のまま現存している事を知った。

しかしその後、地元のテレビ局が駅舎内部を取材したりその存在がにわかに注目をされ始めた。
姫路市が展示公開を行い昭和41年当時のホームを再現するというのだ。

つづく


 

コメント (7)
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