週刊 最乗寺だより

小田原のほうではなく、横浜市都筑区にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

勝田山 最乗寺
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カルミアの木

2012-05-18 22:57:31 | ひとりごと

        

客殿の前に咲くカルミアの花。

もともとは違う場所に植えられていたカルミアの木を、庫裏客殿の改築に伴って、この場所に移し変えました。
低木の種ですが、日当たりが良くなったことでスクスクと育ち、今では大きく見上げるほどの高さに。


     

わたしは、この可愛らしい花を咲かせる木が好きで、玄関から出てすぐ目に映る光景にいつも癒されています。

カルミアはツツジ科の木で、原産国は北アメリカ。
日本に渡ってきたのは1915年とされています。

スウェーデンの植物学者「カムル」の名前にちなんだ命名とのことですが、アメリカ先住民がこの木でスプーンを作ったことから「スプーンの木」とも呼ばれるそうです。

「カルミア」という名前の響きは、なんだか甘い飲み物みたいな印象を受けるので好きなのですが、「スプーンの木」も「カルミア」からは窺い知れない歴史を感じさせる響きに聞こえて、今年はこちらの名前を秘かに呼ぶようになりました。

見ているだけで、ほのぼのしてくる花木。
でも調べてみたら、葉には毒があるとのこと。

特に羊が中毒にかかりやすく、種の中には「Lambkill」と呼ばれるものもあるそうです。

  「Lambkill」 → 「lamb」(子羊) + 「kill」(殺す) = 【羊殺し】

ひぃぃぃぃぃっ!!!
可愛くなーーーーーーーいっ!!!!(泣)

 



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