週刊 最乗寺だより

小田原のほうではなく、横浜市都筑区にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

勝田山 最乗寺
045-941-3541

仏教壮年会総会・懇親会

2011-05-28 02:36:01 | 行事のご案内

昨日は最乗寺を会場に、神奈川組仏教壮年会の総会と懇親会が開催されました。
組内のご門徒さんから60名弱の参加申込みがあり、お迎えする側としても気合が入ります。

    
まずは始めに『讃仏偈』の勤行です。
そして、仏壮の会長、神奈川組の組長(そちょう)のご挨拶と続きます。
    
総会では、前年度と今年度の事業報告や予算・決算などが話し合われました。
昨年は神奈川組の親鸞聖人七五〇回大遠忌のお待ち受け法要があり、仏壮の方々のご尽力が法要を成功へと導いてくださいました。

休憩を挟み、宣正寺ご住職・早島大英師による『歎異抄』の研修会です。
今回は『歎異抄』の後序についてのご講義。
    
参加された方々は、皆さんメモを取りながら真剣にお勉強されていました。

さてさて、研修会も終わり、閉会の辞が述べられた後は、一部の方々にとってのメインである懇親会の始まりです。
    浄明会館の2階が会場です。

途中、龍くんと乱入してきましたが、とても温かく迎えて入れてくださいました。
皆さんの笑顔に、優しい気持ちが伝わったのか、龍くんもご機嫌でニコニコしながら走り回っていました。

閉会式にて、組長さんのお話の中で、阿弥陀さまの【本願】について触れられました。
【本願】の【本】には、「もともとの」という解釈があるとのこと。
「もともとの願い」とは、私たちが生まれるずっとずっと前に、「すでに願われていた」ということです。

私たちは、量り知れないほどの昔に、阿弥陀さまが私たちのことを思い誓われた願いの中に、共に生まれてきました。
同じ願いの中に生まれてきた者が、ここにこうして集い、その願いを聞かせていただくご縁を共にする一時(ひととき)を、私も一緒に味あわせていただきました。
そして、そのような有り難い場所に最乗寺がならせていただいたことを、とても嬉しく思っています。

皆さんが笑顔でお帰りになっていく姿に、私たちも笑顔を頂戴してお見送り。
素敵な時間をありがとうございました。



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