先日、結婚したばかりの友人からの招待で、彼女のお寺にお邪魔して来ました。
鎌倉組のお寺さんで、築30年の本堂をお祖父さまが案内してくださるというサービス付き。(笑)
本堂は鉄筋で、1階が待合室、2階がお堂になっている、とっても広々としたものでした。
何より、お祖父さまが通信兵だったということで配線関係に強く、その知識を本堂の様々なところで実践に利用されていたのが印象的。
一番驚いたのが、正面のお焼香用の香炉の前に立つと、それをセンサーが感知して、自動的に香炉の中に設置した熱源の電源が入るというもの。
無人の本堂にいつお参りしても、きちんとお焼香ができるという勝れた装置でした。
歴史は800年以上と、最乗寺よりも古い古いお寺さん。
でも、そこに居続ける一人一人の特性で、長い歴史の上にその古さをも越えた斬新で新鮮な歴史を積み重ねていくことができるのだということを、体感してきたように思います。
木造の本堂の良さをもっともっと活かすための、新しい「何か」を模索したいと思う良い刺激をいただきました。