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サフランの英語雑記帳

映画や本で出会った心に残るせりふ、旅先やおつきあいから拾った面白い言い回しなどを書き留めました。

Connecting dots ~点から点へ~

2015年12月18日 | その他
写真を数枚並べてみました。








江戸時代の画家、若冲の絵に魅かれました。特に金色を使わずに金を表現できる技に驚きました。そして高野山に行って朝のお勤めや夜の燈籠、ライトアップなどを見て暗闇の中での金色の輝きに心を強く惹かれました。そのあと観た映画”黄金のアデーレ”でクリムトの絵の背後にあるストーリーを知りました。偶然なのかたまたまなのかゴールドの色に縁がありました。私自身は身につけるもの、持ち物ではシルバーのほうが好きなのですが不思議な感じがします。次の出会いを楽しみにしたいと思います。



伝統芸能と女性 後半

2015年11月16日 | その他
昨日に続きまして今度は狂言です。
今回は女性パワー全開でした。三宅藤九郎さん(女性)、和泉淳子さん、そして弟の和泉元彌さん三人による外国人のためのワークショップと棒縛の上演をまず見せて頂きました。外国にも何回も出かけて公演活動をしているだけあってお話もとても慣れていらっしゃいました。お声も姿勢も鍛錬されているので見事でした。大きな舞台で響き渡る声と美しい動きに惹きつけられました。棒縛りの狂言のおかしさもたっぷり!
お食事を一緒にさせて頂いたのですが衣装を着替え、そこに現れたのは舞台の上の勇ましい演者から素敵なドレス姿のお二人に変身?なさっていました。女性がこの世界でやっていくことの大変さ厳しさも少しだけお話の中に出てきました。元彌さんももちろんとても素敵でした!3兄弟が本当に控えめでそれでいながら凛としたものを漂わせている姿は応援せずにはいられない気持ちになるのでした。

トリビア
#狂言は芸能の発祥ということだそうです。
#舞台の松  もともとは神が宿る松に向かって演じられていたということ。
途中から人間に向かって演じるようになった。松は奈良の春日大社にある松を表す。

10月の反省 でも 而今 ~今を生きる~ 

2015年10月22日 | その他
気がついたら10月も下旬ではありませんか!?
なんとブログをひと月以上書いていない!New Yorkの記録も途中のまま、次のイベントに身も心も奪われておりました。今年中には旅行記の続き書き足すことにいたします。(なんとゆるい心がけでしょう!)
久しぶりにブログに向かうと書きたいことが山のように溢れてきます。でも読んで下さる方もダラダラ長い文は付き合いきれないと思いますので友人から教えてもらった禅の言葉を一つご紹介。

友人、Mさんは書道の先生。我々に時折さりげなく俳句や機微のある美しい日本語を教えてくれます。先日、メールに添えてくれた言葉は『而今』。じこんともにこんとも読むようですが、、(仏教界ではニコンと読むことが多いようです。)これは道元禅師の悟り「過去にも囚われず未来にも囚われず、今を精一杯生き抜く」の意と教えてもらいました。この名前の名酒もあるそうでMさん、いつか一緒に飲めたらいいですね!素晴らしい言葉というのは色々な人をインスパイアするようです。トリビアですがカメラの"Nikon"は一瞬を切り取るということでこの『而今』からきているとか?そして"Canon"は『観音』ですって?本当ですか?

さてたまたまこの言葉を知った日に映画クラスの方でとても似たニュアンスの言い回しを教えてもらいました。こちらはballroom danceがお得意のH先生。
"Don't ask for pemission. Beg for forgiveness."
深く頷いた方も多いのでは。まとめますと今を大切にやりたいことをやって機嫌よく生きていきましょう!
P.S.
道元がインスパイアされこの言葉が生まれた背景について書いてある本『典座教訓』さっそくアマゾンで注文しました。やっぱり読書の秋!




Hand Me Down お古?おニュー?

2015年08月17日 | その他

数日前に母から段ボールが二箱届きました。着物かと思っていたら今回は洋服でした。以前母が買ってしかもほとんどの品は袖を通していないものばかり。もう着るつもりもないしサイズも合わないのでそちらで処分してくれとのこと。昭和時代のスーツやドレス(しかもプリント柄)がこれでもかと出てきました。水村美苗の「母の遺産」のあるくだりを思い出しました。
”大柄の花の散った白地の絹のスカーフ、控えめにラメの入った濃い紫色のルールのドレス、、老人の特徴で、いつ買ったのか時代不明のものばかり身につけていたが、凝っていて、、、”
一瞬めまいがしましたが、娘と着れそうなものは着てみようかと数点選び、たまたま家に来てくれた友人達にも無理やりファッションショーをしてもらい何点か引き取ってもらいました。

母としてはいよいよ"sorting out"整理片付け、いわゆる身辺整理を始めたのでしょう。まだまだ氷山の一角。おりしもお盆なのでもらったおニューのお古を娘とそれぞれ工夫して着ていきました。母にも喜んでもらえました。するとまた奥の部屋から別の衣類が、、、見事な手刺繍の一品。

しばらくは昭和ファッションに挑戦です。先日見た映画"Advanced Style"の心境です。そのまま着るのではなく自分のものにblend inさせてコーディネート。ちょっと変な格好しているなあと私の姿を見て思われたら母のものをがんばってきているのだと思って下さいね。

Birthday Presents いろいろ

2015年08月16日 | その他
8月は友人や身内の誕生日の多い月でした。
どのようにお祝いするか家族それぞれ、人それぞれかと思います。私は自分に関しては無視してくださいという年齢なのですが、あちらでは年齢に関係なく子供でも大人でも楽しく過ごすことが多いのではないでしょうか?

#TammyとLarryの場合
私のアメリカのいとこのタミーと叔父のラーリーはとても仲の良い親子です。
Larryからメールが届きました。

"Gave Tammy a fifty dollar bill for her 50th birthday as well as taking her to eat lunch. The whole family then took het to TGIF to eat dinner....."
彼としてはcookingまではできなかったのでしょう。食事はレストランで。50歳の誕生日に50ドル札とはお年玉のようですね!いくつになっても親子は親子。自然な二人のありようが伝わってきます。

#追加のプレゼントは??
私のプレゼント好きの知り合いは贈り物がとても上手。誕生日だけでは足りなくてまた何かプレゼントしたい場合"unbirthday present" といってさりげなく人に贈り物をします。これは私もぜひ真似したいテクニック。

みなさんは大切な人にどのように贈り物をしますか?