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サフランの英語雑記帳

映画や本で出会った心に残るせりふ、旅先やおつきあいから拾った面白い言い回しなどを書き留めました。

外国の友人が喜んでくれたこと ~おもてなし~

2016年04月17日 | その他
桜の季節に合わせてマニラ(フィリピン)とアデレード(オーストラリア)から友人たちが3人日本にやってきました。毎年来ている人、なんと30年以上ぶりの人、その中間の人といろいろだったのですが学生時代に一緒に船に乗った仲間なのでreunionといったところです。変更の変更でこちらの受け入れ側の中心メンバーが大変でした。どこを見て回るか、何をしたいのか前日までなかなか決まらない、または変えてしまう彼女たちに臨機応変に対応したのが一番良かったのではないかと思います。
私は主にメルボルンから来たヨリーと三日間おつきあいしました。
皆さんの中で外国のお友達やお客様を案内される場合があるかもしれませんね、ご参考になるかどうかわかりませんがいくつかメモしてみます。

#どこに行くかというより仲間(友人たち)に会いたい。
#食事は日本食!(おすし、鯛茶漬け、土鍋仕立ての和風ビーフシチュウなど 気にいって食べてくれました。地方の地元のもの。)
#パスがあったので日帰りで金沢、京都、秋田など疲れ知らずに出かけていま した。
#アイフォンの6購入。銀座4丁目のショールームは日本語より外国語の方が聞こえてきます。英語もオーストラリアの人が対応してくれたので大変助かりました。
#ひたすらおしゃべり。女性はなんといってもそれが一番楽しいのでしょう  か?移動中も何かを待っている間も。気がつくと本音トーク!
#歌舞伎座の近くのホテルだったので観たいか聞いてみたところ観たいといったので「身代わり座禅」をみてもらうことにしました。この作品は分かりやすくて面白い作品なので初心者や外国の方にはおすすめです。案の定とても楽しんでもらえました。

おまけの話
## 1000円札  千円札の人物を見てYollyは" He looks like he just got up. Look at his hair ! Hahaha,," ところが真ん中に薄く写っている野口英世を見て" Now he's all right." と笑っていました。彼が有名な細菌学者で梅毒の研究に貢献したことを伝えるとびっくりしていました。彼女の目から見ると彼のヘアが起き抜けのぼさぼさヘアに見えたようです。でも真ん中の楕円形の中にもう一人の野口英世がいたなんて彼女に言われるまで全く気づきませんでした!みなさん、お札を見てください。こちらは髪の毛が整っているのです。

Hina doll in red ! ~赤いお雛様~

2016年03月03日 | その他
最近日本橋でタイムトリップするのが好きです。友人の導きもあり江戸の香りの残る日本橋、老舗が暖簾を並べる日本橋をときおり散策するようになりました。
コレドの裏手にある漆の店におじゃましました。
ウインドーで目を引いたのがこちらの朱色の無地の着物をお召しになったお内裏様とお雛様。お店の人に尋ねるとある男性が奥様の60歳のお祝いに注文したお雛様から、商品開発して作られたものだということ。娘時代に飾るものからはたして還暦雛として定着するでしょうか??(お顔は還暦ではありませんでした。)

伝言ゲームは英語で??

2016年01月27日 | その他
週末、娘のbirthday party を自宅でしました。とにかく楽しい一日になればとうきうき準備をしました。
食事とケーキの間にゲームを一つ入れようと伝言ゲームを用意しました。これが家が爆発する位盛り上りました。これは万国共通のゲームのようです。

"broken telephone !!"
またはtelephoneともいうようです。はやくも始める前から大騒ぎ。グループを7,8人ぐらいのふたグループに分けました。一回目は英文の伝言。これは問題なくクリア。二つ目は日本語の文章にしました。というのはほとんど外国の友人達だったのでその方がチャレンジングで面白いと思いました。

①性格が表れる伝言ゲーム
単なる余興のゲームなのに皆さん真剣そのもの。そしてコーフンしたり、相手のチームにヤジを飛ばしたり中傷したり勝つためにありとあらゆる陰謀手段を使っていました。おかしかったのは女性の方が攻撃的でした。男性軍はあっけにとられていました。
② 職業のスキルが、、、
#発表の時、”口頭で話してはだめ。ちゃんと紙に書かないと。真似されてしまう。”といったのはカナダ出身の弁護士の女性。
#日本語のレベルがばらばらだったのですが弱い方のチームはなんとリーダーがしっかり”一文ずつパスしていこう。”と細かくリード。さすが経営学の専門家。
③最後にしっかり細かいところまで文章化したのはラオス出身の通訳。
言葉が好きな人や日本語が得意な人はもう一回やりたいとリクエストしていました。

当日私が一番苦労したのはケーキのスライスでした。ひとつでは足りないのでふたつ焼いたのですがそれを横にそれぞれスライスしてフルーツやクリームを挟みたてにタワーのように積み上げました。写真では小さく見えるのですが実はこれはアメリカサイズの型で焼いて高さも20cm近くになりました。中はレモンと抹茶の色のきれいな4層なんです。これを20等分するのは大変でした!男の子たちがあちこちからフォークなどで支えてくれて、”築地のマグロの解体みたいだ。””本当だ。”来年は絶対タワーにはしないと心に誓いました。





All Well That ends Well ではない

2016年01月04日 | その他


2016年明けましておめでとうございます!
今年は穏やかな天候に恵まれよいお正月が送れたのではないでしょうか。
今年一年が皆さまにとりまして良い一年になりますよう!!

さて今年のNew Year's Resolutionです。5本指に収まらないほどたくさんのああしたい、こうしたい、と願望があります。しかし、一日にこれではいけないと思ったのが上の格言でした。
『All Well That Ends Well』~終りよければすべてよし~、駅の階段を駆け下りて電車に間に合った、よかった!と思ったと同時にこれではいけない!と思い、口からこの言葉がついて出ました。間に合えばいいというものではない、運よくいけばよかったというものではない、プロセスをもう少し丁寧にしっかり、時間の余裕をもう少しもって物事にあたろうと思います。

私の今年の運勢によると2016年は休息と準備の一年とか、、じっくり構えてすごしていきたいものです。
    皆さまも幸多き2016年になりますように!

対話と会話

2015年12月28日 | その他
クリスマス、冬休みはいかがお過ごしでしたか?
今年は料理でいうと、紅色やパープル色の食材に魅かれた年でした。(ビーツ、沖縄の紅イモ、紫キャベツ)最後はハボタンの色に合わせてクリスマスのテーブルもパープルにしました。写真はいただきもののシュトーレンを主役に抹茶をたっぷり入れて焼いたクリスマスツリーのクッキー、ミンスパイとアップルパイを合体させたサフラン(私)オリジナルクリスマスパイ、、などデザートのテーブルです。シュトーレンと少し甘めでフルーティな赤ワインがとても合うということを実感しました!メインは今年はスペイン料理にしました。とてもよくできたのですが気がついたら食べつくしてしまい、自分の記録用の写真すら撮るのを忘れてしまいました!

さて前置きはこのくらいにしまして本題です。劇作家の平田おりざさんの話を聞きました。彼曰く対話と会話は同じ話すという意味でも全く異なるとのこと。英語では対話はdialogue。会話が自分勝手にしゃべる、chatということでしょうか、に対してdialogueの方は相手がわかるように冗長性を持って伝えるということだそうです。辞書では芝居や本の中にある会話とは別に" a formal discussion between two groups or countries, especially when they are trying to solve a problem, end a dispute." と説明されていました。問題解決には単なるおしゃべりでは不十分ですね。相手にちゃんと自分の立場をわかりやすく届くように伝える努力が必要になってくると思います。おりざさんはヨーロッパで彼の作品を伝えるときに彼の日本人としてのオリジナリティを伝えるのに大変な努力があってのコメントだと思いました。こうしてみると自分の会話力がいかにおしゃべりに終始しているのかおもいしらされてしまいました。せめて忘れないようにと書いておくことにしました。