最近ゆったりと音楽を聞きながら本を読み、まどろんだ世界に
突入することが少なくなっているような気がする。
仕事はもちろん、家族のことも時間も空間も気にせず、自分一人の世界。
これってサイコーに至福の時なのだけどなぁ。
時間は作るものと思っているので、たとえそれが夜中というなら
それでいいし、家路の途中でお茶でもしながらひたるも良し。
とにかく作らないとできないものには違いない。
何かが犠牲になるようでは、本当のまどろんだ世界には浸れないのだ。
そろそろ気候も良くなってきているので、大好きな木漏れ日の下、ベンチに座って過ごすことができたらさぞしあわせだろうなぁ。
日記や本といった決してデジタルではない世界は、
デジタルの世界で生きている私達現代人には不可欠だと思う。
携帯やPCで読む小説とはまた違う、印刷された活字であるからわかること、
なごむことってあると思うんだよね。
地デジとかいう言葉を聞いて久しいけど、アナログを忘れちゃいけないのだよね。
何かと新しいものが目につく昨今、いろいろなメディアが存在するけど、
考えてみれば心に残るものはどれもアナログのものばかりだと思う。
古書や小説、名画なんか特にそうだ。
新しい物に飛びつく気持ちも必要だし、知っておくことも大切ではあろうけど、
私はやっぱりアナログがいい。便利とはまた違う話だ。
どうも最近は便利じゃない=不便、という定理が存在しているように思える。
実は便利じゃない=不変ということなのに。
これが人間の奥底にある絶対的な欲望だと思うのに。
仕事をデジタルで効率良く終わらせ、あまった時間をアナログに投資する。
これが今の時代のやり方なのかもしれない。
社長他役員から今後の説明がありました。
とりあえず雇用は継続されるそうで・・。建物の名称もそのままらしい。
しかし、喜んでいる場合ではないこともわかっている。
同僚には、はしゃいでいる人がいたけど、その人なりの
ひとつの切替スイッチなのかもしれない。
しばらくは現地へ単身赴任するとしても、こちらに帰ってこれるかどうかは??
治療が受けられるかどうかもわからないし。
どうであれ雇用が継続することには感謝しなければならないね。
貼紙ひとつで会社解散解雇という会社を散々見てきたからね。
遅かれ早かれ会社の自力存続は難しかったから、
ケリがついたことは良いことだと思う。
しかし、この先がやはり不透明。
元役員達は良いことばかりをまくし立てていたけど、
そんなに甘くないことはわかっている。
相手の会社がどういうことを考えているか。それによってこちらも
考えるところは考えていかないとね。
身体よりも家族と離れるというのが一番キツイなぁ。
娘の顔を見れなくなっちゃうのかぁ・・。
単身赴任している人が日本中にいらっしゃるわけだから、
そこでヘコたれるわけにはいかないな。
よっしゃ!イッたるでぇ。やったるでぇ。東京での仕事は簡単過ぎて
物足りなく感じていたから、現場育ちの私としてはいろいろなチャンス。
そう捉えてやっていこう。ダメ元のところを救ってもらったんだから。
貢献できるようにできることをしよう。
いろいろな形で応援してくださった皆様、本当に感謝しております。
皆様から良い切替スイッチを頂戴いたしました。
そして今、スイッチONすることができる自分を感じています。
きっとSABAVIANは戻ってきます。今より元気になって