肝炎Sabavian:風になる日記

《優 し く 吹 く 風 に な る》
やさしく吹く、そよ風のような人になるために・・

ユニクロへ

2010年01月31日 | Weblog
今日は、昨日じいちゃんちで見たユニクロのチラシの品を買いに、TOC五反田へ行って来ました。

すいていて、ゆっくり見ることができて楽しかった。

冬は暗い色の服が多くなるからどうもさびしいと思ってたんだよねぇ。

ちょっとハデなのがいいなぁと選んだのがこの蛍光カラーのフリース。

外食して帰宅したら、娘が早速着てみせてくれたよ。

うん、まあまあかな。
安いし目立つしあったかいし、言うことありません。

スーツに飽きたら着てみようっと。

肝炎物語6

2010年01月30日 | 物語
このダルさでは仕事はできない。立つのもやっとだからだ。

微熱も続き、食欲もない。体が落ち着くまで出社は難しいだろう。

落ち着くといってもそれはいつのことなのか?
答えが見つからない自問ばかりで、気もめいる。それでも自問は続くのだった。

この先仕事を失ったら、どうやって生きていけばいい?
治らないというのは命の終わりがすぐそこという意味なのか?
そもそも肝炎とはなんだ?どうしてウィルスが体にいるんだ?

何を考えても悶々とするばかりだった。

覚悟を決めて明日会社に行き、話をしてみよう。



翌朝、やはり妻の運転で仕事場へ向かう。

みんなが風邪はよくなった? そう聞いてくれる。

涙がこぼれそうになるのをこらえ、上司と別室へ。

足取りは相変わらずフラフラしているが、気持ちだけはシャンとしていた。

霞みゆく未来

2010年01月30日 | Weblog
霞んでよく見えない未来に何を見るか。

その見方で人生は大きく変わる。

霞んでいる未来のゴールは誰もが行き着く人生の終焉、死だ。

霞んで見えるのは、死というゴールを見えないようにする自己防衛が働いているからなんだろうね。

霞んでいるから楽に生きられることもある。

みんな霞む未来をクリアにしようともがくけれど、それが必ずしも良いとは言えないよね。

クリアにすることより、霞む世界で自分らしく生きることにチカラを注ぐことが大切な時もある。

目標は未来にあるというより、己と共にあるのかもしれないね。

僕を変えてゆくもの

2010年01月30日 | Weblog
この46年間で、僕の人生を大きく変えたことってなんだろうか?

何かの出来事?

例えば肝炎とか?
親愛していた人の死とか?
子供が生まれてきてくれたこととか?

どれもYESだし、どれもNOだと言える。

よく考えてみるとわかるけど、自分の人生を変えてきたのは、
いつも自分の気持ちだったように感じる。

気持ちの後押しをしてくれたのが病気や子供だったことは間違いないが、
変わろうと決めたのは自分の気持ちだ。

謂わば、気持ちの持ち方ひとつで人生などいくらでも変えられるということ。

運命が変えられないなら、気持ちを強く持って、アプローチだけでも変えてみよう。


浅田次郎さんの本

2010年01月30日 | Weblog
私は本を読むのが好きだ。

おかげで自宅駅を乗り過ごしたこと数え切れず、

気分にもよるが、短編小説を、しかもいろいろな

作品が載っているのが良い。


波長の合った物があると、その作者の長編小説を探しに行く、というパターン。


特に浅田次郎さんの本が良い。相性が良い。

浅田さんの本との出合いは確か「天国までの百マイル」だったかなぁ?

私のブログにも登場した‘Open your heart’はここからの言葉だった。

その後「鉄道員」「勇気凛々ルリの色」などを読破したっけね。


浅田さんの作品は感動するのだけど押し付けがない。

泣かせるための本ではなくて、感動するための本を書ける人はとても少ないよね。

染みるっていうのでしょうか。ジーンとしちゃう。文章なのに絵本のような感じ。


前に浅田さんの本を電車で読んでいて、ある一行でノックダウンされてしまい、

涙が溢れてしまったことがあります。とても困ったけど、とても感動しました。


浅田さんの本は結構映画化されているけど、キャスティングが

良いので原作を裏切らない作りになっているのも特徴ですね。


しっかりオヤジ目線で物を見て、頑固なのにやわらかい印象がもたれる文章を

書けるというのは、私にとっては神業としか言いようがありません。